どうもライターの中馬(@chuuuuuman)です。
以前、「会社の飲み会で行われるチークダンス(セクハラ)を撃退した3つの方法」という記事を書かせていただきました。
いまだにそんな会社あるんだ怖い……。
というコメントももらえたんですが、大丈夫です。 某社はまだまだ健在~♪
チークダンスも個性的ですが、某社にはもう1つ「何がなんでも女性が電話にでるべきだ」という風習がありました。
今日はその愚痴を聞いてください。
何がなんでも電話には女性がでるべき
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もう言葉のとおりです。
「何がなんでも電話には女性がでるべき!!」
私がいたのは営業部でした。卸も小売りもしちゃってるメーカーの営業部でした。
鳴りやまない電話。2コール以内にとらなければならないプルルル!
だがしかし、フロアには、営業事務(女性)が、3人しかいない!!!
部長「……電話、うるさいな(ボソッ)」
そりゃあな。回線16個あるし、ほとんど鳴ってるからな。
でも女性3人みんな電話でてっからさ、耳は2つあるんだけど口が1つしかないから出れないんだわゴメンねー?
いやーもう入社した直後とかパニックでしたね。 女性社員の先輩たち余裕だなすごい~って思ってたら、まさかの前職コールセンター勤務の中途入社組。
新卒入社しちゃった私がやっとの思いで16番目の外線に出たら
「ちょっとずっと電話してんのにでないんだけどーー?(怒)」
しゅん(*_*) まあ、そうですよね……。
削り取られるメンタル
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鳴りやまない電話。 でれば怒られる電話。
しかも電話って出れば終わりの仕事じゃないんですよね。
「パスワードが●●」とか「追加注文が××」とか、皆いろんな要件があって電話してきてるわけでさ。
それで積もった仕事をいつやるかっていったら、やっぱり電話が鳴らなくなった18時すぎとかなわけじゃないですか。
まあ、そのうち電話に出ている間に依頼をこなすって技を身につけるんですけどーーー。 でも私、聖徳太子じゃないですし。
ところで闇金ウシジマくんって漫画、ご存知ですか? モブなんですが電話に出過ぎて耳から出血するキャラが登場するんです。 笑えませんよね。
出てくれる心優しい男性社員さんもいるんだけど
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そんな時に男性社員さん達は何やってんだ~って話なんですけど。 だいたいは出張でいませんでした。
それでもたまに営業事務で欠員がでたとき(まじでヤバイ)とか、一緒に出てくれる心優しい男性社員さん(同期)もいました。 でも、なんか様子がおかしい。
プルルル……プルルル……ガチャ
「ねえねえ、受話器をとっても繋がらないんだけど」
あ、うん。 回線、営業部だけで12個あるから……。
どれにでるか選択して、ボタン押してからじゃないと繋がらなくて。
「そうだったんだ!ありがとう、出てみる」
ありがたい。嬉しい。 あれ、でも、そうだったんだ……ってどういうこと?
「もしもし?」
ちょ、え、もしもし……。 待って、うちの会社、電話に出たときの決まり文句あるから。
お電話ありがとうございます。株式会社〇〇、営業本部、中馬でございます!とかあるから。
もしかして、電話にでるの自体が初か?! あっ、受話器はなした。
「ごめん、これどうやって保留にするの?!!!」
ごめん、本当にごめん先に言わなくてごめんんんn!
「何で電話は女性が絶対出るんですか?」部長に聞いてみた
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いやもうさ、100歩ゆずって女性が電話にでるべきっていうのは理解するよ。
でもさ、他がでれないほど女性が全部とらなきゃだめ? どうするの? 転職するときとか困るよ?
新入社員という無鉄砲さを兼ね備えた私は、営業部長にきいてみたことがあります。
部長から帰ってきた答えは
「でも、会社に電話した時に女の子が出た方が嬉しいでしょ」
もう、なんて言ったらいいのかわかりませんでした。 ただ、ぼんやりと私利私欲ってこういうことを言うのかなって。
もうプルルル……の聞きすぎで頭がおかしくなっていたんだと思うんですよね。
仕事を辞めてフリーになりました。電話は週1くらいで済みます
そんな感じで、退職した私はフリーのライターになりました。
電話はなんと……週1回で済んでいます!! 耳から出血しないよ!!
これは私の主観ですが、仕事にするっていうのは「病的にそれをやること」と近いと思うんですよね。
病的に電話に出まくるのは某社の営業事務としては普通だったけど、フリーライターとしては普通じゃない。
逆に病的に記事を書くのはフリーライターとしては普通だけど、営業事務としてはありえないことじゃないですか。
まあ何が言いたいかっていうと、どうせ病的にやりこむなら、少しでも楽しく、健康的なことでやりたいですよね!
そんな感じ!
著者紹介
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中馬さりの(ちゅうまんさりの)
アパレルメーカー退職後、高校生の時から続けていたライター業で独立。
管理人:☆←ヒトデのコメント
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