ダークグレー企業の採用担当が教える、ブラック企業の見極め方について

はじめまして、ニャン(@bridal_nai)と申します。

私は愛知県の「ダークグレー企業」に務めており、採用の担当も行っております。

今日はそんな私が「ブラック企業の見極め方」を伝授致します!

就活中の学生はモチロン、転職活動活動を考えている方々も、これからの「自己防衛」の観点から是非とも参考にして下さい!

そもそも、ダークグレー企業とは?

すいません、勝手に作りました。「ダークグレー企業」は私の造語です。

勤務先は元々、ブラック中のブラック、「漆黒企業」でした。マジで「 DARKER THAN BLACK」。

あの世界の「組織」って、ウチの会社のことなんじゃないだろうか・・・・・・。

社長のワンマン経営で、秒単位の方針変更は日常茶飯事。深夜2時スタートの営業会議って、なんぞ・・・・・・?

(当然、朝9時から働いており、翌日も朝9時から働くんだぞ!)

毎日、事務担当の女性が号泣しながらトイレに籠城したり、罵声よりも先に椅子が投げつけられる中、社員は疲弊していきました。

そんな中、社員の2/3が一斉退社するという事態に陥り、経営陣が心を入れ替えまして、いまは絶賛ホワイトニング中です。

よって、まだダークグレー企業。めざせ、ピュアホワイト企業!

尚、心を入れ替えるきっかけが宗教チックな外部研修だったのは、ここだけの秘密です。

そんな会社の採用担当として私が心掛けているのは、決して騙して採用しないということ。

まず最初に

「ウチの労働環境はまだまだ悪いんだぞ!」

と丁寧に説明した上で、それでも働きたいという意思表示をする方だけと話をしています。

まだ発展途上の会社なんだとポジティブに捉え、あえて苦労を経験したいと入社してくる若者も多く、世の中わからんもんだと思っています。

シムシティ感覚で入社してくると、ヤケドするよ?

で、そんなブラック企業を10年以上も見てきた私だからそこ、伝えられることがあるんじゃないか!って思ったのです。

「あれっ、人の心配をしている場合なのかな・・・?」

って途中で気付いたけど、泣きながら一気に書きました。

1.必要以上に「アットホームな会社です」とアピールしてくる

最近の若者は、出世による成り上がりや、業務を通じての人間的成長よりも、会社に対して「良好な人間関係」を求めているそうな。

マイナビやリクナビの担当者が熱く語っていました。

これをブラック企業は鵜呑みにしてしまうのです。

よって、必要以上にアットホームさをアピールしてきます。

っていうか他にアピールポイントが無いからね。

「社員旅行を定期開催しています(但し自腹参加で休日の補填は無いよ)」

とか、まだマシ。

「社長の誕生日はクラブを貸し切ってパーティーでした!」

って、もうバブルを忘れなさいよ。

正直、このノリが苦痛にならなければ問題ありません。

ノリが合えば楽しいのかも。でも会社って、文系と理系と体育会系が一定数は集まるため、完全一致は難しいのです。

その上、世代ギャップもあります。

そして「コッチ(会社)も、歩み寄ってやってるんだぜ?」みたいなおこがましい

ミュニケーションは苦痛以外の何でもない。強要されると業務以上にツラいものなのです。

対策:

事前に企業アカウント(もしくは社長や経営幹部)のFacebookやTwitter、ブログを確認しましょう。そこで確認するのは、写っている一般社員の目が死んでいないかどうか、です。企画する側は楽しいかもしれませんが、嫌々参加してそうな人が多く写っている場合、本当に要注意。

パワハラに近い投稿をしていたらNG。また、懇親会などの開催頻度がどれくらいかも確認が出来ます。波長が合わない人との強制コミュニケーションは結構ツラいため、頻繁に開催されている場合は自分のライフスタイルに合っているかを見極めて下さい。

2.残業を「同世代よりも早く成長出来るチャンスだぞ!」と強制変換

こちらもブラック企業お馴染みのテンプレです。

ホワイト企業様の

「勤務時間を短くして、業務効率をアップさせよう! ワークライフバランス、たいせつ!」

という流れに逆行しています。長時間働く人が偉いのです。

そして、それは概ねサービス残業なのだ!

会社によっては、タイムカードを切った上で残業を強要するところもあります。

その残業拘束についても「あなたのためだから」と開き直るスタイル、いっそ清々しい。

残業については、自身で選択したもの(手段)であれば得るものがあるかもしれません。

でも、強制されている段階では、ただの作業で、成長機会などありません。

ただ、一般社員として帰れない状況を受け入れるしかないことも多々あり、会社として労働時間をどう考えているかを見定め、強制残業の無い環境を選びましょう。

対策:

このワードが出た段階で避けた方が無難です。

会社として残業を容認している文化が根付いているかもしれません。ただ「残業はどれくらいありますか?」という質問は無意味。基本的にブラック企業はサービス残業なので、正確に残業時間など把握していません。ウソも付く。「繁忙期は残業が多くなるかもね!」とふんわりと匂わせてきたり。

「就業時間の確認(会社としての拘束時間は何時から何時なのか)」

を必ず確認し「残業時の給与形態はどう変わるのか?」と問い質すのです。即答できなければ一発アウト!(そもそも設定していない会社が多い!) その会社はヤメておきましょう。

3.社員が社長を尊敬していない

社長って会社の象徴ですよね。経営方針を立て、浸透を図る。経営理念を落とし込む。

舟で例えると船頭、大工で例えると棟梁、吉本新喜劇で例えると「座長・辻本茂雄」なのです。大好きです、辻本茂雄さん。

そんな社長を尊敬出来ない社員が多いと何が起こるかというと、会社の問題=社長が悪い(経営責任を果たしていない)と捉えられています。

悪の権化のような、倒すべき魔王ような扱いを受け、負のオーラが社内に蔓延します。

これは「問題を棚上げしている社員が多い(その環境を構築している1人である自覚に欠けている)」という事実であり、そんな環境にわざわざ身を置く必要はありません。

ただ、社長自身の人格に問題がある場合もあるため、どちらに共感が出来るのかは探ってみて下さい。

対策

概ね面接の最後に「最後に質問はありませんか?」と問われると思います。ここで「私と近い世代の社員の方に質問がしたいので呼んで頂けないか?」と打診しましょう。

面接官ではなく、何も準備していない一般社員に問うのです。そして「社長を尊敬していますか?」と目を見て質問し、どう反応するか様子を見守りましょう。

即答出来なければ要注意。目が「北島康介が転生したのでは・・・!?」と思うくらいバッシャバシャ泳いだ場合はクロですね、ブラック企業だけに。小さな会社だと社長が面接官を行っている場合もあります。そこで「社長を尊敬していますか?」と問うのは酷なので、「会社は好きですか?」でもOKです。

最後に:ブラック企業を見極めよう

やはり重要なのは、ブラック企業を見極めるという点に尽きます。

長い時間働く会社であるため、自分に合った企業選定が最重要。

人によって求めるもの(賃金であったり、環境であったり、人間関係であったり)は異なりますが、後悔の無い就職活動、転職活動を頑張って下さい。

全てのブラック企業社畜が報われますように・・・。

この記事を書いた人

名前:ニャン

ブログ:貯金は無いけど結婚します

Twitter:@bridal_nai

愛知県名古屋市在住。妻と娘の3人で頑張っている社畜です。三度の飯よりコメダ珈琲店が好き。

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サービス残業1時間したら会社のビルが1mm傾くように設計してほしい

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