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美容師は、海外でも活躍できる素晴らしいスキルに違いない

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こんにちは。ニュージーランド在住の元警察官、nanaです。

あなたは、髪が伸びてきたときや髪型を変えるとき、どうしていますか?

多くの人が、美容室や床屋さんに行くのではないでしょうか?

それは日本だけでなく、海外でも同じです。

街にはたくさんの美容室があります。

「髪を切る」ということは非常にシンプルなことですが、いつの時代にもどこに行っても必要とされる技術です。

今回は、そんな美容師というお仕事と海外を絡めて、お話ししてみようと思います。

オーストラリアに、英語力ゼロの美容師がいた

わたしが日本を飛び出してオーストラリアに行ったとき、同時期にオーストラリアに来た日本人の青年がいました。

彼は英語がまったく話せません。語学学校の英語力チェックでもライティングは愚か、選択問題もほぼ白紙で提出したそうです。

名前を呼ばれたときでさえ「はい!」と日本語で威勢よく答え、先生にも

先生「イ、Yesと答えてね・・・・・・」

と言われるほどだったんです。

そんな彼には、武器がありました。

それは

コミュニケーション能力

美容師としての高い技術でした。

ほとんどお金も持たずにオーストラリアにやって来た彼ですが、人が好きということですぐに友だちが増え、喜んで友だちの髪を切っていました。

「今日はチリ人の髪を切るんや!」

「白人の髪、柔らかいなー!」

「クセの種類が日本人とはちゃうなぁ」

など言いながら、様々な国のお友だち、さらにその友だちの髪を切り、経験を重ねていきます。

英語が話せなくても、こんな風にコミュニケーションを取る方法があるんだと驚きました。

でも彼は、日本で経験を積んだプロの美容師なのに

「髪切るの好きやし、友だちだから金いらんでー!」

なんて言いながら、友人からは一切お金を貰おうとしなかったのです。

そんな彼ですが、もともとお金がなかったのに自分の技術に対する代金をもらわないのですから、お金に困った時期がありました。

ところが、「今がチャンスだ!」とばかりに、今まで髪を切ってもらった彼の友人たちがごはんをごちそうしたり、飲みに行ってお酒を奢ったりしていたんです。

これだけ多くの人の髪を切っていただなんてと、毎日のように。

彼はお金がなくなっても、髪を切ることを止めませんでした。そして、その技術を売りつけるようなことは決してしなかったのです。

それでも彼の確かなカットの技術が次々と人を呼んだのでしょう。

彼がお金を貰おうとしなくても、対価を払いたいと思う人がたくさんいたのです。

そんな彼は今では日本に帰国し、関西の美容室でその技術を磨き続けています。

求人が絶えずあり、日本人スタイリストは重宝される

オーストラリアとニュージーランドは、どちらもワーキングホリデーで滞在できて留学生も移住者も多い国です。

特にシティと呼ばれる大きな街には、日本ほどではありませんが多くの美容室があり、中でも日本の技術は高く買われます。

求人募集サイトでも

 

  • 「日本人スタイリスト」
  • 「経験のある美容師」

 

を謳う求人が常に数件出ています。

そして日本人は「器用で丁寧、かつセンスがある」という印象が強いようです。

そのため日本人経営の美容室でなくとも、日本人スタイリストは好感を持たれていることが多いのです。

このことから、日本で美容師をしていた人は海外でも比較的同じジャンルで仕事が見つけやすいです

ある友人は美容師のお仕事を掛け持ちして、さらにお友だちの髪も切るという、ひたすら髪を切り続ける生活を送っています。

彼女はその仕事が好きですし、決して手を抜いたりはしません。

わたしも彼女に切ってもらっていますが、何度も知らない外国人に髪型を褒められています。確かな腕の持ち主です。

https://twitter.com/nanapekota/status/865188187471138817

彼女も日本やカナダ、オーストラリアなどで10年間という経験を積んだ美容師さんです。

求人サイトや自分の足で働きたい美容室を探し、現在の美容室での就職を決めています。

たとえ求人がなくても、ハサミがあれば美容室になる

何より、美容師の特権はどこでも仕事ができることではないでしょうか。

最初の例に上げた英語力ゼロの美容師は、ビーチでも公園でも、風が吹こうがお構いなしにハサミひとつで「青空美容室」をオープンしていました。

確かな技術と自信があるからこそ成し得るわけですね。

旅をしながら、髪を切り続けて世界一周を成し遂げた人もいます。

そう、求人が出ていなくても、自分の技術を持って仕事として成り立たせることができるのです。

「髪を切りたい」と思う人はそこらじゅうにいます。

わたしみたいに、髪がまるで増えるワカメちゃんのように伸びるより増えるタイプの人は、月に1回は切りたいわけですから。

まとめ:手に職があれば、どこでも生きていける可能性が広がる

というわけで、手に職があればなんだかんだ言って可能性が広がるんですよね。

世界中の誰もが必要とする技術の場合はよりその可能性が広がるといえます。

美容師みたいなスキルだとスケッチブックやミニ黒板なんかにハサミや髪を切っている絵を書いたり、自分が髪を切っている姿の写真を貼り付けたりして「hairdresser」と書いておけば、「お、こいつ髪切ってくれるんだな」と認識してもらえるのです。

いいなー美容師さん。

とはいえ、しっかり勉強して下積み時代を経て、今があるわけですからね。誰にでも今すぐ出来るというものではありません。

それでも一生使えるスキルが身についているのって素晴らしいことだなぁと感じます。

人の髪を切るという、ごくシンプルに見えて奥が深い美容師という職業。

お客さんをより素敵な髪型にしたら、切ってもらった人は笑顔になりますね。

そんな笑顔をつくる技術は、海外でも活躍できるかけがえのないものなのです。

この記事を書いた人

北海道出身、元警察官のnanaです。ニュージーランド在住。

日々をちょっぴり豊かにするヒントを書いています。ayuが大好き。ワクワクすることとアイスクリームがエネルギー。ブログのヘッダー作成もやってます!公務員の相談もお気軽にどうぞ。

ブログ:はなうたじゃんぷ

 

管理人:☆←ヒトデの一言

ヒトデ君
ヒトデ君
技術を持っている人間は強いよね。ちなみに僕は技術を売りつける事に関しては超賛成派です
本当の「自分に向いてる仕事」の見つけ方
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