「エン・ジャパンのエン転職」という謳い文句を最近CMでよく聞く方は多いのではないでしょうか。
エン・ジャパンは2000年に設立され、主に求人情報メディア・人材紹介サービス等の運営を行なっている企業です。
「力のある中小企業への転職に強い」という企業イメージを全面に押し出しており、ベンチャー企業、中小零細、研究機関などへの転職に強いことが大きな強みです。
私はエン・ジャパンを通じて新卒で入社、その後エン転職のエン・エージェントと呼ばれるサービスを利用してキャリアアップの転職に成功しています。
今回はそんなエン・ジャパンのサービスを使った感想や、人材紹介を同様に行っている有名企業と比べたメリット・デメリットについてご紹介をいたします。
エン・ジャパンの「エン転職」の特徴
エン・ジャパンのエン転職サービスは、主に年収400万円から年収600万円ほどを目指す30歳ぐらいまでの若手を中心にターゲットしていることが大きな特徴です。
力のある中小企業を常にリサーチしており、企業への取材時には
- カメラマン
- デザイナー
- インタビュアー
- ライター
が訪問してヒアリングを行うなど、非常にエン転職に力を入れていることが伺えます。
(私は実際に取材を受けたことがありますが、5W1Hをしっかりと抑えたインタビューと丁寧な取材、記事作成の速さに驚きを受けました)
そんなエン・ジャパンのエン転職サービスのメリットとデメリットをまずはご紹介していきます。
エン転職のメリット
エン・ジャパンのメリットは、下記の通りです。
- 第二新卒、または30歳ぐらいまでの若い人が利用すると手厚いサービスが受けられる
- 若い幹部候補生を募集する企業が多く、出世したい人にはとても嬉しい求人が多い
- 大企業よりも力のある中小企業でバリバリ働きたい人に向いている
- 中小企業だけでなく、大手企業の募集もあるため、幅広く求人を確認できる
- エン・エージェント制度がある
第二新卒、または30歳ぐらいまでの人に向いている
どんな企業にも当てはまることですが、若くてかつ社会人経験が何年かある人を会社は常に求めています。
エン転職ではそのポイントに注目し、若手を募集するための専門記事を掲載して人材を募集するなど、工夫を凝らしています。
若い幹部候補生を募集する企業が多く、出世したい人にはとても嬉しい求人が多い
「幹部候補生」とは、将来的に会社の役員、つまり社長の右腕となって活躍してほしい人を募集しているという意味になります。
初任給の高さだけでなく、その後の出世にも大きく影響します。
幹部候補生として入社すると最初からキャリアプランがしっかりと定まるため、企業も働く人にもメリットがある制度です。
エン転職では先ほど若い人をターゲットにしていると申し上げましたが、まさに若くて力があり、幹部候補生を募集するような、これからぐっと伸びていく企業へしっかりとアプローチしていますので、珍しい求人にたくさん触れることができます。
私も実際にエン・ジャパンを通じて幹部候補生として企業に入社した際は、昇給スピードが周りの人間と比べて2倍あり、基本給の昇給率は10%〜20%でした。
一般的な企業の昇給は、2%程度。
大企業よりも、中小企業でバリバリ働きたい人に向いている
大企業を批判するわけではありませんが、社員数が多い会社というのは仕事が非常に細分化されており、また上司や同期も多いため出世が容易ではありません。
また第一線でサービスを企画するような仕事や、会社の命運をかけたプロジェクトに参加することは難しいです。
中小企業であれば人が少ないので、どんなことにも果敢にチャレンジする機会が与えられます。(ただし、本当にたくさん回ってきますので覚悟は必要ですよ)
また会社を運営する上で必要なこと(営業・事務・実務・税務・管理など)を一貫して学びながら、マルチなキャリアを積みたい人にも非常におすすめです。
中小企業だけでなく、大手企業の募集もあるため、幅広く求人を確認できる
エン転職では中小企業向けの転職が強いとお話しましたが、実は大手企業の求人もたくさんあります。
- マイクロソフト
- サイバーエージェント
などのIT企業や
- マツダ
- ホンダ
などの自動車業界の研究機関
- 三菱電機
- パナソニック
など、他社の求人サイトでは絶対に見つからないような案件がたくさんあります。是非チェックしてみましょう。
エン・エージェント制度がある
エン転職には、エン・エージェント制度があります。
これはいわゆる転職のコンシェルジュ(個人担当)があなたについてくれて、職務経歴書のチェックから面接の手配まで幅広くサポートしてくれるサービスです。
私も実際に使用しましたが、職務経歴をつき合わせながら
- どんなキャリアを今後積んでいきたいのか
- どれぐらい収入が欲しいのか
といったことをヒアリングしていただき、非常に良い転職をすることができました。
希望すれば簡単に利用できますので、積極的に使っていきましょう。
またエン・エージェント制度での転職をしようとすると、「職業紹介」をエン・ジャパンが実施することになります。
通常の転職と違い、エージェントを通すと企業側は「入社時の30%程度の年収」をエージェントに支払うことになりますので、お金に余裕があり、いい人を取りたいと思っている企業に出会いやすいです。
とてもおすすめですね。
エン転職のデメリット
エン・ジャパンのエン転職のデメリットは下記の通りです。
いきなり高収入は望めない
エン・ジャパンのエン転職サービスは、高くても年収700万円が限界です。
いきなり1000万円を目指すことは難しいと思ってください。そういった転職を目指している方は「ハイクラス転職」に特化したビズリーチを利用するのをおすすめします
ただし、幹部候補生としてベンチャー・中小企業に入社し、役員として登用されるキャリアを目指していくことで数年後に達成することは可能です。頑張っていきましょう。
年齢が高いと求人数が少ない
これはどの転職サイトでも同じです。
40歳を超えてくると求人があまりありません。
ただし、実績があれば話は別ですので、必ずエン・エージェント制度を通して企業に接触し、自分をアピールすることで転職は可能です。
社内制度(福利厚生)がまだ整っていない企業がある
当たり前ですが、中小企業は社内制度や福利厚生、管理がうまくいっていない企業が多くあります。
「それが面白い」「自分で制度をつくっていきたい」と思える方でないと、エン転職は向いていないです。
逆に自ら会社を回していきたいとモチベーションが上がる方には非常に素晴らしいサービスだと言えます。
エン転職の登録方法
エン転職の登録の流れは下記の通りです。
まずこちらのWEBサイトから、「まずは会員登録」をクリックします。
あとは事務局から直接連絡がありますので、順番に転職に必要な書類を準備していくだけです。具体的な流れは、下記の画像をご覧ください。
エン転職は転職時のサポートが手厚いことで有名ですが、実は入社後のサポートも手厚く、私も入社後3年経ってもいまだに電話でフォローをしてもらえています。
定期的なメールマガジン(転職後の身の振り方や、業務のこなしかたについての内容です)や、相談を受けてくれますので、とてもおすすめですよ。
エン・ジャパンのエン転職についてのまとめ
- 年収400万〜600万円(多くて700万円)がターゲット
- 30歳くらいまでの力のある若手を募集している
- 金銭的に余裕があり、人材に積極的に投資できる中小企業の求人がたくさんある
- 出世願望がある人におすすめ(幹部候補生登用が多い)
- エン・エージェント制度を使って効率的効果的な転職が可能
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