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『成果主義・裁量労働制』vs『定時退社』生産性が高いのはどっち?

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はじめまして、はみだしぶろぐ@hamidasiblogと申します。

年齢は30代で、電気・精密機器関連の一部上場企業に就職し、開発部に配属され10数年働いてきました。

後述しますが、私は 幾度の休職と復職を繰り返しながら、現在も休職中という状態です。

この最初の休職の発端となる原因が成果主義・裁量労働制の導入です。

入社5年目 突然裁量労働制が導入される

そもそも、私が入社した当時は残業ありのフレックスタイム制でした。

一応残業時間も目安の時間があり、繁盛期を除けば、労働時間の時間で言えば、ある程度リミットが機能していました。

しかしある日突然

『成果主義・裁量労働制』

が導入されました。

初年度に関しては、裁量労働制を選ぶか、フレックスタイム制のままを選ぶかを任意に設定されてましたが、裁量労働制を選ぶと自動的に、ボーナスや昇級に影響する査定の評価が上がるシステムがが導入されました。

会社側はもちろん社員に裁量労働制を選ばせたいためです。

それが導入2年目になると、ほぼ裁量労働制を選択することが強制的に行われました。

成果主義・裁量労働制になりどうなったか

1.出退勤の制限がなくなる

→表向きは成果さえ出せばいつ帰ってもよいというふれこみだが、残業することも無制限。

2.実労働時間に応じた残業代は発生しない

→勤めていた会社では数十時間分の残業代を支払われるかわりに、残業無制限になる。

仕事中毒とうつの発症・休職

裁量労働制下の中で働き、実質の労働時間が明らかに増えました。

プライベートが充実していなかったのもあるのですが、研究開発自体は好きで、ひたすら仕事に没頭するようになりました。

ある意味では生きがいを過剰に仕事に求めていた部分があったかもしれません。

ある時、プライドやこだわりを持ってやっていた仕事の中で、自分の思っていた導入したい技術の方向性があったのですが、上司に

「もう決まったことだから」

と軽くあしらわれたことがありました。

今思うと小さなことかもかもしれないが「仕事」を生きがいにしていた自分にとっては、今までの全ての仕事が否定された気持ちとなり

「もう、やってられない・・・・・・」

と心のそこから思いました。

その時、プツンと仕事に対するやる気がなくなり、結果としてうつを発症。

「仕事を辞めたい」と口にしていたら「とりあえず、心療内科に行きなさい」と言われ受診。

うつ病と診断され休職することとなりました。

休職期間中:彼女が出来ました

休職が決まった瞬間は妙に、晴れやかな気持ちとなりました。

プライベートではそのころ彼女がいなかったこともあり、今でいう「婚活でもするか」という気持ちになり、結果的にその休職期間でのちの妻となる彼女ができました。

そのおかげもあってか、うつ症状が緩和し、復職を希望し、半年の休職期間ののち復職しました。

休職者に対する就労の時間制限と2度目の休職

復職してみると、今度は残業が自由にできないおかげで収入が目に見えて減りました。

もともと、浪費癖があったり、金銭管理に無頓着であったため、いままでの生活での支出と収入のバランスが合わなくなり、お金に困るようになりました。

結果として、金銭面の悩みから再度、うつ病が再発、休職することとなりました。

2度目の復職後と3年間の就労

約1年の休職ののち、再び復職しました。

このころは、収入に対する支出のバランスを考え、なんとか折り合いをつけて生活していました。

結果として、自分以外裁量労働制で長時間労働を周囲がしているなか、自分だけ「残業なし」のフレックスタイム制という特殊な職場環境となりました。

研究開発職場は結構シビアで、あまり仕事ができないと比較的早くに他の部署に異動させられることが普通にあります。

その環境でも結果としては、戦力となり、成果を出していたため、異動の対象とはなりませんでした。

それが給料に反映されないのは不満に思っていましたが。

定時退社による生産性の向上

その状況を3年近く続けていたのですが、自分だけ仕事の生産性がどんどん上がっていく感覚がありました。

  • 1日8時間できっちり帰る
  • 就労の時間制限を理由に、無駄な仕事は削る。断る。
  • いままでだったら、自分でやっていた仕事をこだわりを捨て、他人に委ねる。

 

そのようなことを意識して仕事をしていると、まず時間内に終わらせようと集中するようになりました。

もちろん、「残業でやればいいや」と怠けていたつもりは無いですが、やはり「残業は出来ない」という状態では気の入りようが違います。

さらに、いざ大きなトラブル等が起こったとき、解決策を一番早く思いつくのは、きっちり休養している自分であることが多々ありました。

まとめ:裁量労働制VS定時退社

実際に両方体験してみて、仕事内容は同じでも、裁量労働制はどうしても勤務時間が長くなってしまうことがわかりました。

それと比べて、1日8時間勤務できっちり定時退社だと仕事の生産性は遥かに上がりました。

経営層は少しでもたくさん働かせたいと思いますが、「生産性」という点で見ると、定時退社がとても重要だという事がわかります。

もちろん実際はどちらにも利点がありますが、現状の「裁量労働制」は、実質サービス残業を増やしているだけのケースが多いと思います。

また、職場の空気や周囲に流されず、だらだらと長時間労働しないというのも、意識していきたいですね。

著者紹介

ブログを初めて1年も満たないブロガーです。

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