こんにちは、TAKUMA(@TAKUMA43330075)です。
日本の国防を日々守っている存在、自衛隊ですがこれまで様々なメディアで税金の無駄遣いだとか、何しているのか分からないだとか叩かれることが多かったです。
しかし!
「東日本大震災」や「熊本地震」での復旧活動でそのイメージも一変し、入隊者も大変多くなって来ました。
そこで、今回はそんな自衛隊に入隊する前に知っておいて欲しいことについて、元自衛官(航空自衛隊員)がちょっとだけアドバイスしたいと思います。
ちなみに僕の自衛隊歴↓
- 高校卒業と同時に、航空自衛隊に「一般曹候補生」として入隊。
- 山口県で約3ヶ月の教育訓練を受ける。(航空機整備員に職種が決定)
- 浜松基地(静岡県)で航空機専門の学校に入学。(任地が浜松基地に決まる)
- 浜松基地(第1航空団)に配属。
- 約4年間務めて退職。
是非とも、「これから自衛隊員になるぞ!」という方は参考にして下さいね!
また、どうしても仕事に行きたくない方はこちらの記事も読んでみてください
自衛隊内の職種の選び方
自衛隊に入隊したからといって、毎日誰もが銃を持って訓練したり、ほふく前進の練習したり、ましてやアメリカのレンジャー部隊みたいなきつーい訓練をするわけではありません。
(もちろん、そんなことを毎日行なっている部隊もありますが)
憧れだけで、入ってくる人はこのイメージがめちゃくちゃ強い!
あくまでも、日本の自衛隊は「国家公務員」ですので訓練ももちろん行いますが、平常業務としては事務的なことも行います。
で、入隊したら最初は有無を言わさず約3ヶ月ぐらいの教育訓練を行います。
大体の人が、この教育期間で
- (合わないなぁ…)
- (想像していたのと違った…)
- (訓練についていけない…)
- (集団行動ムリ…)
といった理由でやめて行きます。
あとは、僕みたいに部隊配属が決まってからやめる人も多いですね。
自衛隊員が辞めるきっかけというのは、この「教育期間中」か、「部隊配属先」が多いと思います。
話がそれましたが、自衛隊の中にも職種が数多くあって適性検査と、本人の希望を尊重して教育期間が終了した後に職種が決められます。
職種を選ぶ際には、絶対に憧れや「友達がこの職種だから俺もこれでいいや」とかで決めないで下さい!
その時点で決まった職種は、自衛隊にいる間ずっっっと続きますので。(例外はあります)
部隊(仕事現場)に行ってから(自分がイメージしていたのと全く違った…)となってもその時点でやっぱり変更なんて出来ません。
だからこそ、しっかりとリサーチしてから慎重に決めるようにして下さい。
元自衛隊員が教える自衛隊のメリット・デメリット
ここで挙げるのは、あくまでも元自衛官の僕が感じたメリット・デメリットなので、人によっては違うかも知れませんが大体あっているので、参考にしちゃって下さい。
自衛隊のメリット
生活費がかからない
結婚したら、基地の外でアパートも借りれるようになりますが基本的に、基地の寮で過ごすため家賃・光熱費・水道費・食費全てタダです。
全て、国民の税金で賄われます。
お金が貯まる
生活費がかからないのと、国家公務員ということもあって、しっかりとお金が貯まります。
ボーナスも年に2回あるので、パチンコや風俗にでもハマらない限り貯まります。
社会のイメージが良い
公務員なので、社会のイメージも大変いいですね。
家族に喜ばれます。
全国各地に友達ができる
自衛隊の求人は、日本全国各地で行われているため様々な出身地の人たちがあつまります。
また、自衛隊の基地もそれこそ全国各地にあるため友達作りには困りませんね。
どの地域に行っても同業者なので、親しくなりやすい傾向があります。
すぐに、友達が出来ますよ。
女の子にモテる
これは、男子が一番気になるところと思われますが、安心して下さい。
「自衛官は、モテます!!!」
もちろん、人にもよりますがしっかりと自衛隊内のみではなく、外の出会いの場に出向いて行動している人はモテますね。
自衛隊員=公務員=安定
この定義は、今の時代も健在です。
自衛隊員のデメリット
外出するのに手間がかかる
外出するのが面倒です。
基地から出る際には、基本的に外出証が必要で毎週申請しなければなりません。
海外に行くとなると半年ぐらい前に申請しないと行けません。
これは、僕が自衛隊を退職した理由の一つでもありますね。
プライベートが筒抜け
基本的に、基地内の寮で生活しているためプライベートはまずありません。
部屋も、1人部屋ではなく大体3〜6人部屋で同部屋の人たちは職場の先輩だったりします。
これは、ホント最悪ですね。
時間の縛りが多い
入隊してから、教育期間があることは前述しましたが時間の縛りがヤバイです。
もう、5分単位で管理されます。ストレス半端ないです。
教育期間が終わればそうでもないですが。
ぶっちゃけ自衛隊ってどんな職場環境なのか!
ぶっちゃけ、実際に経験した自分に言わせてもらえばかなりブラックです!!!!
長時間労働なんか当たり前ですし理不尽なことも滅茶苦茶普通に起こります。殴られたりも普通にします。
それでも、国のため、国民のために頑張りたい方は入隊して下さい!!!!
(上記は、職種や任地により異なります。楽なところは、クソほど楽です。だからこそ、最初の「職種」と後で決める「任地」を慎重に選んで欲しいです。)
まとめ:自衛隊内でもしっかりと職種を見極めよう!
ここまで、読んでやっぱり自衛隊やめようかなぁ…
と少しでも悩んだ方は、やめたほうがいいですよ。
入隊するのは、簡単ですが辞めるのはめちゃくちゃ大変なので。
それでも、自衛隊で頑張っていきたいと思っている人は、しっかりと考えてから職種を決めて下さいね。
後悔先に立たずですよ。
でわまた。
この記事を書いた人
TAKUMA(本名:岡 拓馬)
ぶらぶらと自由気ままに旅に出ます(*´ω`*)
「人生を最高に旅しよう」をモットーに生きてます。海外移住を目標にノマドワーカー目指してます!今は北海道でリゾートバイト中!クラウドワークスでWebライター&ブログやってます!英語とプログラミングも勉強中!
詳しくは、ブログに書いてます↓
ブログ:九州男児のぶらり旅
管理人:☆←ヒトデのコメント
- これが本当に自分に向いている仕事なの?
- 本当はもっと自分が活躍できる場所があるんじゃないの?
- そんな風に考えて今の職場で力を発揮できないのは自分の甘えなの?
- 今の職場で駄目なのは才能云々では無くて、ただ単に自分がポンコツなだけなのかな……
そんな悩みを持っている方向けに
自分の強みを知って、自分に向いている仕事の見つけ方
をお伝えします