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設計士4ヶ月、パティシエ3年、経理を4年。様々な職種を経験してきた、高卒の転職「変」歴

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初めまして。なりじょしといいます。

ぼくは高卒の28歳で、これまでに設計士、パティシエ、そして現在の経理という3つの職種を経験してきました。

じぶんで言うのもアレですが変わった転職経歴を持ってるかなと思いまして。

それともうひとつ高卒というワードも入れさせてもらいました。

いまだに学歴が通用する社会だけど、高卒も頑張ってるよ!

というアピールをしたかったからです。

そんなぼくの変わった転職事情を書くのでよろしくお願いします!!

【1社目】心と体がゆとりだった設計士時代

大手工務店へ入社するきっかけ

ぼくは工業高校の建築科出身です。

一般的に工業高校の卒業後は就職するのがほとんど。もちろんぼくも就職という道を選びました。

その時はリーマンショックの前で高卒の求人はわりとバブリーだったんです。

そして運よくぼくは大手工務店の子会社に就職することができました。

職種は設計です。

なぜ設計を選んだのか

オレは設計士になる!

っていう野望があったわけではありません。

設計の授業が楽しかったから、ただなんとなく設計会社を選びました。

あとは大手子会社っていう単純な動機も少しあり。

そりゃ18歳に明確な働きたい理由なんてないでしょ!

周りが足並みそろえて就職を選ぶから選んだだけです。

大手工務店を退職するきっかけ

そして入社して3ヶ月目で突然の残業地獄にみまわれ、 心と体がビビってしまいました。

その結果、4ヶ月のスピード退社しちゃいました。

残業地獄にみまわれるまで18時に退社できてたのが、 次の日からいきなり23時に退社に。

設計会社ではありがちなんですよね。

でも、18歳のぼくにそんなことはわかりませんでした。

右も左もわからないのだから。

今思うとあのときは心も体もゆとりだったなぁって。

【2社目】甘いものが作りたいという理由で始めたパティシエ時代

パティシエ(ケーキ屋さん)への転職のきっかけ

設計会社を退職後は半年ほど心と体を休めて、 といってもフリーターをしてただけ。

なぜかそのとき、甘いものを食べることに執着してたぼくには

「オレは甘いものを作りたい!」

という野望があったんです。

そしてお菓子の専門学校に通うか、通わずにいきなりケーキ屋の門を叩くか悩んだ結果、 専門学校に通うお金が無いという理由でタウンワークを頼ることに。

今はネットが主流ですが、当時はタウンワークやアイデムといった求人雑誌が優秀だったんですよ。

で、タウンワークで見つけました。

未経験でもオッケーのケーキ屋さん。 男の子の人手が足りなかったということで即採用されましたね。

パティシエ界隈の実態

知ってるようで知らないと思うので実態を少し書きます。

パティシエと聞くと華やかなイメージはありますが、実際は職人の世界です。

お店によっては体育会系のノリが激しいお店もあったりと、どこかブラック感が漂うのがほんとのところ。

職人の世界に飛び込んだなら、そんなブラックだとか甘っちょろいことを言っていたら務まらないよ。

その通りです。

入社していきなりケーキが作れるわけではありません。

はじめは調理器具の洗いものやイチゴの葉っぱ取り。

ようは雑用ですね。 雑用といってもその作業から見えてくるものがあるんです。

やってるときはわかりませんが、それは後からわかるようになります。

あとは技術習得のためにお店に残って毎日練習。

その結果、一人前のパティシエになるのです。

と、実態としてはこんな感じ。

でもぼくが勤めてたのが6年前なんで、そのときより労働環境は良くなってきてるのかも。

ケーキ屋を退職するきっかけ

業界の実態でおわかりいただけたと思いますが、 パティシエには技術、気力、体力が必須スキルです。

とくに技術よりも気力と体力がないと冬のイベント(クリスマス、バレンタイン、ホワイトデー)は乗り切れません。

この冬のイベントはほんとうにきついです。

日付が変わるまで仕事をするときもあります。

そうやって修行を積んだパティシエは最終的にお店を出すのが一般的です。

でもぼくはお店を出すほど本気で考えていませんでした。

じぶんは作るよりも食べるほうが好きなのかなって。

そんな激務や将来の悩みもあり、3年間勤めたのち退職しました。

【現在】なぜかケーキからケーリ(経理)に転身

経理職へ転職のきっかけ

パティシエを辞めたあとは経理の専門学校に通うことに。

パティシエ時代に将来のことを考えたとき、

「やっぱり安定のサラリーマンやろ。最近なんかお金に興味が湧いてきたし」

「サラリーマンでお金と言ったら経理か」

「しかも会社にとって経理は必要な職種」

「だから職探しも困らないし、残業も少なそう」

「だからじぶんの時間が確保できる」

「ちょっと待てよ、経理をするには簿記が必要なんか」

「あ、そうだ、経理の専門学校に行こう」

と、そんな安易な感じで経理という道に進みました。

そして卒業後は学校から紹介してもらった広告代理店に入社し、現在の総務兼経理という部署に在職してます。

経理職を退職したきっかけ

そんな安定と時間を手に入れたにも関わらずぼくはこの3月に会社を辞めます。

辞める理由は鳥取に移住するからです。

今から4年間のサラリーマン生活で見てきた不満と愚痴をタラタラ書きましょう!

立食の忘年会がイヤー(終わるころには足が生まれたての 子馬のようにプルプルする)

  • やりたいコトよりやりたくないコトが多い(セールス電話を断ったりみたいなしょうもない系のコト)
  • パソコンをまったく使えない上司のお世話(メールぐらい自分で送れよ!)
  • 逆にSiriのスゴさに気づいた上司はSiriを使って部下に電話をかけるのにハマる(たまに言うこと聞かないSiriに怒鳴る模様)
  • ぼくより後から入社してきた課長が無能すぎて毎日部長に怒られるから空気悪し(それでもぼくより給料は上)
  • 通勤電車がイヤー(だからぼくは職住接近しましたとさ)
  • 昼休みの時間をずらしてほしい(アホでもわかる、ランチに行ったら店混むやろ!)
  • 大きな声では言えないが有給くれよ(ヘイ、労基カモン)
  • 上司だからって冗談でも部下にハゲとかボケとかアホとか言わない方がいいよ(いつか部下から訴えられるよ)
  • そろそろアナログ作業は辞めたほうがいいよ(いまだに手書きで振り込んだりしてるからね)

 

ざっとこんな感じです。

何度も転職をしても、ぼくが仕事をする上で大切にしてるたった1つのこと

ぼくはこれまでに合計3社経験してきました。3社とも職種も業種もまったく違います。

しかも仕事は1人ではできません。 相手があってこその仕事です。

それは同僚や上司、部下はもちろん取引先も。

そしてぼくはどんな職種でも、どんな人と仕事をやるにしても、大切にしてる ことが1つだけあります。

それは

どうしたら○○○?

と考えることです。 例えばぼくがいつも考えてることは、

  • どうしたら仕事が早く終わるのだろうか?
  • どうしたら相手が仕事をしやすくなるのだろうか?
  • どうしたら同じミスを繰り返さないようにできるだろうか?
  • どうしたらこの難しい仕事を部下にわかりやすく教えれるのだろうか?

 

まぁ当たり前といえば当たり前なんですが。

なぜこんなことを書いたのかというと、先日、ぼくの会社の課長が資料を回してた時の事が原因です。

手元に来たその資料、チェックする側の気持ちを一切無視した物でした。

だからその無能な課長に、普段は温厚なぼくも思わず

「雑すぎます!!」

と怒ってしまいました。

歳を取っても相手のことを考えずに仕事をする人がいるんだな……と思いましたね。

仕事や作業の先には必ず相手がいます。少しでも相手のことを考えて仕事をしたいものですね。

まとめ:楽しかった職業もあれば、辞めておいた方が良い職業もある

ぼくの転職「変」歴はこんな感じです。

こんなぼくですが、1つ言わせて貰うなら

転職をしたいと思ったらすぐに転職したほうがいいです。

会社を辞めたいと思ったらすぐに辞めたほうがいいです。

転職したいと思ったとき、会社を辞めたいと思ったとき、それはあなたにとって次に進むチャンスかもしれません。環境を変えるチャンスかもしれません。

そうやってぼくは感情のおもむくままに仕事を変えてきました。

そしてまたぼくは感情のおもむくままに今の会社を辞め、移住先でまたゼロからがんばります。

もちろん不安だらけで怖いときもあります。

でも逆に環境を変えれることにワクワクするときもあります。

あーだこーだ書きましたが、結局のところ

動かないとなにも始まらない!!!! 

ということです。

また、どうしても仕事に行きたくない方はこちらの記事も読んでみてください

【仕事に行きたくない人へ】あなたが会社を休んでも良い理由この記事はどうしても仕事に行きたく無くて、ここに辿りついた人に向けて書いています。 仕事に行こうとすると吐き気がする。 ...

本日は最後まで読んでいただきありがとうございました。

以上。

「設計士4ヶ月、パティシエ3年、経理を4年。様々な職種を経験してきた、高卒の転職「変」歴」

でした。

著者紹介

著者:なりじょし

説明:勢いで28年間住んだ大阪と年収400万円のサラリーマン生活を捨てて鳥取に移住します。生き方の師匠は妻。移住後は妻の実家で無職のマスオさんを演じながらブログを書きます。

ブログ→大阪を捨てて鳥取に移住したよ

 

管理人☆←ヒトデのコメント

ヒトデ君
ヒトデ君
お菓子の家とか完璧な予算で高クオリティなの作れそうな経歴してますね!
本当の「自分に向いてる仕事」の見つけ方
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