こんにちは、TAKUMA(@TAKUMA43330075)です!
工場ラインの仕事を以前約6ヶ月ほどやっていた時期があったのですが、ぶっちゃけ世間の工場ラインの職業イメージってあまりよくないですよね。
でも、ものは考えようで短期間でサクッと稼ぎたい人には大変おすすめの働き方なんですよ!
もちろん、デメリットもがっつりあるのですが……。
今回は、そんな工場ラインで働いていた僕の体験談をもとに、工場ラインの仕事の実態をサクッとご紹介したいと思います。
工場ラインの仕事とは?
「工場ラインの仕事」と一言でいっても、それには様々な種類があります。
わかりやくカテゴリー分けしたら、以下の3つに分けられます。
- 食品関連
- 工場生産
- 家電製造
工場ラインで働いたことのある方は、この3つのどれかにあてはまると思います。
ちなみに、僕が以前働いていたのは「工場生産」のカテゴリーで、主に生活に欠かせないトイレを作る工場で働いていました。
職場環境は製品に合わせた室温・湿度に保たれているため、夏は高温多湿で超過酷でしたね……。
それでも慣れれば誰でもできる作業であり、給料も高めに設定されている場所がほとんどです。(月収28〜30万円とか普通にもらえる)
僕のところではそんなになかったですが、これは自動車関連のライン工と呼ばれる(季節労働者)の貰える給料の目安になります。
ですが、そのような数字だけを見て入ってきた多くの人は(単純だからつまらない。。。)といった理由で辞めていく人が多いです。
それに、工場ラインだと長時間同じ姿勢だから体にガタがくることもしばしば…(腰痛とか)
工場ライン職をやめたい理由としては、肉体的ではなく精神的にやめたくなる人が多いんです。
大きく分けると主な理由は2つ。
- 仕事面での辛さ:ライン作業なので自分がミスすると他の人に迷惑がかかるため、プレッシャーがかかる。
- 生活面での変化に対応できない:大体の工場ラインが2交代制になっているため(トヨタ自動車の場合は、1直(6:25〜15:05)と2直(16:00〜24:40)を土日の休日をはさんで交替するスタイル)生活リズムが悪くなりやめていく。
それに対して、工場ラインの会社が取り組んでいる対策は以下の2つ。
- 給料の格上げ(賃金の値上げ)
- 人材確保により、1人あたりにかかるの労力また労働時間を減らしている(労働時間の削減)
工場ラインは、慣れてしまえば簡単ですがなれるまでが大変で、辞める人が多いのが特徴です。
どの工場ラインの仕事も、最初の3ヶ月をどう乗り切るかが鍵となるので、しっかりと先輩方からコツを盗んで効率よくこなしていくことが大事になります。
また、仕事に自由度を求めすぎる気持ちが強い人には、100%向かない仕事です。
逆に、工場ラインの仕事が向いている人はこんな人たちです。
- 会話が苦手な人
- 黙々と単純作業でも、集中して取り組める人
工場ラインの仕事は、短期的にお金を貯める目的で働くのならありですが、長期で勤めると退職した後の転職に苦労します。
それに、将来のキャリアプランに繋がらないのも大きなデメリットと言えますね。
工場ラインで働くメリットとデメリット!
工場ラインで働こうと考えている人もしくは、いま現在働いている人は今一度そのメリットとデメリットを確認してみてください。
またここでは、あくまでも僕が実際に工場ラインで働いていて感じたメリットとデメリットです。
工場ラインで働くことのメリット
工場ラインのメリットは
- 短期的にサクッとお金を稼ぐことができる
- 精神的・肉体的に強くなる
- ドライな人間関係で楽
- 作業に慣れてしまえば楽
あたりが大きいと思います
短期的にサクッとお金を稼ぐことができる
戦術したように、期間工はかなり割が良いです。社員寮等が用意されている場合もあり、それだと尚更お金が貯まります。
短期的に何か目標があって(海外留学の資金を貯めるなど)稼ぎたい人には、大変向いています。
精神的・肉体的に強くなる
配属されたライン工程によっては、大変キツイところもあるのでそこで契約期間しっかりと働いたらそれが自信にも繋がります。
もちろん、肉体的にもたくましくなります。
ドライな人間関係で楽
多工場ラインで働いている多くの人は、他の派遣会社から来た人や短期の外国人労働者だったりと多種多様です。
みなさん稼ぎに来ているので、よっぽど正社員ばかりのライン工程でない限り、職場環境は人間関係がドライで楽です。
作業に慣れてしまえば楽
最初の2、3週間は慣れない立ち仕事だったり作業だったりするので大変ですが、慣れてしまえば半分寝ててもできる単純作業です。
最初のうちは、先輩のアドバイスなどをしっかりと聴いて効率良くできるように工夫して行きましょう。
福利厚生がしっかりしている
工場ラインの多くが、大きな会社だったりします。
そのため、福利厚生がしっかりしています。
この辺りは、やっぱり会社に勤めている人の大きなメリットといえるでしょう。
工場ラインで働くことのデメリット
続いて工場ラインで働くことのデメリットです
- 配属工程によっては超きつい!
- 肉体的疲労が半端ない!
- 単純作業が苦手な人、自由度の高い仕事をしたい人にはきつい!
配属工程によっては超きつい!
運悪くとても大変なライン工程に配属された場合、とてもキツイです。
そのような、ライン工程は大体人の入れ替わりが激しく、多くの人が続かないような作業また環境になっています。
ポイントとしては、しっかりと配属前に自分の希望を採用担当者に伝えるようにしましょう。
また、万が一そのようなライン工程に配属された場合、続けることがムリなら精神的・肉体的にボロボロになる前にしっかりと自分の意見を管理職の方に伝えるようにしてください。
肉体的疲労が半端ない!
工場ラインの仕事の多くが、肉体労働なので普通に疲労します。(これは、どの仕事も同じなんだけどね)
大体の場合安全靴という重たい靴(部品が足に起きてもケガしないように爪先に鉄板が入っている)をはいた上で立ちっぱなしです。
特に慣れない最初の2、3ヶ月は精神的にも肉体的にも疲れると思うのでしっかりと睡眠をとるのをおすすめします。
単純作業が苦手な人、自由度の高い仕事をしたい人にはきつい!
基本的にすべての動作が決められており、その通りにこなしていくことになります。
簡単な単純作業をひたすら繰り返すので、それが苦手な人にはきついです。
逆に、そういった黙々と作業をするのが向いている人には最高の仕事も言えます。
近い将来工場ラインの仕事はなくなるの!?
もし、あなたが真面目に工場ラインで働いていたとしたら、上司から「正社員にならないか?」との誘いがあるかもしれません。(僕も実際にあったので)
そうなった時に、これから先この仕事はどうなるのか考えたことがありますか?
今世間では、AIなどのロボットによる自動化が進んできています。
工場で働いていたらなおさら、一度は考えたことがあると思います。
(こんな仕事、全部ロボットにやらせらたらいいのに…)と。
自動化が進む背景には、「少子高齢化」があるので日本は必然的に、テクノロジーによる解決を余儀無くされています。
ですが、工場の仕事がなくなることはあっても、人間の仕事はなくならないのでこれからの工場勤務者に言えることは、専門的な資格や経験・スキルなどが必要になってくるということです。(単純な作業は、ロボットに置き換わるので、それを専門的に管理する人が必要になるため。)
AIが人間以上の仕事をこなせるのは、2045年以降だと予想されているため、幸い時間はまだまだあります。
可能であれば、それまでにしっかりと資格をとるなりして準備しておくことは意識しても良いと思います。
まとめ:工場のラインは特に目標を持って働こう!
なにはともあれ、工場ラインの仕事は「単純作業」です。
大なり小なり、目標がないとモチベーションが続かないため、自己嫌悪に陥りやすい傾向があります。
お金は溜まりますが、何かスキルが身に付くわけでは無いので、一生期間工でいいやという人以外は、しっかり目標を持って取り組みましょう。
短期的なお金稼ぎという意味ではかなり割が良い仕事なのは間違いないので、是非工場のラインの仕事を有効に使っていってください
この記事を書いた人
TAKUMA(本名:岡 拓馬)
ブロガー/Webライター /料理人/野菜ソムリエ/プログラマー
今は、北海道で活動中です!北の大地の魅力をサクッとブログにて発信中!他にも、北海道ラボさんのメディアで書いてます!どんどん道産子!
詳しくは、ブログに書いてます↓
ブログ:九州男児のぶらり旅
管理人:☆←ヒトデの一言
- これが本当に自分に向いている仕事なの?
- 本当はもっと自分が活躍できる場所があるんじゃないの?
- そんな風に考えて今の職場で力を発揮できないのは自分の甘えなの?
- 今の職場で駄目なのは才能云々では無くて、ただ単に自分がポンコツなだけなのかな……
そんな悩みを持っている方向けに
自分の強みを知って、自分に向いている仕事の見つけ方
をお伝えします