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フリーターがパート(アルバイト)で社会保険に加入するメリットデメリットも

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こんにちは、つぐり(@tsuguriguri)と申します。

前回、「憧れの職業と言われていた美容師の現実は、重労働・安月給だった」という記事を寄稿させていただいたのですが、今回はその記事の後日談となります。

美容師を辞めたわたしは、フリーターへと転身したわけなのですが…。

残念なことに、どうやらまたもや社畜となってしまったようです!

身をもって体験した、パート・アルバイトでも社畜になってしまう現実を今回はお伝えしたいと思います。

フリーターが社会保険に加入したらどうなる?

社畜フリーターへの道は、社会保険への加入がスタートでした。

ざっくりと説明すると…社会保険に加入してから、社員並みの労働が前提となり、シフトも固定化。

社会保険加入者は、週40時間(週休2日、1日当たりの実働時間が8時間)を目安に働くのが一般的です。

しかし、繁忙期には度重なる残業と休日出勤が増えていき、いつしか実働時間が社員を超えて、14連勤。

…結果的に社畜になりました。

社会保険に入ろうとしている方は多いとは思いますが、企業の言いなりになってしまうとただの便利屋さんとして扱われ、損することが増えてしまいます。

以下では、社会保険に加入するメリットとデメリット、社畜を回避するポイントをお伝えしていこうと思います。

社会保険に加入するメリット

社会保険への加入は、メリットがたくさんあります。

健康保険・年金・住民税など…。

加入には条件がありますが、パート・アルバイトでも、正社員と同じ社会保障が得られます。

国民健康保険は会社の健康保険、国民年金は厚生年金へと切り替えとなります。

それぞれの保険料が安くなり、保障も厚くなるケースが多いので、単純に「保障」という目で見ればお得です。

社会保険に加入して感じたデメリット

社会保険に加入すると様々なデメリットが現れました。

時間の拘束、仕事の責任など…職場にもよるとは思いますが、非加入よりも仕事量が増えることが多いようです。

現在、社畜フリーターとして、ドラッグストアで登録販売者という資格を持って働いています。

美容師だったおかげで化粧品の知識と、登録販売者資格で得た医薬品の知識もあり、おまけにフリーターでいつでも働ける人材。

本来は、化粧品・医薬品の接客と売場担当(メンテナンス・発注)だけだったのですが、店内放送用の原稿を作ったり、バイトさんの教育係もしていました。

どんどん仕事量が増え、何の仕事をしているのかよくわからない状態に。

そんなわたしは、いつの間にか、お店の「便利屋さん」へと変貌していました。

フリーターなのに、シフトの融通が全く利かない

「フリーターが社会保険に加入したらどうなる?」の項目でも取り上げましたが、社会保険の加入に伴い、シフトが固定化となりました。

正しくは、わたしより以前に働いていたパートさん達の存在が強すぎて、なかなか休みが取れなくなってしまったことが原因です。

もともとは、入りたい・入れる日にシフト希望を出し、休みたいところは×を付けるようなシステムです。

基本的なシフト制の仕組みかと思います。

フリーターという立場で、朝晩どの時間帯でも入れるようにしていた(契約時の労働条件だった)ので、誰かが休めば穴埋め要員に。

スタッフの都合によっては当日は遅番、翌日は早番なんていうシフトも多かったので、思い描いていた余裕あるフリーター生活からどんどんかけ離れていくことになりました。

自宅も徒歩5分だったので、急に呼ばれることもしばしば…。

これを繰り返していたら、14連勤を達成!

他社で掛け持ちバイトしてるので、本当にこの時期はつらかったです。

フリーターだからこそ、社畜になってしまう

社会保険に加入すれば、保障といった面で大きなメリットを得ることができます。

しかし、働き方に明確なビジョンがある人は、枷になってしまうのでは?と感じました。

わたしは、「休みたいときに休みたい・掛け持ちで働いているから束縛されるのは困る・残業で疲弊したくない」という正社員ではなかなか叶わない希望があって、フリーターになりました。

社会保険に加入したら、すべてが叶えられなくなって働き方について悩むことに…。

シフトで言えば、企業に貢献するのが第一条件となり、希望が優先されないこともしばしば。

仕事量で言えば、正社員並みの仕事量となり、それに付随して責任も増えます。

フリーターで社会保険に加入すると、「いつでも働ける」ということが会社の勝手な常識・認識であり、要求となります。

仕事量は増える、シフトの希望が通らない…これなら正社員で働けばいいんじゃないかな?と思えるくらいです。

未婚で子どももいない場合は、都合のいい人材になってしまいやすい傾向にあると言えるでしょう。

社会保険に加入しても社畜にならないための3つのポイント

今回の経験で、社畜を回避するポイントを3つ発見できました。

  • 自分の働ける時間・条件を明確に伝えておく
  • 無理してシフト変更しなくてもいい
  • 自分優位になるように、スキルを得る

このポイントさえ守っておけば、社会保険に加入しても社畜にはなりにくいと思われます!

上記のポイントについて、簡単に理由をお話したいと思います。

1.自分の働ける時間・条件を明確に伝えておく

面接時に、「いつでもいけます!」なんて言ってはいけません。

わたしの場合、この一言ですべてが狂ったといっても過言ではありません。

無理して「いつでもいける」と言っても、いつまでその状態を保てるかわからないのであれば、最初から言わない方が自分にとっても、企業にとっても良いと思います。

2.無理してシフト変更しなくてもいい

病気や急な予定で出られなくなったスタッフの分も勤怠管理をちょっとごまかして、代わりに入っていたことが多々ありました。

働ける時間・条件を明確に伝えておけば、わたしのように欠員の分まで無理して入る必要もなくなります。

お願いされたら断れない性格の方は、心を鬼にして断りましょう。

余裕があれば交代でもいいですが、わざわざ無理してシフトに入る必要はないんです。

3.自分優位になるように、スキルを得る

今更気付いたことなんですが、パート・アルバイトの立場では、スキルさえあればスキルを盾にして、自分優位の働き方はいくらでも選べます。

わたしと、現在勤めている職場の場合、資格も業務内容も幅広く対応できるので、人材としてはかなり動きやすくなるはずなんですが…。

あれ?おかしいな…。

資格は要らないと言われることもありますが、やっぱり資格はあると安心

わたしの場合は登録販売者という資格ですが、入社当初から持っていたわけではなく、途中で取得しました。

時給が上がるという理由だけで取った資格ですが、あるのとないのとでは扱いが少し変わります。

これは現在働いているドラッグストアの場合ですが、もし閉店となっても、資格がある人は優先して他店舗への異動が可能という話を聞いたことがあります。

家の近くの店に異動したいということも可能で、企業が求める資格さえあれば、自分都合で比較的動きやすくなります。

資格は要らないとの声をよく耳にしますが、やはり資格は持っておくと強い切り札になると感じました。

まとめ:働き方によっては理想の職場、間違えると社畜の道へ

社畜や便利屋さんにならないためにも、自分のポジション作りが大切です。

わたしのような企業優位の提案はNGですよ!

企業の欲しい人材の条件を満たしつつ、自分の動きやすいように希望を伝えていけば社会保険も備えて働きやすい、理想の職場にもなります。

まさか、フリーターになってまで社畜になると思ってなかったので、ある意味貴重な体験かなと思います。

今後法改正などで、どんどん働く主婦の方が増えてくると思うので、この体験が参考になれば幸いです。

この記事を書いた人

名前:つぐり

フリーター生活を楽しみつつ、クリエイティブなことも仕事にしたい人。
ライター、イラストレーター、webデザイナーのパラレルクリエイターを目指しています。

ブログ:tsugurism
twitter:@tsuguriguri

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