こんにちは。以前は残業で200時間近く働いていたたけしです。
この記事では残業がやばかった会社のエピソードを紹介していきます。
- 残業をあんまりしない人は笑い話として。
- 残業がある人はシャレにならない話として聞いてください。
当時は土日関係なく、ほぼ毎日働いていました。でも今は退職してまともな会社で人間らしい生活を送っています。
平日でも息子と遊ぶ時間を十分に取れて、休日は趣味のDIYでピザ窯を作ったり。
趣味をしながら息子の成長を見守る生活です。
今まさに残業で人間らしい生活を送れていない人に言います。
少なくとも僕は今の方が幸せです。
【入社前】外部にまで知れ渡る残業の多い会社へ入社を決める

「え・・あの会社は残業がヤバいはず」
入社前にバイトをしていたところへ行き、就職が決まったことを伝えました。
するとバイト先の人から「え・・・あの会社は残業が多いで有名みたいだけど大丈夫?」と。
残業が多いなんて、このときまで一切知りませんでした。
今思えば、この時点で別の就職先を探しておくべきだったのかもしれません。
バイト先の方の忠告を無視して、残業が多いで有名な会社に入社しました。
というか部外者にまで「残業多いで有名」って言われる会社ってどんなだよって感じですね。
【新人時代】周りで休職・退職・異動が頻繁に起きる

配属先にいないのに、名前だけある人がいる
配属先の辞令が出て、具体的に自分の席が決まりました。
先輩方の名前を確認しようと座席表を見ると、「人の名前が書かれているけど実際には誰も座っていない席」が。
「今日はどっかに外出しているのかな」なんて思っていました。
何日経ってもその席の人が現れないので、周りの先輩方に確認をしたところ「うつ病で休んでいる人」とのこと。
結局その人に会えたのは、入社3年ほどたった頃でした。
この時点でお察しの通りですが、僕の配属先は残業の多い部署でした。
入社半年ですでに60時間以上の残業
配属初日にして22時まで残業をした僕ですが、その後も順調に残業が積み重なります。
結果、入社半年の時点で60時間以上残業することが当たり前に。
年に1回くらい30時間ほどしか残業をしない月があると、クビになるんじゃないかとビクビクしていました。
同期が退職
ちょうど入社半年くらいの頃に、同期がひとり退職しました。
この手の話では「3日後に半分が辞めた!」みたいなこともあるので、長持ちした方だと思います。
退職した同期とは仕事で一緒になることが無かったので詳しいことは知りませんが、結構追い詰められていたようです。
たまたまトイレで一緒になったときのこと。
「顔に水付けて席に戻ったら、泣いてるように見えるかな。。。」
って相談を受けました。
泣いてるように見えるかどうかはわかりませんが、この時点ですでに限界だったんだろうなぁと。
結局、この話のすぐ後に退職しました。
先輩が抜ける
入社2年目くらいで先輩がひとり抜けました。
退職ではなく異動。
この先輩は若い女性でした。
付き合っている方が社外にいたみたいなんですが、「君と付き合ってても仕事ばっかりで会う時間が無いから」と言って振られたみたいです。
「普通、このセリフは女性が男性に言うセリフでしょ!」と言っていました。
そんなこともあって異動を希望したみたいです。
僕はと言えば、この先輩が抜けたことで負担が大きくなってしまいました。。。
【中堅時代】残業残業&残業の日々

深夜1時に客先から帰ってきて、さらに働く
当時の仕事は客先に行くことが多くありました。
客先での仕事を日付をまたぐ辺りで終わらせ(この時点でおかしい)、会社に戻ります。
本来なら、さすがにそのまま帰れるところでしたが、その日は社内でトラブルが起きていました。
どうしても朝までに解決しなければならないトラブルだったため、深夜1時に会社に帰ってきた後、3時過ぎまで働きました。
働き過ぎてる時間からさらに働くという。
昨日か1時間前か区別がつかない
社内で同僚とすれ違った際、「おつかれー」「おー」みたいな呼びかけをしたんですね。
その翌日にも同じ場所で同じようにすれ違い「おつかれー」「おー」みたいな呼びかけをしました。
同僚「あれ?さっきも同じことしてたなwww」
僕「さっきじゃなくて昨日だよ・・・」
もう働き過ぎて、1日の切れ目がわからなくなっていました。
お祭りの日を利用して深夜残業
1件目の客先での仕事を終えて、2件目の客先へ移動。
2件目の客先での仕事も終えて、会社に戻ろうかとしたとき、会社から電話が来ました。
先輩「1件目で終わらした仕事だけど、製造元からバグの連絡が来た。今からもう一回1件目の客先に行ける?」
行っても良いんですが、この時点ですでに夜21時。1件目の客先は普段なら20時には閉めている所なので、僕が良くても客先に人がいないはず。。。
ダメ元で電話してみたところ、その日は地域のお祭りがあるらしく、会社でお祭り観戦をするから空けているとのこと。
会社の人や周りの住民が文字通りお祭り騒ぎをしている横で、ひたすら仕事をしてきました。
仕事ができてラッキーだったのか、むなしい気持ちを味わってアンラッキーだったのか。。。
22時に家に帰ると「早かったね」と言われる
当時、実家に住んでいた僕。普段なら日付をまたいでから家に帰るところを、たまたま22時頃に家に帰ったことがありました。
母「あれ?今日は早かったね」
これ絶対おかしいですよね。22時は早くないです。絶対に遅い時間。
22時に帰るような仕事をしていたら、人間らしい生活なんて送れません。
社畜として働いている僕だけでなく、実家の母親までおかしくなっていました。
ウトウトしたら「いつも早く帰ってるんだから寝るな」と怒られる
会議中にウトウトしてたんですね。
そしたら「いつも早く帰ってるんだから寝るな!」って怒られました。
会議中に眠そうにしている僕が悪いので、怒られることは良いんです。
でも「いつも早く帰ってるんだから」ってのが疑問なんですよね。
当時はだいたい11時過ぎに帰っていたと思います。
11時過ぎって「早く帰ってる」に入るんですかね?
僕の中での早く帰ってるは「17時半とか18時なんですが。」
【退職直前】最後まで社畜として終わる

残業を50時間に減らしてもらう
もう残業が辛すぎる!って想いで、会社に対して「残業を減らしてくれないか」と相談をしたことがありました。
紆余曲折を経て相談は受け入れられたんですが、結果的に毎月の残業は50時間になりました。
減ったんですよ。100時間超からの50時間なので半分以下です。
でもそうじゃない。僕が望んだのは、20時間とか30時間の残業です。
わざわざ会社に苦言を伝えてまで得られた結果が、残業50時間じゃ割に合いません。
この時点で僕の中では退職の決意が固まりました。
退職日も2時間残業
いろいろありましたが、無事退職日をむかえます。
有給休暇を全部ドブに捨てて、最後の日までいつも通りに出社。
最後は同期に挨拶をして定時になったら帰ろうと思って働きましたが、結局最後まで残業をしました。
今まさに残業で悩んでいる方へ

いろいろありましたが、僕はこの会社で5年以上働きました。
その間、まれに早く帰られる日があっても、基本的には残業残業&残業という日々でした。
今はまったくの別業種へ転職し、当時に比べて残業らしい残業は無し。
残業代も無くなったことで給料は減りましたが、生活に困るようなレベルではありません。
冒頭でも書いたように、平日でも会社帰りに息子と遊び、休日は趣味のDIYで作ったピザ窯でピザパをしています。
人にはそれぞれ価値観があるので強制はしませんが、少なくとも僕は今の生活が好きです。
あのとき退職を決断して良かったと思っています。
この記事を書いた人

名前:たけし(@takeshinonegoto)
家具や雑貨ではなく、ピザ窯・燻製器・池・炭・流木インテリアなど、変わり種DIYが好きなパパブロガー。
最初はだいたい失敗に終わることが多いけど、そこから原理を考えて成功(リベンジ)をするまでをコンテンツにしたブログを運営しています。
大規模なものを少ない予算で作ることが好き。
既製品を購入するより、材料を買って作りたい方。
ただただケチという噂もチラホラ。。。
共感できる方は是非遊びに来てください。
【ブログ】
【著書】

- これが本当に自分に向いている仕事なの?
- 本当はもっと自分が活躍できる場所があるんじゃないの?
- そんな風に考えて今の職場で力を発揮できないのは自分の甘えなの?
- 今の職場で駄目なのは才能云々では無くて、ただ単に自分がポンコツなだけなのかな……
そんな悩みを持っている方向けに
自分の強みを知って、自分に向いている仕事の見つけ方
をお伝えします