社長が身も心も社畜とか・・・・・・(圧倒的末期感)
この記事は、新規事業の運営をたった一人で任された、経営者一族の若手が率直な苦しみを吐き出す記事です。
「お父さんやおじいちゃんが会社やってるから」
といってその会社が必ずしも自分にフィットしているとは限らないのです。
そして、自分にフィットしてない会社で潰されたり、他の「一族経営」タグに書かれてるようなロクデナシな経営一族の元で社会人生命をおくる人達に
「それでいいのか?」
と一石を投じるつもりでキーボードをたたきました。
会社と僕の説明:公共事業メインだったドカタ企業の広報要員
会社の歪みとねじれ。半世紀の歴史。
ぼくは平社員で新規事業の営業・広報・web広報・運営・商品デザイン・商品の販売を1人で全部仕切るという立場で仕事しています。
やきもきしているポイントを並べる前にまずは簡単な状況確認をさせていただきます。
会社(ぼく以外の従業員と社長)にとっての仕事
- 官公庁と民間施設への営業。
- 工事現場の管理
- 工事
- 入札
- 取引先に提出する書類作成(役所相手なので徹夜でやる必要ありな場合も多い)
- 製図
といういかにもな土木建築業の仕事です。
ただ、公共事業用の予算や国から発注元へ回される予算が年々目減りしていて、会社の方ももろにその煽りを受けて、苦しい思いをしています。
ぼくのやっている仕事
- 取引先企業・団体(上とはほとんど被らない)へのルート営業
- webデザイン(商品・広告)
- 会社アカウントの中の人(Twitter・Facebook・Youtube)
- デザインした製品制作のための打ち合わせ
- 製品の販売(実質手売り縛り)
- その他PR系企画に付随する業務(守秘義務に差し障る内容多数)
忙しさとしては充分に手一杯な状態で、超多重マルチタスクをこなし続けた上に、会社都合の引っ越しまで強いられ、繁忙期と繁忙期の谷間のクールダウン期も潰されている状況です。
会社にいる間は脳みそが常に黒煙ふいてます。
社長「みんなと同じになれ。」←無理
ぼくの仕事について表面的に知った上で、ぼくに対して社長が言い放ったひとことがこれです。
「自分の仕事もこなしながら、他の従業員がやってることもやれ」
そして、他の従業員をマネして(無駄としか思えない)
「社内交流にもっと精を出せ」
ただでさえおかしな仕事量なのに、とても肩書付いたヒトの言葉とは思えないこの一言に唖然として
「ダメだこの会社。ダメだこの社長」
と思いました。
頭の構造が違いすぎる相手と認識したぼくは社長とコミュニケーションするという選択肢を直ちに取り消しました。
「意欲的に働こう」と思ってもらえるよう環境を作るのが社長やマネージャーの仕事ですから。
社長も社畜状態。身も心も、ね。
ただ、そうなる背景をぼくも全く理解できてないわけではありません。
社長は祖父から引き継いだ2代目なので
「会社を壊さないように・・・・・・」
と気を遣ってしまいやすい立場でもあります。
取引先に振り回されて作業レベルの仕事まで従事していますし、仕事を怠けるような方ではありません。
ただ、中身があまりにも大衆的で常識に縛られ過ぎていて・・・・・・。
ぼくが見る限り社長は無難な状態を好み、断言するのを避けることを、言動がすべて予防線を張るような性格です。
工事現場では力仕事を中心とした作業をパワフルにこなしますが、経営者として決断を下すことが求められる場面ではその力強さが発揮されることはありません。
それこそ損切りのような大胆さや非情さを求められる様な判断は最も苦手なのではないでしょうか。
仕事を問題なくまわすために自分をも歯車にする社畜そのものなので、会社自体が髪の先から足の爪の先までがっつり社畜根性に支配されているんです。
だから、頭も固くなるし
「仕事してる=冒頭で挙げた会社の仕事だけをしている」
という判断が適応され、新規事業を回してる僕の状態なんて見る余裕もなく、このような暴言を平気で言えてしまうのではないか、とぼくは見ています。
社長とコミュニケーションすることに見切りをつけたぼくには推して測ることしかできませんけど(^_^;)
一族経営で悩んでいる従業員向け! お悩み解決策!
経営レベルまで及んだ無理解、業務内容への支障
を考えればこういう経営トップの考えというのは新規事業を回していくうえで悩ましい問題です。
ぼくはもうすでに解決のために動きだしているので何をするかは決まっているのですが、ここでは3通りの解決法を紹介します。
1.自分がこの腐った会社を変える!
もっとも前時代的な方法でしょう。
書いておいてなんですが、体制に取りこまれてゲームオーバーになる確率が99%台です。
他人を変えるというのは自分を変えるよりも何倍難しいかわからないほど難しいものです。
Dカーネギーの名著「人を動かす」を読むと「他人を変える」難しさと無駄についてかなり理解が深まります。
成功確率1%以下でやり遂げた人もいないわけではないので、方法といえるだけの方法ではあるでしょう。
2.会社が変わってくれるのを待つ
完全に会社任せの方法ですが、経営者の命(物理)も社会人生命も永遠ではありません。
次のトップ次第では大きく改善されるかもしれません。
ぼくの環境を例にすれば、社長も60代なので年単位で改革を待つというなら悪い選択肢ではないでしょう。
ただし、耐える年数分の無駄を埋めるだけの手を打つ必要はありますね。また、変わらない可能性ともっとひどくなる可能性も潜んでいるという不安も忘れたくないものですね。
3.会社を見限って独立する
というわけでこれです。
ぼくは今この方法を取り、実行中です。
ブログを運営し、特技だけで自立し、会社の看板なしでも社会人として生きていく、というものです。(ぼくの場合)
サラリーマンが副業的に独立をする始め方は、優れた選択の1つで、給料を受け取りながらスタートアップに向けて取り組めます。
デメリットは、仕事が終わってから独立のための行動をするため、健康面を維持するのが難しいです。ずっと働いているような物ですから。
また、やり方を間違えると成功しない点、誰も指示をくれないので、自らを戒めて甘えないようにしないといけない点です。
自分が消耗しきってても熱意を失わず続けられるやり方を選びましょう。
会社や自分の肉体や精神の崩壊に備えるという意味でも一考の余地ありです。
おわりに:駄目な一族経営会社に、ダラダラいるメリットは無い
No!優柔不断!
その会社に居るという判断を下すのはよいけれど、何も考えずにそこで消耗し続けるのは凄く勿体無い!
方向を決めて、自分のために方向性を決めて動こう!
ぶっちゃけ過ぎだが・・・・・あえて言おう!!
会社辞めるのを応援してくれるととっても嬉しかったりするぞ!!!!
と!!!!!
独立するだけの力をつけて、会社辞められるよう、応援よろしくなのです!!
この記事を書いた人
名前:とも提督(重オタクブロガー)
説明:社長一族のサラリーマンブロガー。あたごんてーしょくを運営。記事広告、寄稿依頼、バナー作成についてはTwitterのDM、ブログ、SHOPにてお待ちしてます。
管理人:☆←ヒトデの一言
独立してマリオになるってマジ!?
- これが本当に自分に向いている仕事なの?
- 本当はもっと自分が活躍できる場所があるんじゃないの?
- そんな風に考えて今の職場で力を発揮できないのは自分の甘えなの?
- 今の職場で駄目なのは才能云々では無くて、ただ単に自分がポンコツなだけなのかな……
そんな悩みを持っている方向けに
自分の強みを知って、自分に向いている仕事の見つけ方
をお伝えします