会社辞めたい PR

「仕事が本当に嫌いで毎日がつらすぎる人」がすべきことについて語る

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

こんにちは、Shinと申します。

普段は外資系コンサルティングファームで戦略コンサルタントとして働きつつ、「Outward Matrix」というビジネス関連ブログを書いたり、仕事に関するオンラインコミュニティを運営したり、無料メルマガを配信したりしています。

先日、メールでこんなご相談をお受けしました。

  • 現在進行形で、会社に行きたくない
  • 今飛び降りたら楽になるかも、と考えてしまう
  • くだらない、仕事している意味がない、と思っている
  • 自分自身を変えようと思って、いろいろな本やサイトを見たが、状況は変わらない
  • いったいどうすればがんばれるようになるのか、周りの人に価値を提供できるようになるのか、わからなくなってしまった

まるで過去の自分を見ているようで、強く共感しました。

この記事では、この相談者の方と同じように思っている方に、現役コンサルの自分が解決策を提示していきます。

【仕事に行きたくない人へ】あなたが会社を休んでも良い理由この記事はどうしても仕事に行きたく無くて、ここに辿りついた人に向けて書いています。 仕事に行こうとすると吐き気がする。 ...

「仕事ができない」のはあなただけのせいではない

その方は、メールも非常に理知的でした。

今現在どのようなことをしているのか、何を感じているのか、それがとても論理的に、かつ情感豊かに書かれていました。

よい文章を書けるということは、かなりのレベルのコミュニケーション能力があり、資料作成やメール作成にも優れていると推測できます。

また、自分自身を変えようと日々勉強もしており、非常にすばらしいですよね。

  • この方は果たして本当に「ダメなやつ」なのか?
  • 仕事ができない、評価されないのは、本当に「自己責任」なのか?

ぼくはそうは思いません。

この方に限らず、本来は非常に一生懸命で優秀なのに

「お前なんかダメだ」「使えない」「もうやめてしまえよ」

といわれるケースは、実は珍しくありません。

ぼくも、会社に入った当時はかなり辛い思いをしました。

「なるべく楽をしよう」

「仕事なんて適当でいい」

と思っていたわけではありません。

入社前の課題図書もしっかり読み

「これから一生懸命働いて、立派なコンサルタントになってやるんだ!」

と、ぼくは目を輝かせながら思っていたのです。

しかし、それでも仕事では結果が出せなかった。最終的には、ベッドから起き上がれずに会社にいけなくなるほど追い込まれてしまったのです。

それが「仕事」なのです。

いくら基礎的な能力があっても、やる気があっても、健康を害したり自ら命を絶つほど追い込まれてしまう可能性がある危険な活動、それが「仕事」なのです。

しかし、実は逆のタイプの人もいます。

  • 仕事が楽しくて楽しくてたまらない
  • やればやるだけ成果が出る
  • どんどんいい機会を手に入れられる

そういう人もいますよね。

では、どこにその違いがあるのでしょうか。

「結果を出しやすい環境」に移動してみよう。

先ほど申し上げたとおり、相談してくださった方を私はとても優秀だと感じました。

そもそも、自分のことを開示できたり、メールで見ず知らずの人に相談できたりする時点で、アクションを起こす力が非常に高いのです。

さらに、メールの文面自体もすばらしいので、論理的にアウトプットする力もあります。

仕事での評価は、必ずしも実力だけではないのです。

もうひとつの大きなファクターとしてあげられるのは、やはり「環境」なのです。

いくら実力がある人でも、下記のような状況になると結果は出ません。

  • こなしきれないほどの大量のタスクを抱えている
  • 上司とどうしてもそりが合わず、つまらなく結果が出せない仕事ばかり振られる

そんな状況だと、いくら自分自身の力を磨いても結果は出ません。

たとえば、「人類史上最速のスプリンター」といわれるウサイン・ボルト。

彼は陸上競技場であれば、誰にも負けないほどの結果を出すことができます。

しかし、彼のフィールドが、水がたくさんはいっているプールになったらどうでしょうか。

いくら彼でも、プールの中では100メートルを9秒台で走ることは不可能です。

水泳をずっとやってきている、そこらへんの高校生にも負けてしてしまうかもしれません。

これは当たり前の話で、「ボルトには実力がないからだ」という批判は起こらないでしょう。

「彼は走りのプロだけれども、泳ぎのプロではないよね」

で終わる話です。

でも、仕事だとすぐに

  • 「実力が低いからだ」
  • 「頑張りが足らないんだ」

となってしまいます。

もちろん、実力が足りないケースもあるかもしれません。

でも、それよりも大きい要因は、「環境」なのです。

ぼく自身、結果を出せるようになった要因のひとつとして、「上司」があります。

普通の会社だったら上司が変わることはあまりないと思いますが、コンサルティングファームの場合は数ヶ月単位でプロジェクトが変わっていくので、それに応じて上司も変わっていきます。

そのときに、自分のことを認めて、評価してくれる上司にやっと出会えたのです。

そこから、ぼくは自信と活力を取り戻し、精力的に仕事にも打ち込み、現在やっているようなブログの運営や本の出版等もできるようになったのです。

もしあなたが、今までいろいろと自己研鑽を積み、精一杯やってきたのにどうしても結果が出ない、もう会社に行きたくないぐらい追い込まれている、

そういう状況だったら、一度環境を変えてみましょう。

それだけで、本当に向いている仕事を見つけることが出来、一気に仕事が楽しくなるかもしれませんよ。

この記事を書いた人

男性。大学卒業後、志望をしていたコンサルティングファームに就職するも、仕事がまったくできずに落ちこぼれる。その後、オリジナルの仕事術を実践し、結果を残せるようになる。

現在は某外資系コンサルティングファームのマネジャーとして、複数のプロジェクトを管理し、企業の成長戦略業務などに携わっている。

勤務の傍ら、ビジネスブログ「Outward Matrix」を運営。ほかにも、仕事の悩みを解決するオンラインコミュニティ「Players」の運営、無料メールマガジンの配信、外部サイトへの寄稿、講演やセミナーなど多方面で活躍中。

著書に『コピー1枚とれなかったぼくの評価を1年で激変させた7つの仕事術』(ダイヤモンド社)、『シンプルTODOリスト仕事術』(ポプラ社)がある。

本当の「自分に向いてる仕事」の見つけ方
  • これが本当に自分に向いている仕事なの?
  • 本当はもっと自分が活躍できる場所があるんじゃないの?
  • そんな風に考えて今の職場で力を発揮できないのは自分の甘えなの?
  • 今の職場で駄目なのは才能云々では無くて、ただ単に自分がポンコツなだけなのかな……

そんな悩みを持っている方向けに

自分の強みを知って、自分に向いている仕事の見つけ方

をお伝えします