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会社を辞める直前の精神状態を、当時購入していた本で紐解いてみた

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はじめまして、ニシキドアヤト(@art_0214)と申します。

平日の真昼間、河川敷から失礼します。

平日の昼間から良い大人がこんなところでダラダラ散歩していると

  • 「仕事はどうしたの?」
  • 「お得意様にメールは?」
  • 「会議で使うプレゼン資料はもう出来た?」
  • 「なんでそっち向いてるの?川は反対側だよ?」
  • 「そのグラサンがプリントされたシャツ、ダサくない?」

 

など、色々思うことはあるかもしれませんが、もういいんです。

なぜなら・・・

 

もう仕事、辞めちゃったもんねーーー!!いえーーい!!!

 

(すたっ)

だからもう毎日決まった時間に出勤しなくてもいいし

毎朝メールのチェックも必要ないし

別に尊敬していない先輩に「パイセン、マジパねぇっす!うぃっす!」とかもしなくてもいい!!

毎週、営業成績が悪い人を咎めるだけの会議に出席しなくていいし、その会議が長引くことによってお昼休憩が削られることもないし、毎日他の人の顔色を伺いながら申し訳なく帰るフリをしなくてもいい~~!!!

 

最高~~~!!!!

 

 

振り返る会社員時代

嬉々として舞い上がってしまい、すみません。

こんな僕ですが、会社員時代は超糞真面目に働いていました。

毎朝メールのチェックをし、別に尊敬していない先輩に「パイセン、マジパねぇっす!うぃっす!」とか言ってました。

毎週、営業成績が悪い人を咎めるだけの会議に出席して、その会議が長引くことによってお昼休憩が削られてたし、毎日他の人の顔色を伺いながら申し訳なく帰るフリをしてました。

  • それでもお金は必要だから働かないといけない。
  • 働く以上は会社の役に立たねば。
  • 会社の役に立つには知識と実力を身につけないと。
  • がむしゃらに働けど、なかなか結果が出ない。
  • 自分に寄せられる期待。
  • それに100%応えられない自分との葛藤。

 

 

あぁ~~~!!!ストレス~~~!!!!

 

そうなった時、みなさんはどうしてますか?

そう、自己啓発本を読みますよね。そうですよね。

自己啓発本を読むことによって得られる安心感

自己啓発本って、なんか読んだだけで満足感高くないですか?

今の自分が置かれている状況を打開するための自己啓発本を探し、その自分にマッチした自己啓発本を読了すると、あたかもそれで問題は解決したかのような錯覚に陥ることってありませんか?僕だけ?

少なくとも僕はそんな感じで自己啓発本を愛読していました。

しかし、やはりそんな付け焼刃で得られる情報量なんてたかが知れてますし、根本的な解決にはなっていないので、精神的にドンドン辛くなっていきました。

だけども、ギリギリの状態で苦しんでいた当時の僕には、そんな当たり前の事に気付く余裕すらなく・・・。

 

会社を辞める直前の精神状態を当時購入していた本で紐解く

そこで今回、転職先でうつになる直前の状態になり、半年経たずで会社を辞めてしまった僕が当時読んでいた自己啓発本を、時系列順に紹介していきたいと思います。

ちなみに、僕の職歴としては7年間ほど大手家電量販店チェーンで正社員として働き、その後半年ほど広告代理店で営業として勤務。

成績もそこそこ優秀でした。

そんな中、元々知り合いだった社長さんに引き抜いてもらい、ITベンチャーへ転職。

提案~契約までが全て電話で完結するスタイルの仕事だったので未経験の僕はかなり戸惑いましたが、縁故採用ということもあり、当初はやる気フルMAX状態だったことをここに記しておきます。

後になればなるほど、徐々に

「あ、コイツそろそろやばいな・・・」

っていう感じになってくるので、良かったら最後までお付き合いください。

ちなみに、書評記事ではないので本の内容や感想はウルトラざっくりです。

1.自分を操る超集中力/メンタリストDaiGo

超やる気フルMAXだった僕が、引き抜かれた新しい会社へ初出勤するまでのフリー期間に読んだ本です。

(自分の弱点ってなんだろう?)

と考えた時、昔からよく周りに

「集中力がない!」

と言われていたので、なんとかそこを治せないかな?と思い購入しました。

内容としては、人間の脳にはウィルパワーという集中力の体力的なものがあり、その日分のウィルパワーがなくなっちゃうと、いろいろ上手くいかなくなるから節約しようね。っていう感じでした。

たとえば、毎日着る服を考えるだけでもウィルパワーは消耗してしまうので、曜日毎の服装を決めたりすることで、余計なウィルパワーを抑えることができる。

とかそんな内容だったと思います。

2.人を動かす/D・カーネギー

当時勤めていた会社の取締役にオススメされて読みました。

パラパラ読んだ気はするんですが、内容がちょっと固くて眠くなってしまうので、これをマンガにしたやつを本屋で立ち読みしました。

あまり内容は覚えてないんですが、「誰でも、自分より優れた点があるんだよ~」みたいな文があって、

「たしかに~^^」

って思いました。

3.自由であり続けるために20代で捨てるべき50のこと/四角 大輔

この本はamazonで見かけてなんとなく購入したんですが、今まで読んだ自己啓発本の中で一番好きです。

この本をとりあげている記事は数多あるので、内容とかについてはそちらをググっていただきたいんですけど、僕が唯一、たまに見返す自己啓発本です。

全く関係ない話なんですけど、amazonマーケットプレイスでこの本は1円だったんですが、送料が600円くらいかかってうんち!って思いました。

4.頭は「本の読み方」で磨かれる/茂木健一郎

まだ元気です。

この本は

「せっかく本を読むようになったんだから、効率の良い読み方とか無いかな~」

と思い、購入した本です。

読書はめっちゃ良きものだし、同時進行で複数の本を読んだらもっと良きものになるかも!

みたいなことが書いてて、実際にやってみたらよく分からなくなりました。

ただ単に、僕の読書経験値が足りてなかったんだと思います。

RPGでいう熟練度(スキルポイント)が、同時進行で本を読むスキルを習得するために必要なポイントを上回っていなかったのでしょう。

5.本音で生きる/堀江貴文

まだ大丈夫。

ホリエモンさん、好きです。

6.質問型営業最強フレーズ50/青木穀

ちょっと自信が無くなってきたのかな??

(自分の思い描いていた通りの営業が出来なくなってるなぁ~)

と悩み始めた時に本屋で見かけ、その頭悪そうなタイトルのパワー感に惹かれて中身もよく見ないで購入しました。

結果的に、僕の会社はBtoBの営業だったんですが、この本に記されている内容はかなりBtoC寄りだったのであまり参考になりませんでした。

というか、僕が営業相手だとしてこんなに矢継ぎ早に質問されたら

早く家帰ってゼルダやりて~

って思うな~って感じました。

7.凡人が最強営業マンに変わる魔法のセールストーク/佐藤昌弘

 

ふ~~~ん。

 

 

8.なぜ、あなたの仕事は終わらないのか/中島聡

勤めていた会社は、いわゆるITベンチャーで、社員一人一人の裁量がとても大きなものでした。

最初は裁量の大きさに

(いち社員にも、こんなに仕事を任せてもらえるんだな)

とプラスに考えていたんですが、普通に勤務時間キツキツの業務内容に

「これやっといて」

「あれ、会議までにね」

という突発的な仕事が舞い込むことが多く、よく残業してました。

普通に考えてキャパオーバーしてただけだったんですが、社畜だった僕にはそんな思考回路はなく、只々自分の力不足を悔やむ日々でした。

そんな時に手にしたのがこちらの本で、完全にタイトル買い。

内容はなんていうか

(著者の武勇伝いらね~)

って感じでした。

それと、最初は早朝から働き夕方には帰る

「プライベートの時間を大切にするアメリカの働き方を見習おうぜ!!

っていう感じだったのに、途中から

「でもでも~、やっぱり前日から翌日の仕事の準備をして、休日に働くことも重要だよね!」

みたいな内容になっていってて

「あ、ですよね~^^」

ってなりました。

もう僕の感覚は狂っていて

「やっぱり会社にいない時間にも仕事のことを常に考えて、準備している人が勝っていくんや!」

と自分に言い聞かせ、精神はどんどん疲弊していきました。

9.やむなく営業に配置された人が結果を出すために読む本/長谷川千波

 

 

 

 

 

ほら~~! ニシキドくん、ついに営業嫌になっちゃったじゃ~ん!!!

 

これもタイトル買いでしたね。

なんというか、自分で進んで営業職になったのに、こんなタイトルの本を買ってる自分に笑いました。

でもまぁ、それくらい当時の僕は仕事がうまく回っておらず、スランプに苦しんでいたんだと思います。

内容的には

「営業はプロの役者、お客様によって自分が演じるキャラクターを変える。そこに自分が気に入る、気に入らないとか楽しい、楽しくないは関係ないよ」

という部分が印象に残っています。

10.ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法/ちきりん

もう大分参ってますね~。

僕はこの本で初めてちきりんさんを知りました。

いろいろと試行錯誤を重ねるも、なかなか上手くいかない僕は、帯の「自由になろう!」に惹かれたんでしょう。

完璧主義な僕は、クオリティにこだわり過ぎて効率や作業速度などは遅かったので、なにか良いヒントはないものかと、この本に手を伸ばしました。

「頑張れば報われるっていうのは大体ウソ」

とか

誰かと比べられたり社会に評価される為ではなく、自分の為に生きよう

という内容にめちゃくちゃ共感しました。

しかし、共感しながらも

「それが出来たら苦労しないよな・・・・・・」

「実際にこんな生き方していたら、社会から蹴落とされるのでは・・・・・・?」

と社畜色に染まった当時の僕の心には、ちきりんさんの言葉はあまりにも眩しすぎたんです。

そして長くなりましたが、次の本がラストです。

11.暗示で心と体を癒しなさい!/エミール・クーエ

 

怖い怖い怖い怖い

 

「不安・緊張・悩み」

が頂点に達し、限界の近かった僕は、ふとネットで見かけた自己暗示に興味を持ち(怖E)、この本を購入しました。

朝起きた時と、寝る前に

私は毎日、あらゆる面で、ますます良くなっている

と繰り返し唱えることで、無意識に自分に自信がついてくるようになり、結果も出てきますよ。っていうような内容でした。

これ、本当に仕事辞めるまでずっとやってました。

しかも、結構長い暗示文が書かれていて

「それを自分で話して録音したものを空いた時間に聴くと良いですよ」

と記されていたので、実践していました。

その録音した音源を

お昼休憩の時に会社近くの公園に行き、一人ベンチに腰掛けながら聴いてました。ボソボソと復唱しながら。

今思うと、なんか本当に恐ろしい・・・・・・

社畜クエスト~そして退職へ・・・・・・

あの頃の自分は本当に余裕がなくて、社長に引き抜いていただいた手前、結果を出し、他の社員以上に頑張らないといけない。

そのためには誰よりも早く出勤し、誰よりも遅く帰るぐらいの気持ちで仕事をしないといけない。

勤務時間以外も仕事のことを考え、休みの日は遊びにもいかず、仕事に活かせそうな本を読み、そしてまた出勤し・・・・・・

傍から見れば、見る人によれば

「社会人として当たり前の生活だろ」

「この程度も耐えられないんだったら、社会人としてやっていくのは無理だぞ」

と言われてしまうかもしれません。

でも耐えられるかどうかは僕自身の判断が一番正しいと思ったし、僕自身がダメだと判断してしまった時点で、もうこれ以上続けていくことは出来ないだろうなと退職を決めました。

転職して、たかだか半年にも満たない期間でしたが、人ひとりの心を壊すには十分な時間でしたね。

最後に:仕事を辞めた今、本当に毎日が楽しい

さて、いかがでしたでしょうか。

急に「いかがでしたでしょうか」なんて言われても、いかがもクソもないとは思いますが、今回は僕の退職直前の精神状態をその当時購入していた本で紐解いていくというお話でした。

ホントはもっと深堀った話も書きたかったんですが、とんでもない文字数になりそうなので、またの機会にお話しできればと思います。

あ、ちなみに初めに書いたとおり、会社を辞めた後、めでたくニートになりました!(YATTA!!)

今は楽しくブログを書いたり、こうやってメディアさんで書かせていただいたりして、なんとか生きております。

収入はとんでもなく下がったけれど、仕事を辞めて自由になって、社会人をしていたら一生知り合えなかったような人達との出会いもあり、めちゃくちゃ楽しいです!

今は、本当に仕事を辞めて良かったと心から思ってます!

耐えて、耐えて、耐え抜いて、そんな心が折れてしまったら、それを修復するのは本当に大変で時間がかかります。もしかしたら一生癒えない傷を負うかもしれません。

そうなった時、会社は面倒を見てくれるんでしょうか・・・・・・?

みなさんも、仕事がどうしても辛かったり、精神的にもう無理!って感じた時は、逃げ出してしまって良いと僕は思います。

もしかしたら辞めた先に 、僕みたいな楽しい人生が待っているかもしれませんよ!

僕は思いっきりジャンプした時に、完全に腰を痛めたので帰ります。

さようなら。

ニシキドアヤトでした。

この記事を書いた人

名前:ニシキドアヤト

26歳。8年間の社会人生活から抜け出し、新しい生き方を模索中。それらしい事を言ってますが、ただのニートです。 ブログ書いたり、いくつかのメディアで記事を書いたりしてます。

Twitter:@art_0214

ブログ:「ニシキドアヤトのブログ

管理人:☆←ヒトデの一言

ヒトデ君
ヒトデ君

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