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大企業だけが全てじゃない!中小企業でも自分に合った仕事環境を見つけよう

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初めまして、タイプが異なる3つの会社で働いた経験がある、アラサーサラリーウーマン・すぷやん(@life_buffet)です。

  • 1社目:大手メーカー(労組がしっかりしている、ホワイト企業)
  • 2社目:家族経営の中小企業(残業代の出ない、ダークグレー企業)
  • 3社目:IT系ベンチャー企業(自由でルールもほぼ無い、無色透明企業)

 

「ブラック企業=悪」と騒がれている昨今。

でも私の場合、いわゆるホワイト企業と呼ばれる1社目よりも、世間的なブラック企業の条件に当てはまる2社目の方が、ストレスフリーで働くことができていたのです。

「ホワイトかブラックか」と「自分に合っているか」は全く別の話

私が働いた、ホワイト企業&ダークグレー企業

私が働いた会社の仕事環境をまとめると、下記のようになります。

 

項目
1社目(大手メーカー)
2社目(商社系中小企業)
上場
東証1部、名証1部
非上場
残業代
出る
出ない
平均残業時間
 10時間/月
40~60時間/月
休日出勤
基本なし
トラブルがあると出勤
ボーナス
年2回
(業績によるが約2~2.5倍)
一応年2回
(社長の裁量による)
有給休暇
月1日以上取らなきゃいけない
仕事の調整次第で取れる

 

 

 

「どっちで働きたい?」

と問われたら、ほとんどの方が1社目と答えるのではないでしょうか?

1社目は、労働組合があって福利厚生やお給料のルールも決められている、いわゆるホワイト企業

2社目は、残業がそこそこあるのに残業代は出ない、ダークグレー企業。(世間には、これよりもっと酷いブラック企業が多数存在しているので、ここではダークグレーと表現することにします。)

しかもボーナスなんて

「社長に気に入られているかどうか」

「社長の目で判断して頑張って働いているか、成果を出しているか」

で大きく変わってきます。

幸いにも私は、なぜかそこそこ気に入られていたので、少ないながらも同世代の他の社員よりは多くもらえていたようですが。

私が1社目の大手メーカーに抱いた不満

不満①:定時までは、仕事が終わっても時間を拘束される
不満②:残業代出るのを良いことに、無駄に残業してる人がいっぱいいる

要するに、効率的に仕事をするだけ損というか……。

ろくな成果も出さずにダラダラ働いている方が残業代ついて給料が高いって、おかしくないですか!?

まあ、今考えればそういう人も寛容に受け止められるくらい資金に余裕がある会社というのは、それはそれで素晴らしいとは思いますが……。

不満③:大企業=分業制なので、他で通用するスキルが身に付かない

世間的には安定・安心の大手企業に勤めていたわけですが、私にとっては、このままこの会社で働き続けるのは不安そのものでした。

大企業=分業制で、会社のいち歯車的な仕事しかできないので

「このままでは、この会社以外で働けない人間になってしまう」

という不安が日に日に募っていきました。

不満④:考え方が古くて、謎の規制やルールがたくさんある

「就業時間中は、基本的に会社の外へ出てはいけない」

とか、お客さんと会わないのに

「襟のあるシャツを着なきゃいけない」

とか(守ってなかったけどね)、ちょっとしたことでも

「色んな偉い人の判子もらわなきゃいけない」

とか

(メールでOKって言えばそれでいいやんけ!!上司が出張から帰ってくるまで仕事進められないとか意味不明!!)

仕事と関係あるものもないものも、とにかく非効率的なルールがいっぱいあって嫌いでした(笑)

そう、私はもっと自由な働き方を求めていたんだと思います。

2社目の中小企業で働いて良かったと思う理由

良い点①:働く場所や時間がある程度自由

職種が営業に変わったこともあり、働き方がある程度自由になりました。

全体的に仕事量・残業時間は増えて大変になりましたが、ちょっと余裕が出来たらカフェで休憩したりしていました。

より自分で時間の使い方をコントロールできるようになったことでストレスが軽減しました。

良い点②:仕事の成果を評価してもらえる

残業代はつきませんが、仕事の成果(私の場合は営業成績)が給料やボーナスに反映されました。

個人的には、仕事をした時間がお金に換算されるよりも、自分の仕事そのものが給与に反映される方が嬉しかったし、やりがいがありました。

(まあ最終的には会社の業績が悪化して、成果に見合う給与やボーナスがもらえなくなったから、結局また転職しちゃったけどね)

良い点③:ビジネス感覚や実力がつく

中小企業だと、社内全体の仕事の流れが手に取るように分かります。

営業が取ってきた案件がどういうふうに社内を巡っていくか、とか。

同様に、営業が稼いできたお金がどんなふうに社内を巡って、みんなのお給料になっているか……。というのも分かるのでプレッシャーもあります(笑)

ただ、良い意味でビジネス感覚や実力がつくので、自信にも繋がります。

多少ちがう業種や業界でも、基本的なビジネスの流れは同じなので、どこに行ってもある程度つぶしが効くようになるんですね。

あなたが会社に提供するのは、時間?それとも仕事の成果?

上述した2社の大きな違いって、「固定時間制」「裁量労働制」かだと思うんです(まぁ、細かいことを言えば、他にも色々ありますが)。

 

固定時間制:就業時間が決まっていて、その時間は仕事するよって会社と労働者が約束している制度。ゆえに、終業時間外は残業代(=時間外労働手当)が発生する。

裁量労働制:働く時間は労働者の裁量にお任せして、与えられた仕事をあなたの裁量でこなしてね、って会社と労働者が約束している制度。ゆえに、どれだけ長い時間働こうが、基本的に給与は同じ。

 

固定時間制に向いている人

  • ある程度決められた枠やルールの中で、一定の仕事をこなしたい人
  • できれば定時で帰りたい人
  • 仕事の成果に関わらず、一定の給与は保証してほしい人(※もちろんだけど、昇給・昇格には成果出す必要あるぞ)

裁量労働制に向いている人

  • ある程度、自由に時間をコントロールして働きたい人
  • 多少、仕事量や労働時間が多くなっても、実力を付けていきたい人
  • 労働時間ではなく実力や成果で評価をしてほしい人

ちなみに、固定時間制だから実力付かないとか、裁量労働制だから労働時間長いとか、必ずしもそういう訳ではありません。あくまでも傾向の話です。

まとめ:大手=自分にとっての「良い会社」であるとは限らない

私のように

「ある程度自由に働く時間をコントロールしたい!」

「時間じゃなく仕事に対して評価してほしい!」

という人は、裁量労働制を取っている企業を選ぶと良いと思います。

1社目は良い会社でしたが、私には合わなかったんですね。

裁量労働制の場合、会社としては労働時間に関わらず同じ給与を払うので、仕事量は多くなりがちで「ホワイト企業」と呼ばれているところは少ないかもしれません。

(ただし、これが度を過ぎると「ブラック企業」と呼ばれる、最悪な労働環境が生まれてしまうので、裁量労働の会社を選ぶ際は注意も必要です。)

それでも大事なのは、自分の価値観によって働き方を選ぶこと。

ホワイト企業という噂や、有名だから、大手だから……だけで会社を選ぶと後悔することも多いですよ。

この記事を書いた人

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名前:すぷやん(@life_buffet

運営サイト:ライフビュッフェ

自己紹介:2度の転職を経てそこそこ楽しく暮らすアラサー女子。

人生はビュッフェのように、好きな物を好きなだけ選んで楽しめる!

そんな思いからブログ「ライフビュッフェ」で、自分の経験や好きなこと、ライフハック情報を発信中。

管理人;☆←ヒトデの一言

ヒトデ君
ヒトデ君

大企業、中小企業という枠だけにとらわれず「自分がイキイキと働ける職場」を見つけるのが重要ですね

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