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第二新卒っていつまで?実は需要が高い理由と転職失敗を避けるポイント

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求人を探していると、「第二新卒」という文字が書かれていることがありますよね。

とはいえ、
・第二新卒っていつからいつまでなの?
・やっぱり第二新卒だと転職は厳しい…?
と思う方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、

  • 第二新卒の定義
  • 企業が第二新卒に求めること
  • 転職失敗を避けるポイント

などを紹介します。

結論からいうと、企業は第二新卒の採用に積極的です!

そのチャンスを活かすために、ぜひ第二新卒に関する正しい知識を、この記事で身につけおきましょう。

第二新卒はいつからいつまで?新卒・既卒・中途との違い

第二新卒とは「高校・専門学校・大学などを卒業し、社会人になって3年未満の方」と一般的に言われています。

というのも、「第二新卒」は法律などで定義されている言葉ではないからです。

高校・専門学校・大学など学校の種類や、現在離職しているのか在職しているのかといった点での区別もありません。

中途採用も、第二新卒と同じように定義はありません。一般的に「職務経験がある方」と理解されています。

新卒の場合、厚生労働省で用語の定義がされています。

学校教育法に基づく高校、高専・短大、大学を卒業した者又は大学院修士課程を修了し修士号を取得した者若しくは取得見込みの者をいう(引用:賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況:主な用語の定義 より)

第二新卒を「新卒に近い扱い」として選考するか、「中途に近い扱い」として選考するかは企業によって違います。

「入社して1週間。研修中にブラック企業であることに気が付いた…」という方と、「入社3年、経験した仕事からさらにステップアップを目指したい」という方では、どちらのルートで転職活動した方が良いかも変わってきます。

みんなが第二新卒での転職を考える主な理由5つ

転職しようと思った理由は、面接で必ず聞かれるといってもいい質問です。入社3年未満の若手社会人が転職を考える理由はさまざま。

  1. 思っていたのと違う系
  2. 職場の人間関係辛い系
  3. このままじゃダメだ系
  4. やりたいことができた系
  5. 生活のために頑張る系

よくある5つのパターンでご紹介します!

1. 思っていたのと違う系

  • こんなにたくさんのことをおぼえなくてはいけないとは思わなかった……
  • こんなに体力的にしんどいとは思わなかった……

第二新卒としてもっとも多いと言っても過言ではないのが「思っていたのと違った」という理由です。

仕事についての知識が少ない新卒時代の仕事探しに起こりがちなミスマッチが原因です。

2. 職場の人間関係辛い系

  • 上司のこと考えただけで胃が痛くなってくる…
  • 休憩時間の雑談に入れなくてポツンになるの辛すぎ

初めての環境で、「好き嫌い関係なしに人間関係を構築しなければならない」のは大変です。

残念ながら人間関係が上手く構築できなかったケースは、新卒・中途関わらず起こりうることですが、新人時代は特にパワハラなどが発生しやすいと言えるかもしれません。

3. このままじゃダメだ系

  • 本当はもっとこんな経験ができるはずだったのに…
  • 企画にかかわる仕事をしたかったのに、このままではずっと営業かも
  • 忙しすぎてとりたい資格の勉強もできない!

今の環境と異なる環境を求めて転職を考える方もたくさんいます。

4. やりたいことができた系

  • 大学時代は諦めてしまったけれど、やっぱり音楽に関わる仕事がしたい!
  • 営業してみて、もっと大きなビジネスに関わりたいと思った

こんな前向きな気持ちでいるときはすぐに動きたくなってしまいますね!

5. 生活のために頑張る系

  • 実家の父母が倒れたので、地元にかえって支えたい
  • 結婚するので給与アップを狙いたい

第二新卒の方よりも、むしろある程度社会人経験のある方が考える転職理由です。しかし、人生が変わる節目となる出来事は、いつ起こるかわかりません。

「とりあえず3年」はもう古い?第二新卒は需要が高い!

「とりあえず3年は我慢しないと、次の就職先が見つからないかも…」というリスクは小さくなっています!

「とりあえず3年は今の会社で仕事を続けたほうがいい……」というアドバイスには理由があるのです。

「3年」というのは、多くの会社で基礎的な業務を一通り経験し、「一人前の戦力」として認められ始める目安です。ある程度のキャリアを積んだと見なされ、「経験者採用」のターゲットとなる目安とも言えます。

一方、ここ数年続いている「新卒採用の求人倍率が高い環境」のために、できるだけ新卒に近い若い戦力を求めている企業がたくさんあります。

景気が悪くなると「厳選した経験者をほんの数人だけ…」という需要しかありませんが、就職環境が良い今は、「たくさんの人数が必要で、イチから教えられる若い人が欲しい」という需要がたくさんあります。

「長くガマンをし続けなければならない必要性」は薄れているといえるでしょう!

企業が第二新卒に求めること・期待することは?

多くの企業では、第二新卒を「即戦力」とは考えていません。

新卒時に入社した会社での経験やスキルよりも、

  • 長く勤務してくれることが期待できる
  • 職場の年齢構成のバランスが取れる
  • 素直に前向きに業務に取り組んでほしい

と言った新卒にも求められる部分を同じように求めています。

新卒では基本的に「4月」というタイミングでの一斉入社ですが、第二新卒であれば入社時期を相談できますし、基礎的な社会人としてのマナーを身に付けた状態で採用できるというメリットも期待できます。

なによりも「仕事に前向きに取り組もうとする姿勢」が大切です!

第二新卒で転職をするデメリットや注意点3つ

新卒での会社選びは失敗だった……と後悔している方にとって第二新卒での転職活動は大きなチャンスですが、メリットばかりではありません。もちろんデメリットもあります。

1. 転職先として選べる選択肢が減る

大手企業を中心に、新卒採用でじゅうぶん若手社員を確保できて、なおかつ離職者も少ない企業であれば第二新卒を採用する必要はありません。ピンポイントで自社に必要な能力・スキルのある方を中途採用で採用するだけです。

2. 家族や友人から離職についての反対にあいやすい

特に年輩の方ほど、「石の上にも3年」の意識が強く、早期離職に対して強く反対される
ケースが少なくありません。

3. 仕事経験が少ないことによるミスマッチがまた起こる可能性がある

新卒採用時に仕事についての知識が少ないことでミスマッチを起こした方が短期で離職した場合、同じようにミスマッチを起こしてしまう可能性があります。

第二新卒の転職に失敗する人・成功する人の違い

第二新卒の転職に失敗する人は、先ほどご紹介した「デメリット」を放置してしまった方です。逆に、それらのデメリットを回避しようと意識した方は転職成功に近づくことができます!

1. 転職先として選べる選択肢が多い仕事を志望しているか?

第二新卒を募集している企業は、どのような職種や業種の会社が多いか、転職サイトのフリーワードで「第二新卒」と検索してみましょう。その検索結果には、どんな業種や職種が多いかチェックします。その会社の商品やサービスだけではなく、実際の仕事内容を確認しながら検索結果を読んでいくと理解が深まります!。

2. 家族など大切な人には早めの相談をしよう

相談できる人が身近にいること、また素直に自分の気持ちを打ち明けられる環境があることは転職の大きな支えになります。「全部決まってから報告しよう……」はやめましょう!

3. 仕事研究にしっかり取り組もう

「営業」とひと口に行っても、会社によって取り組むことはさまざま……ということは、大学時代の同級生や取引先等をみて、学生時代よりもわかってきたのではないでしょうか。

「こんなはずではなかった」ということがないように、しっかり企業研究に取り組みましょう。

第二新卒に強いおすすめの転職サイト・エージェント

ここでは、第二新卒の転職に強みを持つ、おすすめの転職サイトや転職エージェントを紹介します。

1. リクナビNEXT:掲載社数が多くて多彩!

転職サイトとして長い歴史のあるリクナビNEXT。掲載企業の規模や業種、職種や勤務地に偏りがなく、多くの会社を発見できます。

また、「第二新卒特集」として第二新卒を積極的に採用したい企業を他のさまざまな条件と組み合わせて検索できるのも便利。

ふと「第二新卒で転職を考えるのって、アリかなあ……」と考えてしまった夜に、「ちょっとだけ行動に移してみよう」と考えたなら気軽に検索できる転職サイトがおススメです!

2. ハタラクティブ:フリーター・既卒・第二新卒専門エージェント

フリーター、既卒、第二新卒の「20代専門エージェント」として有名なハタラクティブ。カウンセリングを通じて企業選びや面接対策のサポートをしてくれる就活アドバイザーと二人三脚で転職活動に取り組みます。

「職務経歴書を書こうと思っても、何から書けばいいかわからない……」
「入社3日で即やめしてからフリーター。今さら正社員なんて自信ない……」

そんな理由で一歩が踏み出せなかった方も、「内定率80%越えの転職エージェント」と聞けばチャレンジしてみようと思えるのでは?

第二新卒の転職についてよくあるQ&A

それでは最後に、第二新卒の転職についてよく聞かれる質問とその答えをご紹介します!この注意点を知っているのと知らないのとでは、大きな違いがありますよ!

1. 入社1年未満で転職をしても大丈夫?

「第二新卒」を募集している企業では、前職での経験や知識を問われる可能性は低めです。

「1年頑張ったら部署異動があるかもしれない」「やりたい仕事ができるかもしれない」という希望を持てる環境でないなら、積極的に第二新卒の求人を当たってみる価値はあります!

2. 仕事を辞めるべきか迷ったときの判断基準は?

パワハラ・セクハラなどに悩んで仕事を辞めるか考えている人や、精神的・肉体的に支障をきたすような環境で仕事をしている方こそ、「もう少しガマンしようかな……」と考えてしまいがちです。

迷ったときは、友人や家族、上司や同僚、キャリアコンサルタントなど客観的な意見をたくさん聞いて比較することで自分の考えを整理してみましょう。

「最後に転職するか決めるのは自分だ」と思えるかどうかが大切です。

3. 第二新卒が内定をもらいやすい時期はある?

第二新卒だから、来年の新卒と一緒に研修を受けてほしい……という企業は一部あります。そういった会社では4月入社に向かって年末~2月ごろに面接のピークがあります。

新卒も含めて通年採用に取り組んでいる企業であれば、いつ受けても問題ありません。
個別に問い合わせてみましょう!

まとめ:第二新卒の転職でも数多くのチャンスがある!

第二新卒として転職活動をする方のなかには、自分のスキルや経験に自信をもてない人も多いかもしれません。

しかし、第二新卒には
・社会経験がある
・基本的なビジネスマナーを身につけている
などのメリットがあります。

これらは新卒にないアドバンテージであり、育成しやすいということで積極採用する企業も少なくありません。

転職エージェントや転職サイトを活用し、新しいキャリアに向けて再スタートを切れるように転職活動を進めていきましょう。

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