薬剤師として働いていたドラッグストアを辞めた4つの理由

仕事はすごく楽しくて、人生を仕事に費やしていた20代。

私がいた地区では、薬剤師といえば私と言うくらい、私の名前は知られていたし、売り上げを伸ばすのが得意だったので本部の人にも信頼されていたと思っています。

そんな私が退職を決めた原因になった店舗でのお話です。

配属先のドラッグストア

田舎にある割りと大規模なショッピングセンター。そこに調剤店舗を兼ねたドラッグストアができるとのことで私が配属された。

私はまだ平社員で、他に

 

  • 責任者の30代後半の無資格の男性社員
  • おばさん薬剤師
  • 化粧品を担当するおばさん社員

 

の3人の社員と店舗をやっていくことになった。

店舗が忙しくなるのは誰もがわかっていた事で、バイトやパートは10人くらい来るものだと思っていた。実際雇われたのは人件費削減のためパートのおばさん3人。

当然、常に3人いるわけでもなく、常時パートはレジ打ち用で一人。

それで回るわけもなく、私はすぐにお客さんでいっぱいになるレジのフォローに駆け付けるようにした。

売場は乱れていったけど、レジのお客さんを待たてせないし、他のメンバーも自分の仕事ができるようになるからまぁしょうがないかと思ってた。

その光景を責任者の直属上司である課長が見て、すっごく怒ってきた。

課長
「お前はレジなんかしなくていい!客は待たせておけ!」

お客さんに気持ち良く帰ってもらうためにレジで待たせるなんてあり得ないという考えを持っていた私は課長にかなり不満を持った。

課長によるパワハラ

この課長、かなり評判の悪い人で、私達に2時間休憩を強制してきた。

休憩なら良いじゃん。

と思うかもしれないが、薬剤師は休憩中でも何度も呼ばれるので休憩はあってないようなもの。もちろん休憩の2時間は無給。

つまり、ただ単に無休の労働時間を増やしたかっただけなのです。

責任者は必要以上に休憩しているのに……。資格がないほうが楽でいいなと思ってました。

11時間ぶっ通しで仕事する毎日で死にそうでした。

朝からの出勤も、社員よりパートさんを30分早く出勤させるシフトになっていた。

パートさんは鍵がないので店を開けるには社員が30分早く出勤する必要があった。

早く出勤した時間はもちろん無給。出勤時刻になるまで仕事をするようになる。

それまでは喜んで勤務以外にもよく仕事場に顔を出したりしていたけど、強制労働は想像以上に辛い。私は今までのように仕事に精力的になることはなくなってきた。

課長は責任者の愚痴や、責任者は仕事ができないなどの不満をその部下である私にしょっちゅう言ってた。気持ちは分かるけど上司ならそこは考慮してほしかった。

責任者に業務命令されても従いたくなくなってきた。

かなり責任者に対し圧力をかけた指導をするので、責任者もギスギスして店の雰囲気はだんだん最悪になっていった。

責任者もひどい

この責任者は本当に仕事ができない。

課長の命令も違うように解釈してしまっている。こんな忙しい店舗を回せるような器はない。完全に人選ミス。

朝食の卵か知らんけど眼鏡に黄色いのがたくさん飛び散ったままで仕事してた。(やばい)

シフトは適当だし、お客さんにも頭のおかしい人じゃないかと噂されるし……。

しかも30分に一度のタバコ、珈琲休憩でほとんど店舗にいなかった。

発注も下手で、売れないものは在庫過多、売れ筋はいつも欠品していた。

クレームが来ても、クレームを言われたという認識すら薄い。

極めつけになった話がもう1つ。

仕事をサボってイチャイチャ

新しく来たパートの若い女の人が、どこがいいのか責任者の後を付いて回っていた。倉庫に入るときもいつも二人一緒。かなり目障り。

仕事に遊びに来ている感じで、責任者がその人の仕事ぶりや多いミスを注意しても

女性
「キャハハハ」

と誤魔化す感じ。前の職場でパートさんと衝突してこの店に来たらしい。

私が休みの日に店舗に立ち寄ったとき、レジにおばさんのパートさん一人で、他に店には誰もいなかった。

万引きも多いのに無用心な…と思いながら倉庫を開けると、その子が責任者に抱きついてキスしていた。

そういうことね。色を売るなら仕事が終わってからにしてください。

女の人のミスの尻拭いをほぼ毎日していたのがバカらしかった。本人は毎日責任者を落とすのに必死だったらしい。

バッチリ二人と目が合った私は冷ややかな視線を向けてその場を去った。

その後、その女の人は人間関係で退職した。

 もう一人の薬剤師も……

もうすぐ60歳のおばさん薬剤師。

調剤経験の少ない私は、課長からおばさん薬剤師から色々学ぶように言われていたので、さぞ知識と経験のある人だと思っていた。

結果、全然違った。

60歳手前ということで給料は私の倍はあるだろうけど、知識、やる気全くなし。

いつのまにか私がその人に薬のことを教えていた。

処方せんが来る度にその人はどこかへ隠れて仕事してくれなかった

クレーム、ミスも絶え間なくあり、いよいよ私の我慢の限界が近づいていたとき、内部監査が入った。その日はおばさん薬剤師は休みだった。

その薬剤師のミスがあらわになればいいのになんて思っていたけど、私が監査の人に呼び出され、

監査の人
「この商品の表示変えてって○日にメールしたのに変えてないじゃない。ダメだね~」

さらっと言われたけど我慢できなかった。

メールが来た日は私は会議に出ていたのでおばさん薬剤師がするべき仕事。

 

私はおばさん薬剤師より下っ端なのにあの人が出勤してる日の仕事までチェックせなあかんのかー!!」

 

と思いっきり怒鳴ってしまった。

ほんとは床に名札を投げつけてその場で辞めたかった。

でも薬剤師がいなかったら店は営業できないし、代わりの薬剤師もいないくらい人手不足なのは知ってたからその場ではただ、涙を流して泣いた。

監査の人
「すまなかった。今、辛いんだな。お前は悪くないな」

と、監査をしに来た人はそれだけ言ってくれた。

昇格の約束も……

責任者
「もう少しで管理職に上げるから。」

ダメ責任者は一応私を認めてくれているのか、いつも私がおばさん薬剤師のミスを報告したときにそう言ってくれていた。

私はいつも尻拭いしていた責任者やおばさん薬剤師が私より給料が高いことが許せなかったので、せめて平社員から早く抜け出したかった。

私は管理職並みの仕事をしていたので上げてもらって当然とも思っていた。

社内の査定で3回Aがついたら責任者と同じ管理職に上がる制度で、私は今まで2回、別の責任者にAを付けてもらっていた。

評価が出るのが待ち遠しかった。

しかし判定結果はB評価。

課長には申し訳なさそうに、

課長
「自分も責任者もあなたのことを上げるつもりだったんだけど、今回はAの人が多くてあなたがBになってしまった」

と説明された。

大手企業なのに評価の基準が曖昧で、何百人という評価をつける立場の人がいる。中には評価を甘くつける人、辛くつける人がいる。責任者や課長の評価が甘いとAがつく。私も今までにAがついたときはもっと楽に仕事していたのに今回はB。

Aがついた人の中には私よりひどい目に合ってない人がたくさんいる。

「来月いっぱいで辞めます。人の補充お願いします。」

私はその部屋を去りました。

後日談

一度退職して他の会社で1年くらい働いたんですが、この会社の(ここに登場していない仲の良かった)人達から

「戻って来なよ」

と何度も言って頂いたので、結局今はこの記事の会社に戻ってきてしまいました。

その後、無事管理職に上がりました。

あのときもう少し我慢しておけば遠回りしなくてよかったのかなとたまに思いますが、本当に辛かったので……。

内部監査の担当者には申し訳ないくらい当たってしまったと思ってます。

会社で働く上で、募集要項や規模以外にも、「一緒に働く人達」が凄く大切なんだと学んだ出来事でした。

この記事を書いた人

名前:ロキソニン

説明:今年4月に育児休暇から復帰する2児のママ薬剤師です。
0歳、2歳の男の子をお金をかけずに育てる方法を日々模索中、育児節約ブログやってます。

ブログ:薬剤師ママのお金をかけない幼児教育

管理人:☆←ヒトデのコメント

☆←ヒトデ
僕も倉庫でちゅーしたいのでメガネに卵かけます

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