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【文系SE】文系が新卒でIT企業(SE)に入ったら辛くて体調崩して転職した話

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文系SEとは、プログラミングの経験のない人が、大学を卒業したあとにプログラマー・システムエンジニアなどに就職することです。

私は実際に文系の大学出身なのですが、非常に大変な思いをしたので

「文系SEが意識しておくポイント」

をお教えしたいと思います。

実はIT業界(SE)は文系大歓迎

IT業界は、実は文系を歓迎しています。というか、「めちゃくちゃ人手不足」という現状があります。

少し話が大きくなってしまいますが、少子高齢化の影響や優秀なエンジニアが日本から海外へ進出してしまう(Googleなどの巨大企業など)ため、人材の確保がしたいのです。

本来であればプログラミングスキルというのは非常に高度なものではありますが、そんなことをいっている場合ではなく、文系でもこの業界に入れる(門が開いている)のは少し驚きがあるのではないでしょうか。

ただし、その場合注意点がいくつかあります。

文系がSEになる(IT業界に入る)場合の注意点。とにかく覚えることが多い

当然文系SEではプログラミング経験がないため、言語の勉強を一からやっていくことになります。

今は非常に便利な世の中になったので、ものすごく難しいことを簡単にできるような仕組みがあります。それでもやはり

  • 言語の勉強
  • コーディングルール
  • 仕様の理解能力

などが必要になってきます。(プロジェクトマネージャなどを目指すなら、もっと行動なスキル、コミュニケーション能力が必須になります)

昔のプログラミングの例

例えばiPhoneアプリを作る時に、ボタンを押すと音が鳴るだけのアプリを作るとします。

昔はどのタイミングで、どのようにマイクを震わせて音を鳴らすのか一からプログラミングをしないといけなかったのです。

しかし今は「音を鳴らす」というコマンドを呼び出すコードを書くだけで大丈夫です。5秒でできちゃうわけです。すごい時代ですよね。

 

ただ、それでもそれぞれのプラットフォームや、どの言語でできるのかは覚える必要があるので大変なのは違い無いです。

文系SEに必要なスキルは「情報の整理・分類」

文系SEに必要なスキルとは、ずばり「情報の整理・分類」能力です。

ちょっと漠然としているので少し詳しく説明します。

プログラミング(コーディング)とは、大きく分けると3つのことしかやってません。

  1. 逐次実行
  2. 繰り返し
  3. 条件分岐

です。

逐次実行とは、その名前の通り書いたコードを上から処理していくことです。

ただそれだけじゃシステムは作れないですよね。何度も繰り返し処理をして情報を集めたい時があります。

つまり繰り返しです。

そしてその処理だったり繰り返し処理をするタイミングをはかりたいですよね。

つまり条件分岐です。プログラミングとはこの連続なのです。

一見簡単にみえますが、この3つの要素を綺麗に整理していくことは、文系の能力が問われます。

何度も言いますが、「情報の整理・分類」能力です。

なるべくコードを見やすく書き、実現したいことを整理してプログラムを作っていかなければ、あとで読み返したり仕様を変更することが大変です。

またあなたが実際にシステムを設計することになったら、ものすごく頭を使ってサービスの構成からプログラミングの仕方をひねり出すことになります。

IT業界(SE)の華やかさの裏にある仕事の壮絶さと辛さ

IT業界って華やかなイメージがありませんか?

確かに華やかな面もあります。

例えば給料の良さや、働き方の自由さ(フレックス制度)、転職のしやすさなど、
良い面はたくさんあります。

ただ注意していただきたいのは、基本的には思いもよらないような事態に陥り、残業まみれになる可能性が非常に高いことです。

私は実際に大炎上したプロジェクトにプログラマーとしてアサインされた結果、40日間家に帰れませんでした。

毎日9時から24時の終電で帰ることができればいい方だったことのほうが多かったです。
壮絶に、猛烈に働き、お客様に怒られながら仕事をするストレスというのは尋常ではりません。

「車にひかれたら」「電車にひかれたら」仕事が休めるなと思ったら、鬱のサインなので注意しましょう。

もしもブラックで逃げ出せない場合は、上司や会社と一切連絡を取らずに辞められる退職代行サービスの利用も検討してみてください

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文系SEが転職に至るまでの経緯

仕事の総雑さについて書かせていただいた通りですが、私は過労で倒れてしまい、転職を意識しました。

SEとしては優秀なほうではなかったので、逆にSEとしての知識を生かしてシステムの営業になることを決意しました。

おそらく人を管理したり新規案件を獲得するほうが、自分には向いていると思いましたし、
SEよりは過酷な労働環境になることはありません(※もちろん例外もあります)

こうした経緯もあり、「SE経験のある便利な営業マン」に転職することを目指しました。

今後のキャリアの事を考える場合は、是非転職サイトに登録だけでもしておくことをおすすめします。

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文系大学出身がIT企業に入って体調を崩して転職した話のまとめ

  • 文系でもSEになれる
  • でも勉強することはたくさんある
  • 大切なのはプログラミングスキルよりも「情報の整理・分類」能力
  • 働き方が壮絶なので身体を壊しやすい
  • だからこそ環境の良い会社に入ったほうがよい

以上。文系が新卒でIT企業(SE)に入ったら辛くて体調崩して転職した話でした。

この記事を書いた人

名前:にゅーとん(@knewtons)

職業:元システムエンジニア(現システム営業)

新卒で社員2人の会社に入社。営業とシステム開発の仕事を同時に行い、体調を崩す。現在はシステム営業・3Dスキャナー/3Dプリンターの販売などを行っている。

趣味は投資とライフプランニング。最近副業ライターをやっている。(※記事作成・取材・講演承ります)

将来は海外でまったり暮らしたい。

ブログ 『めぐりめぐる。
Twitter 『@knewtons

☆←ヒトデの一言

ヒトデ君
ヒトデ君
「自分で調べて」と放置されて何も身に付かないケースめちゃ多い気がする

 

本当の「自分に向いてる仕事」の見つけ方
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