皆さん、やっほ〜!
満面の笑みで失礼します!札幌が生んだ奇跡ことほなみん (@honamin_____ )と申します。
過去には送金詐欺で10万円を失ったこともあるし、海にダイブしたら尾てい骨を骨折するし、何をしてもスベるに定評があるけど、それでも毎日ハッピーに生きてます。
さて、私には約1年半ほど会社員をやっていた経験があるのですが、上司からは「モンスター社員」と呼ばれていました。
モンスター社員とは?
モンスター社員とは、行っている業務の内容や主張が常軌を逸している社員のことです。
自分中心に物事を考えて独断専行で物事を進めていき、周囲への影響や迷惑を顧みないという点が、どのようなモンスター社員にも共通の傾向として見られます。
ということで、今回はモンスター社員と呼ばれていた私の会社員時代のエピソードをお話したいと思います。
ちなみに大変反省はしております。
モンスター社員、通常と違う方法で入社する
まずは、入社した経緯を説明しようと思います。
ニートの私、サイトに惚れてその制作会社に直接連絡するとインターンに採用される
当時22歳、職業ニート。
Webデザインに興味を持った私はインターネットで色んな会社を調べていました。
すると、Webサイトが超イケてる会社を発見しました。
一通り見た中でも1番オシャレだったので「なんとしても、この会社で働きたい!」と強く思いました。
しかし、学歴も社会人経験もない小娘が履歴書を送っても相手にされないことは明白です。
なので、人事担当者にFacebookから直接メッセージを送りました。
このメッセージを送った結果、奇跡的に思いが通じて、2週間のインターンをさせてもらうことになりました。
インターン中は
「お腹すいた…」
「眠たい…」
なんてことを堂々と口にしていたので、今思えばとっても良くないインターンだったと思います。
2週間という短い付き合いだったにも関わらず、インターン最終日には送別会まで開催してくださいました。
ちなみにインターンを終えた後は、半年間ほど海外を放浪することになりました。
なぜか忘年会に参加させて頂けたので社長に直訴
放浪を終えて帰国した翌日、会社の忘年会にお呼ばれしました。
なぜか全然関係のないニートの私が、社員に混じって忘年会を楽しんでいました。
そのときに、私は社長に直接
「ここの会社で働かせてください!」
とお願いしてみました。
その結果、あっさり「いいよ」と返事をもらい、そのまま社員として雇用されることになったのです。
モンスター社員エピソード10選
生まれて初めての会社員。
Web系ベンチャー企業、肩書きは広報でした。
「可愛い新人」
として可愛がられるはずが、いつのまにか会社の先輩方からは「モンスター社員」と呼ばれるようになってしまいました。
それではエピソードを紹介したいと思います。
1.Web系IT企業なのに「PDF」がわからない
入社後に業務に関する説明を受けました。
上司が何かを言っているのですが、私は何を言っているのかを全く理解することができませんでした。
話の中で「PDF」というワードが頻繁に出てきたので、「PDFってなんですか?」と聞いてみました。
すると上司は「おっと、マジか。そこからか…」と言いながら絶望的な顔をしていました。
それから退職するまでの1年半、上司は「PDF」から「サーバー」「ドメイン」などのIT用語について、私が理解できるまで何度も勉強会を開催してくれました。
わかりやすく図解にしてくれたり、テストまで作ってくれたこともありました。
私にWebの知識があるのは、全て会社で学ばせてもらったおかげなのです。
2.お昼休みの時間を変えてもらう
会社のお昼休みは基本的に13時〜14時と決められており、昼休み中は誰かが会社に残らなければいけないというルールがありました。
私は会社内でも一番下っ端の新人だったので、たまに会社に残るようにしていました。(ほとんどは先輩に任せていた)
しかし自己中心的な私はその数少ない残っている時間に対して
「休み時間なのに行動が制限されるのはおかしい!」
と思い、社長にランチの時間を変えてもらうよう提案してみました。
その意見は採用され、お昼休みの時間を選ぶことができるようになりました。
ちなみに昼休みは近くの公園かジムで仮眠を取っていました。とても幸せでした。
3.残業はとにかくしない
私は会社員になった初日から定時退社していました。
終業のチャイムが流れると同時に、先頭を切って帰宅していました。
もちろん仕事が終わらないときには残業をしていましたが、勤めていた1年半の中でも片手で数えられるくらいでした。
4.有給休暇を使いすぎてマイナスになる
当時は趣味だった海外旅行のために、有給休暇をたくさん使っていました。
入社して間もない頃には有給休暇を前借りしたり、その後も1週間以上のお休みを頂いたりしていました。
その結果、有給休暇がマイナスになってしまいました。
当然ながらお給料から引かれてしまったので、絶望的な気持ちでした。
5.上司に敬語を使うよう注意される
ある日、私は社長の誕生日会を主催することに決めました。
仕事関係の方や、同じ業界の社長さんたちを何人か招きました。
パーティー当日、私はいつもどおり
「○○っち、やっほ〜!来てくれてありがとね!」
という感じで会話をしていました。
翌日、上司に呼び出され
「ああいう場ではきちんと敬語を使いましょう」
というお叱りを受けました。
とても反省しました。
6.別の会社のリモートワークに勝手に応募する
入社して間もない頃の話です。
ある日、某IT企業がリモートワーク企画への参加者を募集しているとの情報をツイッターから入手しました。
リモートワーク:在籍する会社のオフィスではなく、自宅やコワーキングスペース、カフェなど会社から離れて仕事をすること
それを見つけた瞬間
「行ってみたい!」
と思ったのですが、そのときは上司も社長も不在だったので許可を取ることができませんでした。
なので私は、とりあえず応募することにしました。
結果当選。
翌日、上司と社長に伝えたところ「楽しんでおいで」と言ってくださいました。
そうして私はリモートワークに参加することになったのです。
リモートワークに挑戦するも、仕事を上司に押し付ける
無事に上司と社長の許可をもらい、鹿児島県の離島「甑島」に行ってリモートワークをすることになりました。
1週間のリモートワーク。
あくまで仕事をしに行く予定だったので、通常どおり給料が発生していました。
甑島で出会った方々には
「ほなみんの会社ではどんな事業をしているの?」
と聞かれたのですが、当時の私は自分の会社が何をしているのかを理解していなかったため「よくわかりません」と答えていました。
また、リモートワークなので仕事をしなければいけなかったのですが、私が現地で仕事をすることは一切ありませんでした。
遊びの誘惑に負けてしまい、1週間分の仕事を全て上司に丸投げしてしまったのです。
「さすがに怒られるかもしれないなぁ」
と思っていたのですが、上司は
『まぁ、そうなるだろうとは思ってたよw』
と笑って許してくれました。
7.社内で勝手に音楽を流す
音楽って空気を和ませる力があるじゃないですか。
なので、社内が無音のときは率先して音楽を流すようにしていました。
その際、私はオペラ座の怪人やLA LA LANDなどのミュージカル曲を流していました。
しかし、気づけば先輩に曲を変えられてしまったり、音楽自体を止められてしまいます。
何度かチャレンジしたのですが、何度やってもダメでした。
上司からはハッキリと
「ほなみちゃんが選ぶ曲だと仕事に集中できない」
と言われたこともあったので、選曲のセンスがなかったのかもしれないと反省しています。
8.遅刻も残業もしない事を社長に評価される
会社では半年に一度、人事考課がありました。
そのときに社長に褒められた言葉が印象に残っています。
「ほなみちゃんのいいところは、ちゃんと来て、ちゃんと帰るところだよね」
と言われたのです。
たしかに私は、残業もしなければ遅刻をしたこともありませんでした。
きちんと仕事も評価してもらい、給料も上げてくれました。
9.業務中に友人を会社に招く
かねてから交流のあったブロガー友達など、全然関係のない友人たちを会社に招いていました。
「会社説明の練習として」
とのことでしたが、雑談で終わってしまったこともありました。
誤って賞味期限切れのお菓子を出してしまったこともありました。
10.アメリカに行こうとする
会社と自宅の往復に飽きてしまった私は、気分転換に3ヶ月くらいアメリカに行きたいなと思いました。
「これって、仕事として行ければ最高なのではないだろうか」
と思った私は、アメリカへ行く口実を無理やりこじつけてプレゼン資料を作りました。
そして、社長と上司を会議室に呼び出し
「私をアメリカに行かせてください」
というプレゼンを披露しました。
プレゼンをした結果
「アメリカに行きたい気持ちはわかった。ただ、内容が薄すぎてこれだと許可できないから、もう少し内容を詰めてもう一回話を聞かせて」
という返事でした。
最終的にはどうでもよくなってしまい、二回目のプレゼンをすることはありませんでした。
モンスター社員、退職する
エピソードを書き出してみると、いかに自分が自由にやらせてもらっていたかがわかりますね。
しかし当時の私はすごく「縛られている」と感じてしまい、苦しくなってしまいました。
その結果、退職することになりました。
こんな環境で働いたにも関わらず縛られていると感じてしまったので、私は本当に会社員が向いていないのだと思います。
最後に:モンスター社員のお世話をしてくれた上司には感謝しかない
最後になりますが、少しだけ話を盛ったことをお詫び申し上げます。
「モンスター社員」
とは冗談で言われていたあだ名でして、正確には「ほなみちゃん」たまに「お嬢」や「姫」と呼ばれていました。
私のようなアホを1年半育ててくれた上司と会社には感謝しかありません。
素敵な環境で会社員生活を送ることが心から幸せでした。
次回はカフェ店員時代のエピソードを寄稿しようと思います。お楽しみにっ!
この記事を書いた人
札幌が生んだスーパー美女、ほなみんです。
2017年11月末にフリーランスとして独立し、ライティングやデザイン、カツアゲや押し売りをしながら曖昧に生きています。
4月からはホームレスになり、全国を放浪します。
ブログ:可愛いは正義なり
Twitter:@honamin_____
Instagram:honamin___
管理人:☆←ヒトデの一言
- これが本当に自分に向いている仕事なの?
- 本当はもっと自分が活躍できる場所があるんじゃないの?
- そんな風に考えて今の職場で力を発揮できないのは自分の甘えなの?
- 今の職場で駄目なのは才能云々では無くて、ただ単に自分がポンコツなだけなのかな……
そんな悩みを持っている方向けに
自分の強みを知って、自分に向いている仕事の見つけ方
をお伝えします