通勤時間を短くして、自分の時間を取り戻そう

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元銀行員ブロガーのRyoheiです。

三度目の寄稿となり、多くの方に読んでいただけている事に感謝をしたい。

まだ前回までの記事をお読みでない方は、こちらよりどうぞ。

メガバンクの出世競争の厳しさを、本音で語りたいと思う

2017.07.02

メガバンクがブラックな2つの理由。三菱東京UFJ銀行を辞めた話

2017.06.06

さて今回は、多くの人が悩まされる、『通勤地獄』についての話をしていきたい。

あなたもまさに今、『通勤地獄』で悩んではいないだろうか?

社畜に悩む人々が苦しむのは、何も仕事のあいだだけではない。

仕事以外の時間、すなわち通勤の時も、大変な思いをしている人はきっと少なくないだろう。

家から会社までが、あまりに遠すぎる人。

もしくは、通勤ラッシュによる満員電車に、この上ないストレスを感じている人など…。

まさに僕も銀行員時代、通勤地獄にとても悩まされていた。

そして、僕だけでなく、周りの同期や先輩、上司も通勤には非常に苦労をしていたのだ。

銀行員はおそらく、他のサラリーマンよりも通勤地獄に直面しやすい生き物だろう。

今日は、僕が身をもって体験した、銀行員時代の通勤地獄話をしようと思う。

そのうえで、通勤時間を短くする事による、言葉にできないほどの素晴らしさについて、あなたに伝えていきたい。

あなたが通勤地獄に悩んでいるなら、ぜひ僕が実体験から学んだ教訓を参考にしてもらえたら幸いだ。

それでは、順を追って話していきたい。

僕が経験した、片道2時間の『通勤地獄話』

僕は、1年目の頃、片道2時間弱かけて、自分の寮から支店に通っていた。

朝は新人だから早く行かないといけないという暗黙の決まりがあったが、それでも途方に暮れるほどの通勤時間だった。
(電車は15分に一度しか無かったので、待ち時間だけでも退屈してしまっていた)

5時に起き、6時の電車に乗り、8時前に会社に着くイメージだ。

電車の中で、飛行機用のネックピローを使って眠りに専念していたのは、今だから笑える話だろう。

そしてこれは、僕に限った事では無く、他の支店に配属になっていた同期も、通勤に悩まされている者がとても多かった。

寮から支店につくまで、電車を3~4回乗り換えている同期もおり

同期
「通勤だけで本当に疲れるよ…」

と愚痴をこぼしていたのをよく覚えている。

なぜ、ここまで銀行員は通勤に悩まされるのか?

僕が思う理由は、以下の2つだ。

支店の多さに比べ、寮の数が限られているから

あなたがどこの街でも見かける通り、メガバンクの支店は非常に多い。

僕が勤めていた三菱東京UFJ銀行は現在、個人の客に向けた支店は700以上、法人向けの支店は300弱もある。

法人向けは、正確には『支社』と言うが、ややこしいので『支店』で統一する

メガバンクの長い歴史の中で、多くの支店ができあがり、網羅されたネットワークが整備されているのである。

しかし、ここで一つ問題がある。

支店の多さに比べて、寮の数が限られているのだ。

2~3年に一度、銀行員にやってくる転勤に備え、全国には会社専用の寮が置かれている。

だが、その数は、支店に比べて決して多くはない。

僕の寮では、覚えている限り、10~15店舗くらいの支店に配属されている人達が、まとまって一つの寮に住んでいた。一つの寮に、50~60人が共同生活で住んでいるイメージだ。

なので、運が悪い銀行員は、寮から支店が非常に遠くなってしまうの。

僕はとりわけ運が悪い方で、2時間弱かけて通勤をしていた、というわけだ。

このあまりに多い支店の数が、通勤地獄を生み出す一つの原因になってしまっている、というのが僕の考えだ。

若手は基本、寮からは抜け出せない

ここまで読んだあなたは、一つ思っただろう。

「そんなの、寮から出て一人暮らしをすれば良いじゃないか」

もちろん、そのような意見が出るのは当然だ。

だが、けっしてそう簡単にうまくいかないのが、銀行という、なんとも難しい組織なのだ。

入社したばかりの新人はもちろん、結婚するまでの若手は基本、寮からは抜け出せない。

その背景には

『寮での共同生活により、上下関係をはぐくむべき』

との昔からの社風が存在するようである。

上司に聞いても、この社風は昔からあったようで、先輩との二人部屋で生活を余儀なくされていた時代もあったそうだった。
(今は一応、一人につき一部屋にはなっているが)

なので、支店によっては、なかなか上司やトップに対して、寮を出たいという希望は出しづらい現実がある。

だから、通勤が辛くても、我慢をするしかないのだ。

また、なんとか寮を抜け出しても、あらたな問題がでてくる。

僕の銀行では、一人暮らしをするための、住宅手当は一切出なかったのだ。

「寮から出るのは自分の都合なので、あなたで払いなさい」

というのが会社の言い分なのだろう。

こうなると、わざわざお金を払って一人暮らしをする人は少なくなり、結局いままで通り寮生活をえらんでしまう者は、僕の周りにもとても多かった。

そうしてみんな、通勤地獄を仕方ないものと割り切り、仕事以外でも耐える日々を送る事になってしまっていたのだ。

新幹線で出勤していた銀行員の実話


この通勤地獄は、何も独身の若手に限りはしない。

結婚をしている上司でも、通勤に悩んでいる人を僕はたくさん見かけた。

驚くべきは、毎日の通勤に新幹線を使っていた上司が何人もいた事だ。

理由は単純で、その上司たちはすでに家を買っていて、毎日その家から通っていたからだった。

転勤によって、家から勤務先が離れても、なんとか自宅から通おうとする人は少なくなかった。

(これは僕の意見だが、転勤が絶えない銀行員は絶対、家を買うべきではない。家を買った瞬間、遠くの地方に転勤になった知り合いもいたほどだ)

もちろん、新幹線代は自腹だ。

上司たちは、お金で時間を買う通勤生活を、余儀なくされていたのである。

この新幹線通勤は実際、僕も数え切れないほどあった

寮から支店まであまりに遠かったので、それまでに電車が止まる事がしばしばあったからだ。

電車が止まっても、会社には行かなければいけないから、しかたなく新幹線を使う。

自腹で、会社に行くためにお金を払っていたのだ。

この新幹線通勤は、当時、選択の余地が無かった。

寮にいる同じ支店の同期も先輩も、みんな新幹線に乗っていたので、自分も乗らないといけなかったのだ。

自分一人だけ電車が動くのを待ち、会社に遅れて出勤するなど、周りの目を考えるとそんな選択肢は無かった。

悲しい事だが、昔ながらの会社にとっては、『どんな悪天候でも出勤する事こそ善』という風潮は、決して変わらないと思う。

少しずつ耳にするようになっているフレックスタイムなんて、頭の固い企業にはまだまだ行き渡らないだろう。

フレックスタイム:従業員が日々の始業・終業時刻を自身で決定して働く事ができる制度。僕が銀行員の頃は、この制度の利用者は見た事が無かったし、会社が導入しているのかも分からなかった。

『通勤時間は何も生まない』と、身をもって知った


ここまで、通勤地獄についての辛さを語ってきたが、おそらくこう反論する人もいるだろう。

「通勤時間など、辛くなるかどうかは自分の工夫次第だ。自分の時間の使いようで有意義なものに変えられる!」

もちろん、僕も多くのサラリーマンと同じように、通勤時間をなんとか有意義な時間にしようと努力はした。

新聞を読む事を始め、電車内で英語のリスニングをしたり、本を読んだり、資格の勉強をしたりなどだ。

しかし、『通勤時間の工夫』など、実際は大して実現できない事を、僕は身をもって実感した。

なぜか。

朝の通勤電車内はいつも満員電車に近い状態であり、スマホすら自由に触れるスペースは無かった。

まさしく、立っているだけで、ストレスに体力をうばわれてしまう状態だ。

満員電車の中では座席に座るのにただ必死で、誰がどの駅で降りるのかを記憶しておき、即興の椅子取りゲームに気を取られていたのが毎朝の日課だ。

(あなたも実感があると思うが、朝のサラリーマンほど心にゆとりがない生き物はいないと思う)

このままではまずいと思い、電車内をゆっくり過ごすため、もっと空いている電車に乗ろうと普段より早起きする事も試みた。

だが、結局は電車内で猛烈に襲ってくる眠気に勝てず、質の低い眠りについてしまい、気づいたら駅に到着しているケースがほとんどだった。

また、会社から寮への帰り道も、有意義な時間にはなかなかする事が出来なかった。

同じ寮の先輩も自宅から通っている上司も、みな帰る方向は基本同じだったので、会社の外に出ても気を遣う事があり、ゆっくりできずストレスにもなっていた。

仕事の話が出来て勉強になる時もあったが、あまりに帰るまでの時間が長いので、自然と仕事の話からは逸れて、途中からはほとんど適当な雑談がひたすら続いていた。

そう、思い返すと結局、僕は長い長い通勤時間の中で、ただひたすらに時間の浪費をしていたのだ。

そこには、工夫なんてものは何の役にも立たなかった。

『通勤時間は何も生まない』と、僕は身をもって知ったのだった。

あなたも、通勤時間をどう過ごしているか、改めて振り返って欲しい。

朝の出勤であれば、大抵は新聞をさっと読み、その後はスマホをいじって時間をつぶしている事だろう。

夜の帰りには、もう疲労が限界にきているので、ボーっとするか、朝と同じようにスマホを何気なくいじって、早く家につかないかとひたすら待ちながら電車に揺られていると思う。

まさに、銀行員時代の僕と同じ人は本当に多いだろう。

僕は身をもって実感したからこそ、言いたい。

通勤時間は、人生にとって、何も生みはしない空白の時間でしかないのだ…。

まとめ:通勤時間を短くして、自分の時間を取り戻そう


いかがだっただろうか。

今回は、僕の通勤地獄のブラック体験を、赤裸々に話してきた。

もう一つだけ、ある話をしたいと思う。

僕は社会人1年目の頃、堀江貴文さん著の『ゼロ』を読んだが、その本の中で彼はこう言っていた。

「人生が豊かにならない理由は、間違いなく時間が無いからだ」

通勤地獄に悩んでいた当時の僕は、この言葉にひどく共感した。

そうだ、間違いない。その通りだ。

自分が通勤でこんなにも辛い思いをしていた理由は、まさしく時間に追われているからだった。

通勤時間が長ければ長いほど、ストレスが比例して増えてしまい、決して豊かな人生は手に入らない。

ぼくはそれを、会社を辞めてから改めて感じた。

朝ゆっくり起きれる事の素晴らしさ。

ストレスが充満する満員電車と無縁の生活を送れる日々。

これらはごく普通な事なのに、言葉にできないほどの幸せを感じるだろう。

時間とは、それほど貴重なものなのだ。

だから、あなたにも伝えたい。

「通勤で苦しんでいるなら、今一度、通勤を見直して欲しい」

勤務場所の変更願いが出来るなら、あらためてチャレンジしてみて欲しい。

それが無理なら、お金を出して会社の近くに一人暮らしする事も考えてみよう。

それだけの価値が、間違いなくあるものだ。

通勤時間が短くなれば、仕事で苦しむあなたの心もやわらぐ事だろう。

どうか忘れないで欲しい。

人生が豊かにならない理由は、自分の時間が無いからだ。

あなたも通勤時間を短くして、自分の時間を取り戻そう。

この記事を書いた人

名前:Ryohei

説明:元メガバンク銀行員の27歳。 支社〜本部にて法人営業の後、自由を求めて独立へ。

カネや株式投資、働き方について発信していきます。

ブログ:BANK ACADEMY

twitter: @ryoheifree

管理人:☆←ヒトデの一言

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