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ブラック企業を退職するキッカケになった4つのエピソード

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世の中には「ブラック企業」と呼ばれる企業が無数に存在します。

最近はこういった企業の待遇や長時間の残業などが問題となり、ニュースでも取り上げられることが多くなりました。

その影響で以前よりも改善の動きがでてきましたが、それでもまだまだその数は減りません。

ブラック企業で働くことは労働者にとって大きな問題です。

  • 「上司や先輩の言うことは絶対だ」
  • 「会社のためにサービス残業はあたり前だ」
  • 「ここで頑張れなければどこへ行ってもダメだ」

 

こういった思考を持つように教育され、日々劣悪な環境の中で身を粉にして働いている方がたくさんいます。

しかし、そういった環境で心身を追い込んで働き続けていては、いつかボロボロになってしまうでしょう。

なので、今回は体験談として

「僕がブラック企業を退職するキッカケになったエピソード」

をお話しようと思います。

僕は無理して働き続けた結果、最終的に仕事を辞めざるを得ない状況に陥ってしまいました。

もしあなたがこれからお話するような環境で働いているのであれば、一度自分自身を冷静に見つめ直してみてください。

自分では大丈夫だと思っていても次第にストレスや過労が溜まっていき、僕のように心や体を壊してしまうこともありますからね。

この記事を読むことでブラック企業の特徴を知り、手遅れになる前に対策を取ることができるはずです。

また、どうしても仕事に行きたくない方はこちらの記事も読んでみてください

【仕事に行きたくない人へ】あなたが会社を休んでも良い理由この記事はどうしても仕事に行きたく無くて、ここに辿りついた人に向けて書いています。 仕事に行こうとすると吐き気がする。 ...

僕がいたのは「頑張るほど損をする環境」だった

ブラック企業に新卒で入社した僕は、明らかに多過ぎる仕事量と際限のないストレスに日々悩まされていました。

早くも会社を辞めるべきか考え始めていたのですが、そんな僕に追い打ちをかける出来事が起こります。

入社してからの頑張りが経営陣に評価されたことで、新規プロジェクトを一任されることになったのです。

新規プロジェクトは、今まで無理をして何とかこなしていた仕事にさらに追加という形で任されることになりました。

頑張れば頑張るほど損をする理不尽な環境。

新規プロジェクトを任されたこと自体は認められた気がして嬉しかったのですが、それで給料が上がる訳でも待遇がよくなる訳でもありません。

ただただ、自分のサービス残業の時間と責任が増えるだけです。

度重なる残業、さらに削られる睡眠時間、日に日に増えていく業務の数々……。

自分にとって新規プロジェクトは悪夢以外の何物でもありませんでした。

  • 「社会は甘くないんだよ」
  • 「ここで辞めたら他のところに行ってもすぐに辞めることになるよ」
  • 「せめて3年は我慢しなさい」

 

上司に限界だと相談をした時はこんな言葉をかけられました。

これが会社というものなんだ……。

そう自分に言い聞かせ続けていましたが、次第に僕の体はボロ雑巾のようになっていきました。

ミーティングという名の「罵倒の場」

新規プロジェクトの責任者になったことで、僕は毎朝行われている責任者を集めたミーティングに参加することになりました。

ただこのミーティングは僕の精神崩壊に拍車をかけることになります。

そのミーティングの内容自体は、前日の売上報告や、その日に各部署が行うことの打ち合わせ、共有事項の伝達というものでした。

しかし、空気がめちゃくちゃ重い……。

本当にその部屋だけ重力が倍になっているんじゃないか? という錯覚を覚えたほどです。

僕が初めてミーティングに出席した時は、そのあまりの空気の重さに

「あれ? 何か不幸があったのかな……」

と本気で心配してしまいました。

そして、問題は空気の重さだけではありません。

思ったような売上や予約数がなかったり、何か問題が起きたりしたら経営陣からの罵倒が始まります。

原因を明らかにする訳でもなく、改善策を一緒になって考える訳でもなく、ただただ罵倒の嵐。

言葉は悪いのですが、そのミーティングは「経営陣のストレス発散の場」として存在しているようにしか僕には思えませんでした。

「サービス残業が当たり前」の職場

ただでさえ多過ぎる仕事量に加え、新規プロジェクトで日々増えていく仕事……。

当然ですが定時で仕事が終わることはありません。

しかし、残業をして残業代を請求しようものなら上司に怒られます。

なので、終わらなかった仕事は「サービス残業」という形で、

自分の時間を削って対応せざるを得ない状況に陥っていました。

そんな環境で働いていると、次第に「サービス残業があたり前」という錯覚を起こすようになります。

また一日の仕事が終わったとしても経営陣が帰るまでは帰れません。

もちろん仕事が終わったのであれば帰っていいのですが、とてもじゃないけど帰れる雰囲気ではありませんでした。

職場全体が「経営陣より先に帰るな」という無言のプレッシャーに包み込まれているのです。

経営陣が帰宅したあとに、先輩社員達が一斉に伸びを始めた光景は今でも忘れられません。

会社のために存在していた「僕の休日」

サラリーマンの楽しみである休日。

しかし、僕は休日を満足に楽しむことはできませんでした。

連勤に次ぐ連勤で、心も体も疲れ果てており、数少ない休日は目が覚めるとすでに夕方になっていることが多々ありました。

「よかった…今日はまだ休みだ…」

そう思いながら買い出しや家のことをして休日が終わります。

また休日だったとしても、

人手が足りずに急遽呼び出されて休日出勤になることもありました。

なので、常に連絡が取れるように携帯電話を所持し、できるだけ自宅で待機しておく必要があったのです。

友だちを誘って遊びに行ったり、旅行に行ってリフレッシュすることもできませんし、この時ばかりは趣味のゲームをする気力もありません。

ちなみにこの頃の僕の休日の楽しみは、

「隣町の大きいスーパーに行って美味しいお惣菜を買うこと」でした。

冗談でもなんでもなく、これが僕の唯一の楽しみだったのです。

僕にとっての休日は翌日からの長い連勤を乗り切るために体を休め、急な出勤に備えて待機するものでした。

この頃は「社会人の休みって会社のためにあるんだな」と本気で思っていました。

まとめ:一度自分と向き合う時間をゆっくりとってみよう!

僕はこういった経緯を経て会社を退職することになりました。

自分では大丈夫だと思っていたのですが、最終的に日々の無理がたたってしまい辞めざるを得ない状況になってしまったのです。

僕は「ストレスや過労は徐々に蓄積されていってあとになって爆発する」ということを学びました。

人は追い詰められた状況にいると、客観的に自分を見ることができなくなってしまうのです。

今回は僕が退職するキッカケになったエピソードをお話しましたが、最も伝えたかったのは、

今、ブラック企業で歯を食いしばって頑張っている方も他人事ではないということです。

ストレスや過労は確実にあなたの心と体を蝕んでいきます。

今の環境が辛いのなら、僕のように手遅れになって後悔する前に環境を変える行動を起こしましょう。

環境を変えることは決して逃げではありません。

僕はもっと早く環境を変えて自分を大切にしてあげればよかったと後悔しています。

なので、それを踏まえて環境を変える上で後悔しないための注意点もまとめてみました。

「今の環境を変えたい!」と思っている方はぜひこちらも参考にしてみてください。

転職する際に絶対に後悔しないための3つのポイント

あなたを守れるのはあなただけです。

ぜひこれを機会に一度時間をゆっくりとって自分自身を冷静に見つめ直してみてくださいね。

この記事を書いた人

名前:コバ

恋愛・職場など「人間関係」を改善・向上させるための情報をお伝えしています。

札幌の美味しいもの、人間心理、RPGが大好きな元マジシャン。

ブログ:人生は人間関係で決まる

 

管理人:☆←ヒトデの一言

ヒトデ君
ヒトデ君
環境を変えるのは逃げじゃない!!!!大事!!!!
本当の「自分に向いてる仕事」の見つけ方
  • これが本当に自分に向いている仕事なの?
  • 本当はもっと自分が活躍できる場所があるんじゃないの?
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