会社の愚痴・不満 PR

中小アミューズメント施設の内情を暴露。社員もバイトもブラックです

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はじめまして、こんにちは。ぽよまるです。

今回は以前働いていたアミューズメント施設という名の、ブラックな職場での出来事を語らせていただきたいと思います。

アミューズメント業界は、大手ならば大卒で入社する人も少なくない業界ですが、中小などバイトからの成り上がりが大多数をしめる業界でもあります。

バイトから社員になろうと思っている人や、これからバイトをしようかな? と考えている人の参考になれば幸いです。

アミューズメント界隈の大手はそれなりにしっかりしているが、中小は……

名前は伏せますが、大手企業はそれなりにしっかりとされています。

福利厚生もそうですし、労働規約なんかも中小とは比べ物にならないくらいきっちりやられております。

ですが、中小企業のアミューズメント施設はブラックの温床だと言っても過言ではない!!

その理由をいくつか説明していこうと思います。

1,36(サブロク)協定なんか入っていない

私の働いていた職場は36協定など結んでいませんした。

本来であれば労働基準法で定められている法定労働時間の1日8時間、週40時間をこえて働いてはいけません。

ですが私の働いていた職場は、1日8時間×6日出勤だったので法定労働時間をこえています。

休憩時間を抜いたとしても週40時間はこえており、新台入れ替えなどがあると残業するはめになりますので完全にブラックな労働環境だと言えます。

2,アルバイトの所得を税務署にあげていない

私の働ていた会社は、申告しないとアルバイトは無職と同じ扱いでした。

そのためアルバイトは、本来ならば給料から天引きされるはずのものが天引きされていない状態で給料を受け取ることができるので、働いたら働いた時給分がまるまる給料になります。

夫や嫁の扶養から外れないように必死で収入調整している家庭からすればうらやましいでしょうが、立派な犯罪ですしやったらダメなことです。

では、アルバイトの給料分をどこから算出しているのかというと……店舗の収益から赤字分として計上しています。

普通に脱税です。終わってますね。

3,基本的に労働環境は改善されない

ジャンジャンバリバリなアミューズメント施設でアルバイトをする理由の大多数が、時給が良いからだと思います。

実際に他業種と比べれば時給は高いですし、近年ではパーソナルシステムが導入されている店舗も多くなっていることから体への負担もかなり少なくなっています。

ですが、中小企業のアミューズメント施設に新卒で大学生が入ってくるなんてことはありません!!

つまり大半はバイトから社員になり、その流れで役職についている人がものすごく多いんです。

しかも

アルバイト経験および社会経験がアミューズメント施設しかない

なんてこともざらにあるわけで、上司がブラックな体制で労働環境の枠組みを構築していた場合、部下もブラックな労働環境の枠組みを引き継いでいきます。

これで労働環境を改善しろとか無理もいいところ。

4,上司のいうことは絶対!

これは中小企業でも店舗によると思うのですが、私の働いていた場所は上司の言うことは絶対に正しいみたいな風潮がありました。

「何か間違ってると思うことがあったら言って」

なんて言葉をかけられることもありますが、間違いを指摘たところで逆ギレ&逆ギレ。

部下のミスは絶対に許さないくせに、自分が同じミスをした時は笑ってごまかすという、自分に甘く人に厳しくの典型的なタイプの多いこと多いこと……。

アルバイトはそこまで言われませんが、社員は仕事ができないとボロクソに言われできないやつのレッテルを貼られます。

5,横のつながりなんてない

縦のつながりは店舗内のつながりなのであるのですが、横のつながりは皆無です。

店長クラスまで役職をあげることができれば “店長会議” と呼ばれるものに出席するので、他店舗の情報を仕入れることが可能ですが、それ以下の役職の場合は人事異動で他店舗に行かないと横のつながりなどもてません。

さらに、同系列の他店舗がどんな取り組みをやっているのか? 他にどんな事業をやっているのか? などの情報もいっさい教えてくれないので、異動経験のない人物は務めている会社が他に何をやっているのか知ることはありません。

労働環境を改善する努力をやってみた結果

上司がクソで労働環境が改善されないなら、社長に直接言えばいいじゃない!

というわけで、社長面談とかいう謎の面談で改善案だしまくりました!!

企業内で誰ひとりとしてやっていない企画書&提案書を用意し、自分が在籍している店舗だけではなく他店舗の悪いところや他業種の改善した方がいいところまで全部言いました!

当たり前といえば当たり前ですが、メチャクチャ評価されるわけですよ。

だって他の人がやっていないことをやっているわけで、会社に直接利益がある、経費を削減できるような案をだしまくったんですから。

だけどね……人手不足だからできないなーで終わり。

人手不足に関する改善提案もしっかりとだしていたのにだぜ?

この件で私が得た教訓は、ブラック企業では会社内部の人間に言っても何も変わらないということ。

全部の中小企業がそうだとは言いませんが、聞く耳を持たない人に何を言っても無駄ってことです。

社労士に労働環境を相談! そしたら自分が退職する羽目に……

年間休日数が52~53回しかないような会社に就職しようと思うと奇特な学生はいませんし、アルバイトで働いていてそれなりに年を重ねている人でも休みのない会社に就職しようとは思いません。

そして、改善提案や企画を実行するためには人手(社員)が足りないというのなら、ベテランアルバイトが社員になってもいいと思えるようにするしかないわけです。

新卒や中途採用でも、入社したいと思える環境を作る必要があるわけです!

とはいえ私がいくら吠えたところで何も変わらないので、外部の人間……社労士のかたに相談しました。

労働基準法? なにそれ? おいしいの?

そんな状態の会社なんて、たたけばいくらでもホコリが出てきます。

で、たたいた結果がこんな感じ。

1,週休2日制の導入

今までは週に1度しかなかった休みが、隔週で週休2日になりました。

完全週休二日制にはできませんでしたが、大きな進展だといえるでしょう!

ですが、会社からすれば私の取った行動というのは敵対行動以外の何ものでもないので、出世コースからは完全に外れました。

というか、出世することは二度とありえないだろうという状態になります。

2,正しい有給休暇の導入

過去にも有給休暇はあったのですが、1年に6回だけという謎の規定がありました。

しかも有給を使う1ヶ月前には申告をしていないといけないため、身内の不幸事やインフルエンザやノロウィルスといった感染症であっても “ただの欠勤として処理” されていたんですね。

そのうえ、欠勤した場合にはそれを埋めるため週に1回しかない休日がなくなる+欠勤日があると皆勤手当がなくなるというおまけ付き。

なので欠勤日をなくすために休みを返上して働くか、皆勤手当を諦めて休みを取るかしないといけませんでした。

ですが社労士の方に相談して話をしてもらってからは、労働基準法にのっとった有給休暇が取得できるようになりました!

これのおかげで退社する時に有給休暇を全消化することができたので良かったです。

3,アルバイトも所得をあげられることに

アルバイトでも週6で働いてたら年間250万ぐらいの収入があるわけで、それをちょろまかしていたわけですから改善されるのは当たり前。

アルバイトも給料から色々と天引きされるようになり、所得をあげられていなからこそ夫の扶養から外れていなかった主婦アルバイトから私への風当たりが半端ないことに。

4,横のつながりを強化するための取り組みが開始

社内の取り組みが社員で共有できるように、店舗内の上司に相談できないなら、他店舗の上司や本社の人間に直接相談できる体制が作られました。

しかも、私が面談でだした提案書を元に。

会社に不満をもっている人が、不満を解消できるようにするのが目的らしいですが、どう考えても私のせいです。

5,会社に居場所がなくなり退社

ワンマン企業で社長に嫌われているので誰もかばってくれることはありませんし、

夫の扶養に入れるからと勤めていたベテラン主婦層を退社に追い込んだ人間が甘い汁を吸えるなんてことはありません。

日々のストレスが許容量をこえたのか、ついには体を壊して退社しました。

会社は「いつでも戻ってきてくれていいから」と言っていますが、誰が戻るんだ? といった感じ。

辞める覚悟がないなら、内部告発とかやるもんじゃありません。

会社をやめたあとの出来事

アルバイトから社員になる人が複数現れたらしく、社員になった理由が

「働き慣れていること」

「休みが増えた+有給休暇がちゃんと取得できるようになったから」

だそうです。

また、体を壊した場合には退職していく人が多かったのですが、横のつながりを強化したおかげか

「体を壊した人でもできる仕事」

を社内で探してそちらに回してくれるようになったらしい。

おかげで離職率も下がったため、今まで人手不足で手が回せなかった仕事にも力をいれることができるようになり、現場でやっていた仕事を別の部署に投げたりすることができるようにもなったそうです。

正直、私が辞める前に改善されてほしかったですね。

まとめ:しっかりと会社を調べよう

今回は実体験のブラックな話をしましたが、同じ中小企業でも大手と同じかそれ以上にしっかりとされている場所も存在します。

完全週休二日制だったり、新装開店と称して店舗を休みにし社員旅行(アルバイトも無料で行ける)に出かけていたり、アルバイトにもしっかりと有給休暇があったり。

全部が全部ブラックというわけではなく、たまたま私の働いていた場所がブラックという可能性もあります。

なので、もしもこの業界で働こう!

なんて気持ちを持っている人がいたら、しっかりとその企業のことを調べることをオススメします。

私が働いていたようなブラック企業は大本の会社でさえホームページを作っておらず、社内で何が行われているのかを極力見せないようにしていますので、参考にしていただければ幸いです。

この記事を書いた人

ぽよまる

30代のフリーランス兼FXトレーダー。

上記のことから、もともと嫌いだった労働がさらに嫌いになったので、自分の好きなことだけやって生活していこうと心に決めたアホなやつ。

ブログ:ぽよまる.com

 

管理人:☆←ヒトデの一言

ヒトデ君
ヒトデ君

アミューズメント業界って大体パチンコだよNE!

本当の「自分に向いてる仕事」の見つけ方
  • これが本当に自分に向いている仕事なの?
  • 本当はもっと自分が活躍できる場所があるんじゃないの?
  • そんな風に考えて今の職場で力を発揮できないのは自分の甘えなの?
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自分の強みを知って、自分に向いている仕事の見つけ方

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