こんにちは、はじめまして。くすみと申します。
先月(2017年9月)末で退職し、現在は無職でブログやその他の収入で暮らしています。
奥さま(頭が上がらない)が働いてくださってるので、社会的には既婚のヒモという形になります。
僭越ながら僕の体験をもとに、お仕事でお悩みの心身を削っておられる方に向けて
- 会社から自分の身を守れるのはあなただけ!
- 仕事も大切だけど、仕事のために生きるので無く、自分のために生きよう!
という話を書かせていただきたいと思います。
なりたい職業でも、労働環境が悪ければ話は別
僕は先月まで東京のweb制作会社で、webディレクターという職種をさせていただいてました。
ざっくりご説明すると、webディレクターというのはwebサイトをつくる仕事です。
いろんな業種のお客さまにお会いして、お客さまの業界や商品を理解した上で
「こんなwebサイトはいかがでしょう?」
とご提案し、webサイトの公開まで製作の進行管理を行う仕事です。
いろんな人にお会いするのは嫌いじゃ無いし、自分の提案でお客さまの事業に貢献できたら素敵だなぁと、そんなやりがいのある仕事に憧れていました。
実際やってみると、お客さまに喜んでいただける瞬間が確かにあって、それは本当にやりがいに感じさせてくれるのです!
お客さまのご要望に対して、
「じゃあこういうコンテンツの見せ方なんていかがですか?」
「それわかりやす〜い!」
ここで若干の嬉ションですよ。
ただ、それ以上にスーパー激務だったのです!
お世話になった会社に文句を言うつもりはありません。
ただ、繁忙期の平均退社時間27時。それを黙認され、週の3日は社内泊かタクシーで帰宅。
体力的に限界だとアラートを出しても、業務改善をしろと言われる始末。
もちろん残業代なんか出ません。
もちろん、僕のスキル不足もあったと思います。そこは重々承知しています。
いくら憧れていた仕事・楽しい仕事でも、こんな生活がいつまでも続くわけがありません。
むしろそんな生活を続けていると、楽しいと思っていたこともいつしか楽しさを感じられなくなり、ただただ仕事に行くのが辛い……そう思うようになってしまいました。
なんのために生きてるんだっけ? 仕事のため?
奥さんがいるし土日は絶対仕事をしない、その代わり平日に死ぬ気で頑張る!というポリシーで仕事をしていました。
なので、仕事を土日に持ち越さないよう、少ない頭と体力をふりしぼって平日は死ぬ気で仕事をしてました。まあ、最後の方は死んでましたけど・・・・・・。
でも、結果は平日死ぬ代わりに土日は疲れてどこにもいけず、ただただぐったりするという生活。
さらに、もう良い歳なので土日では十分回復せず、いつしか頭痛や胃痛を覚えるようになっていました。
体力的にもう限界でした。
頭痛薬と胃薬を一日置きに飲んで会社に行く生活。これって幸せなんだっけ?何のために生きてるんだっけ?と。
仕事のやりがいと自分の身体なら、天秤にかけるまでもありません。
疲れ切っていつも下ばかり向いているので、よく地面に落ちている10円玉を見つけました。
こんな人生イヤだ!と。
そんな日が続くと悲しい気持ちになります。
考え方の変化「やりたい事をやりたい」
厳しい状況を経験して考え方が変わりました。
生活費を稼ぐために命を削るような働き方をするのはもうやめようと思うようになりました。
一生懸命働いても体を壊してしまったら何も残りませんからね。
それよりは、違う方法にチャレンジしてみようと。
まだまだやりたいことがたくさんあるし、仕事が忙しくて自分のやりたいことができない人生は嫌だなって思ったんです。
というわけで30歳だし、人生における選択をするにはいい機会だと、次の職場を探さないで仕事を辞めるという選択をしてみました。
やりたいことをもっと存分にやって、それについて情報発信をすることで経済的にも時間的にも自由になれる方法を模索してみようと思ったからです。
幸い、副業で家賃がギリギリ払えない程度の収入があったので。
もしこれがなかったら、別の職場を見つけるという選択をしていた可能性もあります。
ただ、僕の要領が劇的に良くならなければ、同じようなことを繰り返していたかもしれません。
伝えたいこと:結局全ての事は「あなた次第」である。自分の人生を生きよう
今毎日深夜まで働いている方。
もし遅くまで働いていても、楽しくお仕事されている方。
存分に楽しんでください!
楽しい仕事ができるのはとても幸せなことだと思います。
ただ、30過ぎたら急に来るってほんとですよ。
ドッと来ます。
でももし、毎晩遅くまで辛い思いをされている方。
どうかお体を大切にしてください。
会社は自分のことを守ってくれない場合もあるということを覚えておいてほしいのです。
もしそうなったら誰が自分の身を、自分の人生を案ずるのか。
あなた自身です!
僕は退職という選択をしましたが、転職という選択肢もあるはずです。
今あなたが持っているスキルを活かせるもっと良い職場があるかもしれません。
後ろめたい気持ちががあるかもしれませんが、それは決して逃げではありません。
そしてもし退職という選択をする場合、先立つものが何もなくただただ仕事を辞めてしまうのはリスキーだと思われる方がいらっしゃるかもしれません。
もちろん、その通りです。
辞めた後、自分のやりたいことをやるための努力は惜しまないという覚悟が必要だし、やりたいことがわからない場合はそれを自分で見つる努力が必要です。
でも、月並みな言葉ですが、人生はたった一度です。
そして今があなたの人生で一番若いんです。
5年後、10年後に人生をやり直したいと思ってもそれは叶いません。
どうかご自分の人生を生きてください。
なんと言われようがあなたには幸せに生きる権利がある。
そして、どうかご自分で選択してください。
辛い状況であるはずなのに、そこから抜け出せない言い訳を考えたり、何かに身を委ねてはいけません。
仕事で消耗している人にこの記事が届いてくれることを願っています。
この記事を書いた人
名前:くすみ
説明:甘党です。靴磨きとジャズします。愛知県出身、東京都在住。
webディレクターをしていましたが2017年9月に無職になりました。
ブログ:みんくすのぐーぶろ。
管理人:☆←ヒトデの一言
大切な物はたくさんある! でも、1番大切な物を決して見失わないで欲しい!!
- これが本当に自分に向いている仕事なの?
- 本当はもっと自分が活躍できる場所があるんじゃないの?
- そんな風に考えて今の職場で力を発揮できないのは自分の甘えなの?
- 今の職場で駄目なのは才能云々では無くて、ただ単に自分がポンコツなだけなのかな……
そんな悩みを持っている方向けに
自分の強みを知って、自分に向いている仕事の見つけ方
をお伝えします