こんにちは、てすら(@teslasakurako)といいます。
現在は主婦としてブログを書いたりしている私なんですが、
今日は結婚する前に勤めていたパチンコ店でのお話をさせて頂きたいと思います。
パチンコ店と言えば、割のいいバイトとして選択肢のひとつに上がってくるのではないでしょうか?
ですが、お店によってはとんでもないドブラック企業ということもあります。
特に私がいたお店はアルバイトの人にとってかなり理不尽な環境だったため、パチンコ店でのアルバイトを考えている方にはぜひ読んでほしいと思います。
やってもやっても終わる気がしない仕事量
何が問題だったかといえば、単純に仕事量がおかしかったなあと思います。
お店の人数に対して、仕事の量が多すぎるので全然終わらず、ゴールが見えない毎日でした。
友人から聞いた他店の仕事内容
当時、同業者の友人も何人かいまして、仕事についての話を聞くことがありました。
他店でアルバイトをしていた友人から聞いた仕事内容はこんな感じです。
- 開店準備
- ホール業務
- 店内POP作成(ラミネート作業のみ)
- 新台入替作業(準備は業者の方でしてあり、設置のみ)
- 閉店作業
重要な部分やお金がかかわる部分は正社員が担当しており、アルバイトとの差別化が図られているようでした。
新台入替など深夜に及ぶ作業も、アルバイトの人は台に触ることができないため、早々に帰っていたとのこと。
この友人は県内でかなり力のあるチェーン店でアルバイトをしていたので、「やっぱり大きいところは違うなあ」なんて思っておりました。
私が勤めていたパチンコ店の場合
私が勤めていたお店での店員のお仕事は、
- 開店準備
- ホール、カウンター業務
- 店内POP作成(デザイン、印刷、ラミネート)
- 新台準備
- 閉店作業
- パチンコ玉やコインが循環する機械のメンテ
- 調子が悪い台の修理
という感じでした。
これを正社員・アルバイト問わずに行います。
線引きがされていたのは直接お金を触る作業くらいのもので、それ以外の仕事内容に差はありませんでした。
特に男性は新台準備などにかりだされることが多く、部品の管理から台の設置まで男性全員で行っていました。
正社員というだけで得に向上心なく来てしまった人の穴を埋めるために、優秀なアルバイトの仕事がどんどん増えていくといった現象もあり、
「割に合わないですよ…」
という愚痴を聞く機会も多くありました。
ここまでやってたら終わるわけがない
うちのお店は20名弱と、人数が少ないお店でした。
その中で、店長と課長は自分の仕事にかかりきり(決してサボっているわけではありませんでした)。
残りのメンバーですべての業務をこなさなくてはなりません。
中でも時間がかかっていたのが、店内POPのデザインと、機械関係の修理です。
この二つに時間がかかっていた理由は明白で、
全員素人だからです。
パチンコ店の店員をやろうと思って入った人のなかに、POPのデザインができる人ってどのくらいの確率でいるのでしょうか。
採用時にはそんな話はまったくなかったのですが、やる必要があるということであればやらないわけにはいきません。
はじめてillustratorやPhotoshopを触るような人たちが、うんうん唸りながら何とか作業を進めていきます。
手描きのちょっとしたものならともかく、そういったペイントソフトを使うようなPOPを突然素人にやらせているので、時間がかからないわけがない。
こういった作業は、他店では専用の社員の方がやっていると聞きました。
もちろん、私のいたお店でも本社から送られてくるものはあるのですが、店舗独自の取り組みなどをすると自分たちで作るしかありませんでした。
私もPOP作成にはかかわったのですが、持ってもいないAdobeのソフトに慣れるのに悪戦苦闘。
そしてある程度慣れてからも、配色や画像や文字のサイズ、色々な要素でいちいち悩み、何日もかけてPOPを作ることもありました。
また、調子が悪い台の修理や循環系の機械のメンテについても、業者に頼んでほしいと心から思っていました。
日々のメンテくらいなら、開店準備や閉店作業に無理なく組み込めていたのです。
いざ調子が悪くなったときの対応まで店員がやるのは無理があったと思います。
こちらもやはりメーカーさんではないので、対応が探り探りになってしまい、かなり時間がかかります。
私も経験したのですが、「原因を探る」というところがいつまでも終わらなかったりするのです。
ここがおかしくなってるのかな? 違う…
ではここかな? 違う…
とやっているうちに夜はどんどん更けていきます。
新台入替のときなんかはトラブルが多発するので、朝まで作業してしまうこともありました。
よくわかんない素人が、教えてくれる人もいない状態で慣れない作業を、ホール業務と同時進行でやる。
これに無理があったの一言に尽きます。
作業が終わらな過ぎて、みんな作業をしに裏へ行ってしまい、ホールには店員が1人だけ…なんて状況もありました。
防犯上かなり危険ですし、何もなくて本当によかったなと思います…。
パチンコ店で仕事をするならお店選びは慎重に
このように人が足りていないところだと、アルバイトだろうがあれもこれもやらされてしまっていつまでも帰れません。
現に一部役職のついている社員には、ろくに家に帰っていない人もいました。
パチンコ店ならお給料がいいからバイトしよ!と思っている方は、ぜひ規模の大きくて店員さんが多いお店を選びましょう。
このお店、把握できるくらいの人しかいないな…
というところはちょっと注意が必要かもしれません。
他よりちょっとお給料がよくても、働きすぎで体を壊しては元も子もありませんよね。
面接を受ける前に、事前に何度かお店の様子を見に行ってみて決めるのをオススメします。
この記事を書いた人
てすらです。
音楽とゲームと甘いものが大好きな専業主婦。
子育てにおいての気づきや、歯科矯正の体験談などをブログに書いています。
ブログ:ママゴト
管理人:☆←ヒトデの一言
就職(バイト)予定のお店に一回客として潜入してみるのは滅茶苦茶おすすめ!
- これが本当に自分に向いている仕事なの?
- 本当はもっと自分が活躍できる場所があるんじゃないの?
- そんな風に考えて今の職場で力を発揮できないのは自分の甘えなの?
- 今の職場で駄目なのは才能云々では無くて、ただ単に自分がポンコツなだけなのかな……
そんな悩みを持っている方向けに
自分の強みを知って、自分に向いている仕事の見つけ方
をお伝えします