こんにちは、ドクダミ淑子 (@dokudamiyoshiko)です。
私は普段、しょうもないブログを書いているのですが、仕事はというと人材系の営業をしており、新卒で入社し、リーマンショックを乗り越え、かれこれ10年以上勤務しています。
接した人事の方、経営者の方は数知れず。
名刺は数えていませんが、1000枚は余裕で持っているでしょう。
「ここ、本当にいい会社!私が転職したい!」というところもあれば、正直なところ「うわ、超絶ブラックだ・・・一緒に仕事したくない、できることなら一切関わりたくない!」(言えないけど)というところもあります。
さて、私が働く会社も、ちょっとした体育会系ブラック企業。
10年の間に寿退職を狙って失敗する(しかし待遇は若干良くなった)など、色々とありました。
その中での経験を、今回は書かせていただきます。
「あと1年だけ待ってほしい」は絶対に信じてはいけない
あなたが仕事や人員配置についての不満や、課題点を挙げたとき、改善について要望を出したときに、上司からこう言われたことはありませんか?
「あと1年だけ待ってほしい。あと1年経てば○○だから…」
この言葉は、絶対に信じてはいけません!
信じてはいけない理由を挙げていきます。
とりあえず先伸ばしにしただけ
「1年待って」と言う上司は、とりあえず問題を先伸ばしにしているだけのタイプが大半です。
「1年待ったらよくなる」と信じたあなたが、我慢して頑張ってくれればそれでいい。
また相談されたら「あと1年」と言ってごまかす…
その繰り返しです。
本気でどうにかしようと思ったら、1年なんて長い期間を設定しません。
「今から」「次回のミーティングで」「次に社長が来たら」、とにかく最速で動くはずです。
1年=今すぐどうにもならない問題
解決の糸口が見えなかったり、どうにもならないことなので、「今すぐどうにかする」と言えないことなのかもしれません。
でも、今の段階で解決の糸口が見えないことが、1年後にいきなり解決するでしょうか?
解決しないと思うのです。
頼りない新人は、1年ではあまり変わらない
こんなことを言われる場合があります。
「あと1年待ってほしい。もう少ししたら新人のアイツが一人立ちするから、もっと楽になるはず。」
これも信じてはいけません。
もちろん、新人が育ってくれたら助かりますが、彼・彼女がこちらの期待しているレベルまで育つ保証はどこにもありません。
今、付きっきりで見ているような頼りない新人が、1年後には完全に手が離れているでしょうか?
いまだに初歩的な質問をしにくる入社5年目の面倒を見ている私には、そうは思えません。
3年後には立派になっているかもしれませんが、そこまで待てるでしょうか?
それに、彼ら・彼女らが育つ前に辞めてしまう可能性もあります。
とにかく、不確定要素を当てにしている時点で、「1年経ったら計画」は、破綻しているのです。
1年の間に、違う問題が起こる
仮に上司が本気で1年かけて、あなたが楽になるような体制を整えているとします。
それでも、きっとそう上手くいかないのです。
会社という集団はたくさんの人がいて、たくさんの人生がありますから、1年の間に様々な問題が起こります。
誰かが産休に入るかもしれないし、思ってもいなかった人が突然退職するかもしれませんし、家族の介護が必要になる人も出てくるかもしれません。
1年というのは、そんな予期せぬことが起こるくらい長い期間なのです。
組織のために退職者を出したくない
職場の問題点が見えていたり、自分の将来をしっかり考えているあなたは、きっと優秀な人です。
そんなあなたが辞めてしまうことは、会社にとって損失です。
だからこそ、1年という長くて短い猶予を提示して、なんとか引き留めようとしているのでしょう。
でも、上司がそうするのは、何のためかというと、「会社のため」です。
あなたのことなんて、1ミリも考えてません。
「あと1年待てば」は信じずに、今動こう
以上の理由から「あと1年待って、そうすれば…」というセリフは、絶対に信じてはいけません。
ちなみに私は、「あと1年待ってほしい」と今まで5回は言われてきましたが、5回とも、1年後に何とかなりませんでした。
理由は上記に挙げた通りです。
今では、上司に「あと1年…」と言われたら、かぶせ気味で「1年でどうにもなりませんよ、私がやるしかないんですよね?」と言います。
すると「…そうだね、頑張ってね。」と言われます、真実はそんなものです。
組織に不満があるなら、上司を頼るより、自分でどうにかしましょう。
どうにもならないなら、転職活動を始めた方がいいでしょう。
1年我慢したけど、何も変わらなかった…
そうなる前に、「今」から始めたほうがよいのではないでしょうか。
また、すぐに転職活動をしないとしても、転職サイトに登録しておくメリットは非常に大きいです。
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
この記事を書いた人
名前:ドクダミ淑子
30代・新卒で入社した人材系の会社で営業として10年勤務。
純白~漆黒まで、様々な企業の人事・経営者と採用関連のお話をしています。
普段はアラサー女性あれこれ・婚活・本やTVのレビュー・キャリアの記事を好き勝手に書いています。
ブログ「ドクダミ自由帳」
管理人:☆←ヒトデの一言
- これが本当に自分に向いている仕事なの?
- 本当はもっと自分が活躍できる場所があるんじゃないの?
- そんな風に考えて今の職場で力を発揮できないのは自分の甘えなの?
- 今の職場で駄目なのは才能云々では無くて、ただ単に自分がポンコツなだけなのかな……
そんな悩みを持っている方向けに
自分の強みを知って、自分に向いている仕事の見つけ方
をお伝えします