こんにちは、Cyndi(@cyndi_ebr)です。
私は大学卒業後1年足らずで会社を辞め、短い間ですが転職活動をしていた時期があります。
その時、転職エージェントのお姉さんにもれなく言われる一言がありました。
お姉さん「職務経歴書を書いてくださいね☆」
あ、私、職務経歴書が書けない……
いやいや、書きたいことはあったのです。ざっくり言うと前職では大きなプロジェクトの担当者になりました。
社畜だったのでめちゃくちゃ頑張りました。超会社儲かりました。新聞にも載りました。
その案件について数値から何から細かく職務経歴書に書きたかったんです。
でも、無理でした。
守秘義務でガッチガチに守られていたからです。
そもそも守秘義務とは? 社畜にも定められてるの?
そもそも「守秘義務」とは一体何なのでしょうか?
法で定められている対象者は、主に弁護士や医師など特定の職に就いている人です。
我々サラリーマン系社畜については、労働契約法三条四項のほうがピンと来るでしょう。
労働者及び使用者は、労働契約を遵守するとともに、信義に従い誠実に、権利を行使し、及び義務を履行しなければならない。
要するに
「これは弊社が御社に依頼したってこと内緒で頼むわ」
「了解」
と言う約束が2社間で交わされている以上は、信義に従い誠実に、それをバラしちゃいけないってことですね。
厳密には守秘義務ではないですが、事実上の守秘義務は合意の上なら交わし放題!
無理やり職務経歴書を書こう! 3つのコツ
さて、(事実上の)守秘義務のせいでせっかくの仕事実績が詳しく書けない場合、職務経歴書には何をどうやって書けばいいのでしょうか。
How(どうやって)+Why(なぜ)
攻めるべきは5W1Hの
- 「How(どうやって)」
- 「Why(なぜ)」
です。
私の場合、職務経歴書に書ける範囲は
「某政治団体の広報戦略に携わり、認知度と好感度を上昇させた」
というところまででした。
これに「How」と「Why」を付け加えるとすると
- How:初期からビジュアルコンテンツを重視し、1日1度はSNSに画像付き投稿をするようにした
- Why:主に使用していたSNSでの実績を分析すると画像のない投稿よりも画像を使った投稿の方が約2倍インプレッションがあったので、インプレッション増加のために画像付き投稿に力を入れた
というところまでふくらませることができます。
これをいくつか繰り返して清書をすれば、職務経歴書の出来上がりです!
Blur(ぼかす)
先述しましたが
「某政治団体の広報戦略に携わり、認知度と好感度を上昇させた」
というところまでぼかすことができました。
とにかく自分の中の語彙をかき集め、場合によっては辞書やインターネット記事を読み漁り、「これなら守秘義務の範囲外だろう」と自信を持って言えるところまでぼかしましょう!
ちなみに私の携わった案件をぼかさず言うと
「◯◯◯の◯◯、◯◯の◯◯◯の◯◯◯を務めて、◯日で◯◯◯の◯◯を◯◯◯%増加させて◯◯による好感度も上昇させた」
くらいまで伏せ字だらけになります。
Consult(相談する)
ただでさえ職務経歴書を書くことって難しいのに、守秘義務だらけの実績を頭をひねって無理やり文に起こすことってものすごく大変ですよね。
こうなったら、一旦草稿を書き上げてから転職エージェントに相談するのはどうでしょうか。
エージェントのお兄さんお姉さんは案外優しく頼りになります。転職希望先にも合わせた書き方も教えてくれるので、思い切って頼ってみるのもアリですよ。
まとめ
せっかくの仕事実績が守秘義務でガチガチに固められていて、職務経歴書に書くことがなくなってしまっている……
そんな時は、以下の3つのコツを使ってみて職務経歴書を書いてみてください!
- How(どうやって)+Why(なぜ)
- Blur(ぼかす)
- Consult(相談する)
私もこの3つで無理やり職務経歴書を書きました。
例え外部に見せられなくても、あなたの実績はウソをつかないはずです!
この記事を書いた人
名前:Cyndi
説明:
20代半ばのフリーライター。お仕事ください。
元ベンチャー企業勤務のメンヘラです。
Twitter:@cyndi_ebr
管理人:☆←ヒトデの一言
- これが本当に自分に向いている仕事なの?
- 本当はもっと自分が活躍できる場所があるんじゃないの?
- そんな風に考えて今の職場で力を発揮できないのは自分の甘えなの?
- 今の職場で駄目なのは才能云々では無くて、ただ単に自分がポンコツなだけなのかな……
そんな悩みを持っている方向けに
自分の強みを知って、自分に向いている仕事の見つけ方
をお伝えします