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転職経験6回のぼくが伝えたい。「転職をしてもいいんだ!」と思えた4つのこと

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ぼくは、現在までを振り返ってみると6回の転職を経験しています。

この回数をあなたはどう感じますか?

ぼく自身は、必要に迫られて転職をしてきただけで、ポジティブでもネガティブでもなく、フラットな心境でこの回数を捉えています。

そこそこ少し変わった経歴なので、簡単に転職遍歴を紹介させてください。

  • 高卒で入社したブラック企業を辞めて1年半ニート。
  • 業績悪化でクビになった会社は2社!
  • 最短で入社3日目にバックレた会社もありました 笑
  • 6度目の現在はフリーランスでネットショップの運営をしています。

 

働いたり、ニートしたり、バックレたり、クビになったり色々ありました…

ただ、振り返ってみると、転職をすることで得られたものは多かったと感じています。

転職にマイナスなイメージを持っていたり、もう1歩転職に踏み切れない!

そんなあなたの背中を押してあげられたらと思いこの記事を書くことにしました。

ぼくのちょっと変わった転職経験から、

「転職をしてもいいんだ!!!」

そう思えた話を4つさせていただきます。

参考にしていただけたら幸いです。

転職経験のない人から刷り込まれた先入観

初めての就職先がブラック企業

ぼくは高卒で、地元優良企業と呼ばれる自動車部品の製造工場に入社しました。

同期入社で同じ工場に10人配属されましたが、半年と経たずにぼくを含めて2人に減っていました。

それもそのはず、きつい肉体労働に加え残業時間がとても長かったんです。

工場は2交代制だったのですが、ラインの稼働は24時間。

これ、そもそも無理があるんですよね。(単純計算で12時間働かないといけないので)

24時間稼働の勤務形態って3交代が当たり前なんです。

そこをぼくらは2交代でやっていたので、当然残業せざるを得ません。

基本の勤務形態がこんな感じ。

  • 月曜から金曜までの週5日勤務
  • 1週間ごと昼夜の勤務を交代
  • 昼勤は8:00~21:00(残業4時間)
  • 夜勤は21:00~8:00(残業2時間)
  • 休日出勤あり

 

夜勤で休日出勤したら、日曜日の朝8時ですよ終わるの….。

自殺とかじゃないけど、”楽になりたい”いつもそう思っていました。

友人のお父さんの一言

そんな激務の真っ最中の休日。

地域の集まりに参加したとき、友人のお父さんから就職先を聞かれて、ぼくが答えた後に返された言葉。

「いい会社入ったね!!! 業績も上がってるし、地元優良企業だから転職なんかしたら勿体ない! 定年まで働いた方がいい」

こんな感じの言葉をかけられたんです。

この言葉、当時のぼくは肉体的にも精神的にも参っている状態だったので、素直に受け止められませんでした。

友人のお父さんは、1つの会社にずっと務めてきて転職はしたことがないそうです。

きっと自身の経験から、1つの会社に勤め上げることが最良であると感じてのアドバイスだったんだと思います。

(外野のアドバイスは残酷だなぁ….)

内情を知る由も無いので無理もないんですが、このように思ってしまいました。

こんな経験から、誰かの意見じゃなくて、自分の意見を尊重して転職をしようって覚悟を決めました。

転職の先入観を捨てる

転職についてはネットに様々な情報が溢れていますし、周りの人からアドバイスをもらうこともありますよね。

このことから分かるように、転職についてのイメージって、ネットの情報や人による刷り込みだと思うんです。

ぼくが転職に悪いイメージを抱いたきっかけは、転職経験がない大人たちのアドバイスでした。

「転職はすればするほど給料が下がるよ」

「転職歴が多いと履歴書にキズがつくよ」

 

こんなことをよく言われました。(アドバイス求めてないのに 笑)

ですが、こういうことを言ってくる人たちに限って転職経験が無いことに気づいたんです。

そんな人たちの考え方を真に受けるのはバカらしいと思いました。

体調や精神を病むような無理をしてまで働き続ける必要は全くないと思うんですね。

後悔しない為に自分の意見を尊重するのが大切。

周りからどう思われても、何を言われても関係ありません!!

無理して誰かの意見に合わせることはない!!

こう考えると肩の荷が下りますよ。

自分がいなくても会社は回る

ぼくも始めの頃は

仕事を辞めたらお世話になった人に迷惑が掛かる!!!

と思って転職に気が引けている部分がありました。

でも、実際に転職してみて気づいたことですが、ぼくが仕事を辞めても会社は何とでもなるんですよね。

「自分の代わりはいる」

こう思えるようになって、転職してもいいんだ! ってことが腑に落ちました。

代わりがいる=あなたに価値がない

これは完全に勘違いなので、このように思うのはやめてくださいね。

あなたの苦手なことを得意とする人がいる。

逆に、誰かの苦手はあなたの得意なことかもしれない。

ぼくは仕事には適性があると思っているので、その辺を含めて、転職してきて気づいたことを7つ挙げてみます。

6回転職して気づいた7つのこと

  1. 会社は思ったより自分のことを考えてくれていない
  2. 自分が辞めたら迷惑が掛かる! は考え過ぎ
  3. 転職してもなんとかやっていける
  4. 正社員でも安心できない
  5. 働いてみると求人票と違うことがある
  6. 仕事は合う、合わないがあるものだと感じた
  7. 体を壊す前に辞めることが出来て良かった

 

「自分の代わりはいる」

そう思うとなんだか気持ちが楽になった気がしませんか? 僕はすごく肩の荷が降りました。

あなたがいなくても会社は回るんです。

勤めている会社に気を使って転職を迷っているのであれば、自分の人生が充実することを1番に優先すべきだと思います。

体調や精神を病む前に転職すべし

初めての就職先が、残業の多いブラック企業だったので、当時は肉体的にも精神的にも参っていました。

ぼくが声を大にして言いたいのは、

「ブラック企業に入社してしまった自分を守るには辞めるしかない」

ってことです。

よく

「入社したら3年は働いた方がいい」

って言う人がいますが、これ迷信です。

過酷な労働を始めとする、無理をしなければ働けないような状況では、一刻も早くその職場から離れることが優先なんです。

無理だと思ったら、自分のことを1番に考えてブラック企業から逃げましょう。

こういう場合は逃げるが勝ち!!

次は、ぼくがブラック企業で働いてみて、実際に体感した7つの異変を「転職のサイン」として紹介します。

ぼくが体感した転職を視野にいれるべき7つのサイン

 

  1. 不眠がちで睡眠不足だと感じる
  2. 適度な睡眠をとっても疲れが残る
  3. 仕事の愚痴ばかりこぼすようになった
  4. 怒りっぽく家族に当たってしまう
  5. 出勤前、会社に行くのが苦痛で仕方ない
  6. プライベートの充実が感じられない
  7. 休日の金遣いが荒くなる

 

振り返ってみるとこれだけ異変が起こってたんです!! 自分でもビックリ。

初めての就職ということで、辞めるべき会社なのか判断する”ものさし”がなかったんですね。

あのまま働いていたら、今はどうなっていたんですかね⁈ ゾッとします…

自身のSOSは気づきにくいもの

当時のライフスタイルは、会社と自宅の往復が主で、プライベートな時間はごくわずかでした。

これでは当然ですが、余裕もなく視野が狭くなるのも無理はありません。

先ほどの7つのサインは、SOSのサインと言い換えることが出来ると思います。

このSOSのサインは、会社を辞めて初めて気づくことが出来たサインだと言えます。

ここ重要です。

過酷な状況の当事者になってしまうと、正常な判断が難しく、自分の置かれている状況を冷静に捉えることができなくなります。

ですので、自分の些細な変化にこそ、敏感になっていただきたいんです。

SOSのサインを見逃さない方法

自分の変化を感じたら紙に書くなどアウトプットする

アウトプットすることで、起こった出来事を客観的に見られるようになり、何が問題なのか気づくきっかけになります。

働く環境が変わったら日記をつけてみるといいかもしれません。

家族や友人とコミュニケーションを取る際に自分の変化について尋ねてみる

自分では気づきにくい些細な変化を見落とさない方法です。

ぼくの場合もそうでしたが、身近な家族がいち早く変化に気づくと思いますので、コミュニケーションを取ることが大事です。

追い込まれて身動きが出来なくなってしまう前に、対処をすることがカギです。

自身の変化にも、家族の変化にも素早く気づけるように日頃から意識すると共に、SOSに気づいたら早めに転職の行動を起こすなど、柔軟に対応しましょう。

転職してきた結果、ぼくは幸せである

転職を繰り返す中で、ぼくは転職を良い悪いで判断すること自体がナンセンスだと考えるようになりました。

例えば、

 

  • ブラック企業に入社してしまった
  • 人間関係がギスギスしていて辛い
  • パワハラやセクハラ行為を受けている
  • 業務内容が求人票に記載されていたものと異なっていた

 

などなど、本人の過失ではなく、転職をせざるを得ないような状況も考えられますよね。

同じ会社で定年まで勤め上げることは素晴らしいと思いますが、それは入社した会社次第で、運の要素も少なからずある気がしてなりません。

無理なく仕事を続けられる会社かどうか、入社せずに判断することは出来ません!

だからこそ、転職について偏った見方をするのは危険だと思うのです。

転職そのものが良い悪いではなくて、

「今の自分に転職が必要かどうか?」

これが冷静に判断できるようになるのが大切ではないかと思います。

最終的にあなたが転職についてどんな答えを出すかわかりませんが、その時々でベストな選択が出来れば後悔することはないはずです。

自分の考え方や意見をきちんと持って、周りに流されることなく決断して欲しい!!! ぼくはそう思います。

最後に、転職を続けたぼくの結果論ですが、幸せを感じているということを伝えたいです。

あなたの転職を考え直すきっかけや、後押しが出来たら幸いです。

終わりに:転職についての知識が乏しかったのが心残り

長々と語ってきてしまいましたが、心残りが一つありまして…

ぼくは求人情報誌でしか転職をしたことがなかったんです。

6回目でフリーランスになったので、現時点では雇われることを想定していないのですが、あのとき転職サイトを使っていたら今はどうなっていたのかな? こんな風な思いを抱いています。

転職についての知識が乏しかったのが悔しい! これが素直な感想です。

正しい転職の仕方なんて教わったことはなかったし、どんな方法があるのか思い浮かばなかったんですね(バカですねー)

その辺のコンビニに置いてある無料の求人情報誌で、自分に合った職場が見つかるなら誰も苦労はしませんよね。

今考えると自分の知識のなさ加減を呪いたくなります 笑

ぼく自身も今後どうなるかわからないし、フリーランスを続けながら就職する未来も考えておきたいと思うので、今から転職サイトの使い方を覚えておこうかなと思っております。

みんなも色々使ってみるといいと思うよ!!

おしまい。

この記事を書いた人

名前:まさし

説明:ネットショップの運営が主な仕事。

フリーランス3年目。
ブログを始めてからの出来事や、過去の経験をもとに記事を書いています。

Twitter:@ma_shi_1515
ブログ:ボクは社長でナマケモノ

管理人:☆←ヒトデの一言

ヒトデ君
ヒトデ君
転職をネガティブに考える人が多いけど、もっとポジティブに考えても良いと思う
本当の「自分に向いてる仕事」の見つけ方
  • これが本当に自分に向いている仕事なの?
  • 本当はもっと自分が活躍できる場所があるんじゃないの?
  • そんな風に考えて今の職場で力を発揮できないのは自分の甘えなの?
  • 今の職場で駄目なのは才能云々では無くて、ただ単に自分がポンコツなだけなのかな……

そんな悩みを持っている方向けに

自分の強みを知って、自分に向いている仕事の見つけ方

をお伝えします