会社に迷惑がかかるから辞められない？その優しさは自分自身に向けてくれ!!

どうも！　内向き毒舌ブロガーのショウダイといいます。現在は22歳無職です。

自分がかついたインターネット広告のベンチャー企業はとんでもないブラック企業でした。

皆さん毎日終電で帰れないって経験したことがありますか？

「帰りたいのに帰れない」と言う精神的な辛さと、睡眠が満足に取れないと言う身体的な辛さがダブルパンチでくることがとても辛い。

それなのに辛い状況なのに我慢してしまう人がほとんどです。

「会社に迷惑を掛けるから」ってみんな周りを気にしすぎです。

会社に優しさを向けるんじゃなくてもっと自分自身に優しさを向けてほしいという思いを込めてこの記事を書きます。

机上の空論でしか言えない現場をわかっていない上司

ぼくの上司は挨拶もしないし、全く現場を見ずに仕事を増やしたり、異動を決めたりする人でした。

ぼくはその被害者です。

「２週間後に事業部異動するから、今持っている案件全部ベトナムに移して」

その一言で悲劇が始まった。

ベトナムに移管するとなると、遠隔でベトナム人に教えないと行けないし、マニュアルすらない状態。

どう考えても２週間で案件を移すのは無理。

それはできないとぼくは反論したが

「決まったことだから」

という一言で片付けられてしまった。

移管は想像以上に苦戦して、ベトナムに移すためのマニュアル作りの追われることになる。

 

この頃は終電を逃すのが当たり前になってしまい、体調を少しずつ崩し始めていた。

情緒不安定、ご飯を食べるのも一苦労

移管２週目に突入したが、移管は全然うまく行かない。

言葉の壁とベトナム人にとって慣れない仕事ということもあり、なかなかシミュレーションに合格してくれない。

この状況を見てぼくは上司に相談してもう１週間期限を伸ばしてもらった。

２週目からは本格的に体調も心も悪くなり始めていた。

睡眠時間は３時間で目まいもするし、吐き気がするせいで、ご飯を食べるのも一苦労。

体調が悪い状態で仕事をやらなきゃ行けないから、会社に行くのが本格的に嫌になっていた。

会社に着いた瞬間に吐き気が酷くなることも多々あった。

自分と会社を吹き飛ばすことを考えることになる

さらに追い討ちをかけたのが同じチームの人が異動で抜けるということだ。

ただでさえ、忙しいのになぜかその人の案件をぼくに渡すというのだ。

上司の現場の理解力の無さに怒りが込み上げてくる。

しかもぼくがいないところで勝手に決められていた。

移管で忙しいし、自分の案件もあるし、新しく仕事が増えるしでもうキャパオーバーの状態。

この頃から案件の品質が落ち始めて、クレームが来るようになる。

当然ベトナム移管の進捗もいいわけがない。

このまま引き渡しても品質はよくないし、締め切り時間にも間に合わない。

１週間と言わずに１ヶ月くらい欲しいレベルだが、異動を伸ばしたので上司は「これ以上待てない！」という態度。

精神的に参っているぼくの心を追い込んでいく。

最初は「会社に行くのが嫌だ」という感情だったのがいつのまにか「もう死のうかな」という感情に変わっていた。

さらに「もう死のうかな」が「週刊誌に遺書を売って死のうかな」に変わっていた。

ぼくはあの時18時間〜20時間くらい会社にいたから会社が世界の全てという状態になっていた。

「ここで辞めたら、会社に迷惑がかかるから」というのが頭の片隅にあって、辞めることができなかった。

周りのことばかり考えていて、自分を大切にできなくて、自分のことを苦しめていた。

幸いこの後、クレームが多すぎて異動の期限を見直すことになって、少しずつ残業地獄から解放された。

正直もう少しあれが進んでいたらどうなっていたかわからない。

もっと自分自身を大切にしよう

「自分が辞めたら会社に迷惑がかかる」

という考えができる人は相手のことを考えられる優しい人だと思う。 

しかし、実際に同じように考えて、最終的に自殺まで考えた僕なら言える。

辛いなら逃げていいんです！

ゴミクズブラック企業のために死ぬ必要なんてありません。

その優しさをブラック企業じゃなくて、自分自身に向けて欲しい。

ゴミクズブラック企業はその優しさを利用して人を使い捨てているだけです。

そんなブラック企業にあなたの優しさを使って欲しくない。

その優しさをあなた自身に注いで、自分を大切にして生きてください。

 この記事を書いた人