こんにちは。チャイカプ(@genchisaiyou)と申します。
私は2013年12月より、タイのバンコクにてサラリーマン兼パラレルワーカーとして勤務しています。
本業が週5日、それ以外の夜や土日を使って、タイ就職メディア、シェアハウスの運営を行っております。
この記事では、日本でしんどい思いをしてるくらいなら、海外という「場所」を変えるだけでも、気持ちよく生きられますよ、という事例をご紹介します。
仕事をしていると、気づいたら目の前のことで、いっぱいいっぱいになっていることってありませんか?
このまま続けていって、未来は明るいのか?そもそも未来を考える余裕もないじゃん、と。
でも、世の中には間違いなく、明るく幸せに働いている人がいるんですよね。
例えば、海外で暮らすその土地の人々。学生時代に海外旅行に来たことがある人なら、もしかすると感じたことがあるかもしれませんね。
自分が仕事で悩んでいることがちっぽけに感じるくらい、現地の人達は生きることを楽しんでいます。
今の会社を変える選択肢の中に、「海外」を加えるだけで、あなたの悩みが解決するかもしれません。
わたしの日本での就業経験
さて、海外で働く事実をお伝えする前に、簡単ではありますが、私の経歴と海外に渡った経緯についてお伝えいたします。
新卒で人材系ベンチャー企業に入社、今でいうブラック企業と呼ばれるような会社にて4年半ほど勤務をしておりました。
月~金は朝8時半から深夜0~2時まで、土曜も午後は仕事。それでも終わらなければ、たまに日曜日も出勤していました。
もちろん、残業代はみなし残業なので、どんなにやっても月に数万円。
病んでしまった事もあり、たまに会った友人からは「なんか暗くなったね」と言われることもありました。
そんな忙しい状況の中で数年が経過し、普段はあまり未来を考えないように生きていたのですが、ある朝起きたら全身にじんましんが発生。自分でも見えないストレスを抱えていたようです。結局2日間、休みを頂きました。
さすがにこのタイミングで
「あれ?わたしはどう生きたいんだったっけ?」
と考えることとなりました。そして、ダラダラと働くのは自分にも会社にもよろしくないなと思い、退職。
この後は3か月くらいニートをやっていましたね。
ゲームやり放題、貯蓄はどんどん減っていくという状態でしたが、まぁなんとかなるかなと思っていたのを覚えています。(今ならもう少し早く活動しろよ!って思いますけどね)
退職~タイ移住まで
ニートをしつつ、考えたのは2つです。1つは自分は何ができるのか?もう1つは自分がこれから何をしたいか。
自分にできること
それまでの経験で、人材系の法人営業(新規・既存営業)、セールスオペレーション(営業企画・営業推進ともいいます)はやっておりましたので、これは問題ないなと。
ただ会社で営業成績が1位かと言うと、そうではありませんでした。
このスキルだけで食べてはいけない、かといってマネジメントはしたくないなと。ではどうするか。
そこで思ったのが、ここに英語力を足せばなんとかなるかな? という視点です。調べてみると、アジアならネイティブ並みの英語力は必要がないことはわかっていたので、じゃあそこで通じる英語力を身に着けようと思いました。
自分がやりたいこと
元々、学生時代に、バックパッカーとして東南アジアを巡っていまして、その頃から漠然と、海外で働くことに興味があることを思い出しました。
じゃあ世界一周でもするか! と一時期考えましたが、海外で暮らすのと、旅行するのって全然得られる体験が違くない? と思ったんですね
例えば、日本語がたいしてできない、英語も怪しい外国人が日本旅行に来て暮らすことが出来るかと聞かれると……そんな簡単なものじゃないですよね?
もちろん旅行でわかることもありますが、基本的には下記のようなイメージでしょうか。
上に行くほどお客様扱いがなくなり、難しくなるイメージですね。
とはいえ、現実的には全ての国に住むわけにはいかないので、自分の中で優先順位を付けて分けました。
エリアは経済発展も著しい東南アジア。そこを中心に旅行と生活をしようと。決めたら早速マレーシア、シンガポールには旅行へいきました。
その後、香港やフィリピンには短期留学を兼ねて住み、タイでは幸運なことに、数か月ほど働く機会を得ることができました。
その中で私にとってはタイが、1番暮らしやすかったので、タイに決めました。
タイで生活って実際どうなの?
結論から申し上げますと、めちゃくちゃ暮らしやすいです。以下、その理由。
年中暖かい気候と明るい天気
まず、天気って自分でコントロールできないじゃないですか?
努力で云々っていうものでもないし。だったら、場所変えるのが合理的だよね?っていう思考です。
私は寒いのが大嫌いで、冬に布団から出る理不尽さが本当に許せなかったので、今はこれだけでもかなりHAPPYです。
雨季の時期は夕方からのスコールと雷が半端ないでが、1日中ずーっと雨が降ることは少ないので、すっきりです。
あと、花粉がないので花粉症の人は本気で移住を検討したらよいと思います。生産性がめっちゃ上がります。
日本でいうところの、豪邸に住める
物価は上がっていますが、それでも家のコスパが良すぎます。プール、ジム付きのコンドミニアムに住めます。
日本食屋も、多い!高級デパート、コンビニ、なんでもアリ
屋台ですませば1食200円とかで生活ができますが、私は日本食が大好きです。
海外出てまで日本食?って思うかもしれませんが、食生活って結構大事ですよ。
値段は600円~1,000円程度しますが、安心して食べられる場所がたくさんあるだけで、かなり心に余裕が持てます。
大戸屋、モスバーガー、吉野家、スキ家、テンヤ、ココイチ……。数え上げればきりがないくらいです。
まだそう思ってる人が日本には多そうですね〜
確かに、タイ=製造業、ベトナム=オフショアとかのイメージでいるかもですが、街の発展の勢いとか半端ないです。
タイは日本人の移住者も増え続けてて、2012年は7位でしたが、2013年に6位、2014年に5位、2016年に4位と順位を上げてます。 https://t.co/JTeQsSJgEL
— タイ就職のチャイカプ@帰国組向け転職支援開始 (@genchisaiyou) 2018年2月19日
同じ東南アジアや新興国のインドなどに比べて、数段暮らしやすいことは間違いないです。
タイで働く方法は?
ビザと労働許可証
外国人が海外で働く場合、基本的にはビザが必要です。
タイだと、ノンイミグラントビジネスビザ、通称Bビザと呼ばれるものになります。
また、それとは別に労働許可証 (workpermit)も必要です。これらを支給してくれる会社に入ることが最低条件となります。
タイでの仕事の探し方
3つあります。おすすめ順にご紹介します。
日本で海外案件を扱う人材会社から情報を得る
いきなりタイへ渡航しなくても、日本で働きながらお仕事は探せます。例えばJACなどは海外案件も多く扱っています。駐在案件も含めて、探せますので登録しておいて損はないですよ。
タイの人材会社を活用する
タイ側にも人材会社は何社もあります。
こちらで登録をし、現地採用としての案件を探すことも可能です。わたしは仕事柄、色々な会社と付き合いをしておりますが、正直、担当レベルでだいぶ紹介できる案件に幅が出ている印象です。
きちんとした方に見てもらいたい方は、お声がけいただければご紹介いたします。
自力で探す
現地のフリーペーパーの巻末だったり、掲示板などでも求人を探すことはできます。ただ、あまりおすすめしません。
理由はお金とビザです。ここに求人を掲載することは無料なんですね。
なので、人材会社にも求人を出せない=出せない理由があるわけです。
たとえば、お金があまりない、実はビザ出せない、人がすぐやめるから有料だとわりに合わない、などなど
全ての会社というわけではありませんが、そういう会社も結構混じっていますので、利用する際は気を付けましょう。
現地採用でお金は大丈夫?
生活レベル、貯金
一般的に駐在員に比べ、給料がかなり少ないと言われる現地採用。
これまでに約300人以上、現地採用者や駐在員と関わってきておりますが、実は現地採用でも充分に余裕のある暮らしをできている方は多いです。
そうじゃなきゃ、日本人の移住者が純増しないですからね!
もちろん、駐在員並みの生活をしたいならば、あっという間に破産しかねないですが、私の周りはきちんと貯金をできている方が多いです。
特定の地域を避ければ、ジム・プール付きのコンドミニアムに住むことは全然可能です。
休みの日には、気晴らしにみんなでレーザーサバイバルゲームをしたり、楽しく生活できますよ。
タイで働く場合の給料
給料は約3万~10万B(日本円で9万円~30万円)くらいの幅に収まる方が多いです。1番多いのは3万Bと5万Bでしょうか。
約3万Bの仕事の代表例はコールセンター。皆さんが購入した商品やサービスの問い合わせは、日本ではなく、タイで受け取っている方が多いかもしれませんね。
こちらの給料が安い理由は、業務がすべて日本語で完結するからです。
次が5万B。これはタイで日本人を雇用する際の最低限払わなければならない税金の規定が、給料5万B~だからです。
先ほどのコールセンターは、別途BOI企業という外資優遇制度に加入できているので、この規定範囲外だから問題ないわけですね。
タイでの彼氏と彼女事情
独身であれば、現地でお相手を探したくなる人も多いでしょう。
日本人女性は、海外ならどこに行っても大体外国人からモテル傾向が高いです。
残念ながら、日本人男性は……。
というケースが海外では多いのですが、タイであれば人気は高いですよ。
理由は、タイ人男性が人気がないからです。働かない、浮気性、世界一不倫が多い国etc。。。
ビジネスもそうですが、自分達が勝てるマーケットで戦うのは重要ですね。色々と出会う方法はありますが、例えばTinderのような出会いアプリを使っている人も多いです。
まとめ:海外暮らしを視野に入れてみよう
僕の感覚では、手取り30万円に満たない方は海外暮らしを視野に入れてみると良いと思います。
世界がより近くなる中で、日本にいても外国人と一緒に働く未来はそう遠くないでしょう。
今のうちに経験を積んでおくことは、損はないと思いますよ。海外移住に何かご不明点などあれば、お気軽にご相談ください。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
この記事を書いた人
名前:チャイカプ
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管理人:☆←ヒトデの一言
- これが本当に自分に向いている仕事なの?
- 本当はもっと自分が活躍できる場所があるんじゃないの?
- そんな風に考えて今の職場で力を発揮できないのは自分の甘えなの?
- 今の職場で駄目なのは才能云々では無くて、ただ単に自分がポンコツなだけなのかな……
そんな悩みを持っている方向けに
自分の強みを知って、自分に向いている仕事の見つけ方
をお伝えします