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上司に「会社を辞めたい」と伝える時の3つのポイント

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はじめまして! 会社員からフリーランスのwebライターとなった、てい えみ(@emi_t38)と申します。

私は27才の時に、新卒から約6年間勤めたメガ損保の一般職を退職しました。

会社を辞める時って、転職や結婚など分かりやすい理由がない場合、上司になんて言おうか迷いますよね…。

しかも、ちゃんとした理由を伝えないと上司も簡単には理解してくれません。

実際私もそうでした。

私は当時の仕事が向いてなくて、精神的に辛くなって会社を辞めたいと思ったのですが、そのまま正直にその理由を伝えても上司はなかなか納得してくれませんでした。

そこで今回は、私が学んだ「スムーズに退職するための、上司を説得する時の3つのポイント」をお伝えします。

せっかく勇気を出して退職を決意したのに、うまく上司を説得できないせいで余計なストレスを増やしたくないところ。

今回のポイントを押さえるだけでぐっと上司が納得してくれやすくなるので、上司に退職を切り出す前にぜひ意識してみてください。

上司への最初の退職の伝え方

上司には、まず社内メールで「相談したいことがあります」と伝えました。

そして、別室に呼ばれて「どうしたの?」と聞かれたタイミングで「実は会社を辞めたいと思ってまして…」と話し始めました。

辞めると言った時は、ほとんどの人がそうだと思いますが、まず引き止められます。

それは、私がいないと困るとかではなく、おそらく退職者を出すと上司の評価が下がるからです。

部下の管理ができていなかった、とみなされるのかもしれません。

(単純に、人が減っては困るのだとは思いますが…。)

そこで、上司はあの手この手を使ってどうにか辞めないで済む方法を提案してきます。

  • 「希望の仕事に近い部署に異動できるよう、人事に掛け合ってみる」
  • 「営業の仕事がキツいなら、私も一緒に同行してあげる」

 

などなど。

私からすればどれも的外れな解決策なのですが、上司はなかなか辞めることを受け入れてくれませんでした。

そこで、私が学んだ上司を説得する時の3つのポイントを紹介します。

スムーズな退職の伝え方①:前向きな理由を伝える

まず、「なぜ辞めたいのか?」という理由は、本心でないにせよ「前向きな理由」を伝えましょう。

なぜなら、ネガティブな理由を言えば上司は必ず「その問題を解決したら辞める理由はなくなる」と考えてしまうからです。

そうして、こちらが望んでいない解決策をいくつも提案してきます。

例えば、「営業の仕事が向いてないと思うから」というネガティブな理由を伝えてしまうと、上司はきっと

  • そんなことない、あなたのこんなところが素晴らしいと思ってる
  • 苦手と感じるなら、一緒に案を考えてみよう
  • 希望してる部署に異動させてあげよう

 

などと言って、会社を辞めないで済む提案を出してくるでしょう。

なので、辞める理由はできれば前向きな理由を伝えましょう。

例えば私は「もともと就活の時から希望していた出版系の会社に転職することになった。もう内定ももらってる。」と伝えました。

実際には内定なんてもらっていませんでしたが、あまりに上司がしつこそうだったので押し通しました。

すると、上司も「あなたの夢ややりたいことにまで口出しすることはできない」と言って、しぶしぶ認めてくれました。

なので、必ず前向きな理由を伝えましょう。

スムーズな退職の伝え方②今の会社ではどうしてもダメな理由を伝える

もう1つ大事なのが、「今の会社にいては絶対に不可能であること」を明確にすることです。

例えば、もともと出版業界に興味があったから転職したい、と言った場合、「じゃあ、うちの会社でそれに近い広報の部署に異動させてあげよう」など、「社内で解決できること」を提案される場合があります。

そうした時に、「出版でも、保険には興味はなく、教育の分野がやりたい」といった、今の会社ではできないことにチャレンジしたい、という意思を伝えることが大切です。

なので、できれば辞める理由は

  • 結婚するので退職したい
  • 他に、どうしてもやりたい仕事があるから挑戦してみたい
    (今の会社とはまったく違う業界・職種で、今の会社にいてはそれは達成できないから)
  • 親の家業を継ぐことになった

 

など、上司や会社が口出しできない&今の会社にいては絶対に不可能であること、を明確に伝えましょう。

スムーズな退職の伝え方③ネガティブな理由は言わない

例えば「人間関係に悩んでる」など、ネガティブな理由を伝えてしまうと、上司は「一緒に解決策を考えよう」としてしまいます。

おそらく、上司に悩みを相談したのに何も解決策を提示してくれなかった、と後で知られたら自分の評価に傷がつくからでしょう。

(本心から言ってくれてるのかもしれませんが…)

でも、そうなっては一生辞められません。

もう「辞めたい」と決まっているのであれば、勇気を出して、多少強引でも「私はやりたいことのために次のステージに進みたい」と言ったニュアンスを前面に押し出しましょう。

まとめ:上司に退職を伝える時の3つのポイント

上司に「会社を辞めたい」と伝える時のポイントは以下の3つでした。

  • 前向きな理由を伝える
  • 今の会社ではどうしてもダメな理由を伝える
  • ネガティブな理由は言わない

 

私は実際にこの方法で、なかなか退職を認めてくれなかった上司をうまく説得することができました。

まったくの嘘をつくのはあまりおすすめしませんが、はっきり伝わらないせいで退職が長引いてしまうのは自分のストレスにもなります。

私ははじめのうちは上司が全然理解してくれず、何度も何度も話し合ってかなり疲れました…。

退職に悩む方にとって、今回のポイントが少しでも役に立てれば嬉しいです。

この記事を書いた人

てい えみ(ていちゃん)
<自然女子ブロガー/webライター>

「自分の得意を仕事にしたい」と思い、6年間勤めた会社を27才で退職。
アウトドアや観光スポット記事執筆、インスタグラムで旅や自然スポットを発信してます。
たまに田舎フリーランス養成講座で運営スタッフ。

ブログ:ていちゃんねる
Twitter:@emi_t38
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