転職体験談 PR

転職で残された人はどうなるの? 出ていく先輩を傍から見ていた時の話

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まいど! いつもお世話になっております。daisenと申します。

(初対面なのに”いつも”お世話に…って言うの、なんか不思議ですよね)

普段はとある建材関係の会社でしがない営業をやりつつ、上司の目を盗んでいつも”人生常に単騎待ち”というブログを書いてる意識”他界”系サラリーマンです。

さて今回寄与させて頂いたのは、今月一杯で転職する事になった先輩のお話です。

今回は「転職する人」の体験ではなく、「転職する人を傍から見た人」の体験談です。

  • 転職を決意した人は職場やお客からはどう思われているのか
  • 転職するまでに至った経緯を客観的にみてどう感じたか
  • 転職することで職場はどうなるのか

 

といった部分についてつらつら書いていこうと思います。

  1. 転職したいけど不安…怖い…という人
  2. 転職した後の職場はどうなるのか気になる

という人は是非参考にしてみてください。

また、どうしても仕事に行きたくない方はこちらの記事も読んでみてください

【仕事に行きたくない人へ】あなたが会社を休んでも良い理由この記事はどうしても仕事に行きたく無くて、ここに辿りついた人に向けて書いています。 仕事に行こうとすると吐き気がする。 ...

状況説明:私と先輩との出会い

まずはじめに自分が働いてる会社について、そして先輩との出会いについて簡単に説明します。

どんな会社に勤めているのか

今自分が勤めている会社は…

  • 業界:建材メーカー
  • 業種:ルート営業
  • 規模:零細じゃあないけど大企業でもない中くらいの会社
  • ブラック度:忙しいときで残業2~3時間。有給が微妙に取りずらい

 

という白でも黒でもない微妙な会社です。(最近ようやく会社が残業を減らそうね!という意識が浸透し始めました)

他の方のような吐き気を催すほどの邪悪(ブラック)でもないし、黄金の精神を持った(ホワイト)企業ってわけでもないんですよね。

内定が出たから今の会社へ。名古屋へ転勤

そんな会社に自分は15年卒の新入社員として当社に入社しました。

ちなみにはじめから建材業界に入りたいとはこれっぽっちも思ってません。

入社した理由は

「もう就職活動したくない・・・・・・って時に内定が出たから」

です。(意識低すぎぃ!)

そして入社後本社で研修、後に地元に近い大阪勤務となりました。

時が過ぎ、忘年会シーズン真っ只中の12月上旬。今でも覚えてます。

出勤した朝、目覚ましのコーヒーを入れようとした時です。突然支部長に個室に呼ばれ、真剣な顔をしながら

部長「突然で申し訳ないが1月から名古屋勤務になった。頑張ってくれ。」

「喜んで!(真顔)頑張ります!(真顔)」

こうして二年目を迎える前に初めての転勤&一人暮らしを経験することになった。

及川先輩との出会い

そして1月、正月休み明けに名古屋に転勤。そこで出会った先輩が今回の主人公、名前を「及川(仮称)先輩」である。

及川先輩を簡単に説明すると

  • 会社に新卒で入ってだいたい10年目。営業。
  • いわゆるアラサー。1~2年前に同じ営業所の事務の女性と結婚。
  • ひょろっとした体格。サッカーが好き。
  • 性格は優しい、ギャルゲの主人公の友人枠にいそうな感じ。
  • 初めて風俗を紹介してくれた【奢ってもらった!!】

 

新卒から10年以上名古屋で営業をつづけてきた中堅選手。

私が転勤するまで5年ほど新卒が来なかったので、実質私が及川先輩の初めての直属の後輩となったわけである。

及川先輩も初めて後輩が出来たので戸惑っていたらしい。それでも名古屋の土地について、営業としての仕事の仕方を教えていただいた。

そんな先輩が今年の四月に転職を決意することになった。

なぜ先輩は転職を決意することになったのか

先輩が転職をすると知ったのは去年の冬。奇しくも12月、私が名古屋に飛ばされることを知った時期である。

先輩と同行営業中、岐阜のお客さんを回った帰り、車を運転している私に突然注げた。

先輩「実はさ…これみんなに内緒なんやけど、DAISENには言っとくわ。オレ会社辞めようと思ってる

私「おめでとうございます」

今にしてはなんでこんな言葉を選んだかよくわかってないけど、先輩の退職を祝福した。

実は二年前から退職しようと悩んでいた先輩

話を聞くとどうも先輩は二年前から会社を辞めようと悩んでいたらしい。

先輩はいわゆる”正直者”なタイプで、嘘を言うのが下手な人だ。

この業界に限っては、それは「要領が悪い」とも言える。

建材業界というのは中々にカオスな業界だ。

例えば

  • 現場で使うのに必要な”A”という商材を使うと決めたのに、現場の都合で急遽”B”を使うことになる…
  • 現場の値段が安いから材料の値段を下げて交渉する…
  • 現場に複数の工事屋が入っていて、工事店ごとに別々の対応をする…

 

スケジュールどおりに行かないバタバタとした業界である。

なので営業は要領よく、時には”旨い嘘”を喋りながらテキパキと対応しないといけないこともある。

先輩の性格からか、そんな業界で営業をするのは向いてない、と悩んでいたらしい。

悩みに悩んで「占い」へ

その後話しを聞いたら”占い”へいったとのこと。

これがまた面白おかしく出来てるんですよ。

占いで仕事の今後を見てもらった先輩。

占い師「アナタには2つの道が見えます。一つは大きく明るい道、もう一つは暗く細い道」

その占い結果を聞いて先輩は驚いた。

なぜなら同じタイミングで別の会社からの誘いがあり、さらに友人から一緒に商売をしないかという誘いが合ったからである。

まさに大きく明るい道(誘われた会社)と暗く細い道(友人が立ち上げるベンチャー)が現れたのである。

私「珍しいですね、先輩が占いの結果を信じるなんて。偶然じゃあないんですか?」

先輩「オレもそう思ったよ。びっくりしたけどね。でも最後に”この占い師はスゴイ”って思ったんよ」

私「どういうことですか?」

先輩「帰り間際にさ、いきなり『アナタの奥さん…鬼嫁でしょ』って。だって仕事の話ばっかりで一言も家族のことなんか喋ってないんだぜ!スゲェって思ったよ!」

鬼嫁からの叱咤激励~失敗してもアンタを食わせてやるわ!~

占いから帰った後、先輩は「神の啓示だ!」と思って勢いで奥さんに転職の話を喋ったらしい。

初めは「あんた転職なんかしてこの先どーすんのよ!」みたいに怒られるんじゃあないかと内心ビクビクしてたらしい。

すると奥さん、

奥さんうん、転職した方がいいよ!だってあんたこの会社向いてなさそうやもん!」

奥さん「心配せんといてや。もし転職先で失敗してもアタシが食べさせてあげるから!

か、かっけー・・・・・・。

そして紆余曲折を経て先輩は転職を決意した。

転職で悩んでる人は最寄りの占い師に相談してみるのも、良いかもしれない

転職を決意した先輩。そのとき残された職場はどうなった?

繁忙期が終わろうとする2月下旬。先輩は上司に退職届を提出したとのこと。

やっぱり上司に退職する、と報告した時、猛反対を食らったようだった。でも先輩の意思は変わらず。

実は退職届を出す前に先輩の先輩や事務の女性に話をしていたらしい。

先輩が幸運だったのは先輩の先輩や事務の”お姉様方”から反対されなかったことだろう。

むしろみんな先輩の転職に納得しているようだった。

みんなの反応を見て”覚悟”を決めた。そして引継ぎが始まった。

先輩のお客さんの引継ぎ~残された新入社員が先輩の客をみることに~

さて退職が決まったが仕事はいつもどおり動いている。

大変なのは先輩が担当しているお客さんの引き継ぎだ。

建材メーカーの営業は長いスパンが求められる。大きい物件があれば当然打ち合わせなどやることが長期化する。

先輩が付き合っていた馴染みのお客も担当が変わるので対応が変わる。一癖も二癖もある客もいる。

はいどうぞ、と簡単に引き継ぎが行かないのがルート営業の辛いところである。

しかも引継ぎ先は私の後に入ってきたイケメンの新入社員。

(私が1月に来たころすでに上層部で名古屋に新入社員を入れる予定が合ったらしい。・・・・・・オレ居る?

私は別の先輩の客を分担する事が決まっていたので、先輩のお客はすべて後輩が見ることとなった。

退職まで期間があってマジで良かった。必ず事前に言おう!

今のところ期間があるので順調に引継ぎが進んでいるが、もし

突然辞める!

と先輩が言い出していたらきっと職場は混乱してただろう。

当然客の中には重要な顧客もいる。その客を新人に突然まかせることになったら後輩も貯まったもんじゃあないだろう。

幸い退職届を出してから猶予が合ったお陰で重要顧客は上司が、比較的売上が小さいお客さんを引き継ぐスケジュールが組めたお陰でなんとかなっている。

ただ先輩のお客をそのままシェアする形になったので担当ごとの負担は増えることになった。

自分も担当が増えたので資料作成の仕事が増えてしまった。

しょうがないけども、退職するということはその穴を残った人間で埋める必要がある。

転職は自由だけど、残った人にも思いやりをお願いします

先輩がこそっと辞めることを教えてくれたので、ある程度覚悟が出来ていただけマシだったと思う。

クソみたいなブラック企業は逃げても当然だが、もし「転職&退職したい!」という人がいたら

せめて残された人間がスムーズに行くようにして欲しい。

と残された立場からは思った。

確かに転職することは自由だし、転職した後の補填は会社が考えることだけど、残された人間はどうなるか?

自分も転職するときが来たときはなるべく職場が混乱しないように引継ぎがスムーズに行くよう資料を作っておこうと実感しました。

そういう意味でも先輩の退職はすごく綺麗だったと思う。変な話、自分も運が良かったなぁと。

転職とは”覚悟”である~及川君ズルいよ、カッコイイ~

さて長々と書いてきてがまとめに入ろう。

先輩の転職を見ていて私は実感した。

 

「転職とは”覚悟”である」

 

先輩が馴染みのお客さんに退職の報告をした時のこと。

そのお客さんは先輩よりニつ上で年も近いことからプライベートの付き合いもあったお客さんだ。

転職の話をぶっちゃけた時、お客さんは

「及川君…なんかズルいよ。カッコイイじゃん」

と呟いた。

そのお客さん。実はいま勤めてる会社を辞めたいと先輩に愚痴ったらしい。

社長がワンマンで自分の仕事の仕方と全然合わなく、ストレスが貯まっている。

正直辞めたいけど、嫁さんもいるし子供もいるし、転職なんてリスクが高いから怖い、と。

似たような環境である先輩が転職を決意すると知り、「カッコイイ」と感じたそうだ。

その話を聞いて転職って”勇気”が居るんだなと思った。

まとめ:「転職」とは!暗闇の荒野に!!進むべき道を切り開くことだッ!

これを読ん出る人の中で転職しようか悩んでる、でも中々結論が付けれないという人がいるかもしれません。

そこで私(と管理人)が好きなジョジョの奇妙な冒険を名言を紹介します。

「覚悟」とは………………犠牲の心ではないッ!「覚悟」とは!!暗闇の荒野に!!進むべき道を切り開くことだッ!

「覚悟」は…この登りゆく朝日よりも明るい輝きで「道」を照らしている そして我々がこれから『向かうべき…正しい道』をもッ!

~ジョジョの奇妙な冒険第五部 ジョルノ・ジョバーナの台詞より~

まさに転職は”覚悟”です。

  • 転職して本当にいいのか?
  • 今のままで充分じゃあないのか?
  • 転職先で失敗したらどうしよう

考えるほど先は暗闇です。恐怖で心が一杯になります。

だからこそ”覚悟””勇気”が必要だと思いました。

今回先輩は「偶然」「身内の支え」といった要素が”覚悟”へと繋がりました。もしかしたらたまたまだったのかもしれません。

心なしか退職を決意してからの先輩の顔は清々しそうに見えます。

自分は退職する先輩を見て「まだその時ではない」と感じてます。いつか”その時期”、チャンスが来た時に”覚悟”できるようにしておこうと、そう思いました。

そして、実際に転職する皆さんは、体や心が壊れてしまう場合を除いて

 

引継ぎをしっかりしてください!!

 

逆に、そこさえしっかりしていれば、辞める時に間違いなくスムーズです。

それでは皆さんいい夢を。(締めの言葉)

この記事を書いた人

名前:daisen(24さい)

説明:仕事中上司の目を盗んでブログに勤しむ意識”他界”系昼行灯サラリーマン。

フリー雀荘での麻雀(初任給溶かしました)と合気道(初段)とブログが本業。

趣味のせいか初対面の人に「30代の課長っぽい」と言われるのが特技。

ブログでは麻雀や合気道の話、趣味のJAZZやゲームBGMのまとめなんかを書いてます。

麻雀がしたいという方は是非ご連絡下さい!

ブログ:人生常に単騎待ち

Twitter:@kiteretu1101

管理人:☆←ヒトデの一言

ヒトデ君
ヒトデ君
『引継ぎ』をする。『転職』もする。『両方』やらなくちゃあならないのが『転職活動』の辛い所だな・・・・・・。覚悟はいいか? 俺は出来てる
本当の「自分に向いてる仕事」の見つけ方
  • これが本当に自分に向いている仕事なの?
  • 本当はもっと自分が活躍できる場所があるんじゃないの?
  • そんな風に考えて今の職場で力を発揮できないのは自分の甘えなの?
  • 今の職場で駄目なのは才能云々では無くて、ただ単に自分がポンコツなだけなのかな……

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自分の強みを知って、自分に向いている仕事の見つけ方

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