半年前に会社を辞めたヒトデです
自分はおよそ三年半サラリーマンとして働いてから独立したのですが、はっきり言って会社員時代の経験をそこまで活かせてません
- 最低限の社会人としてのマナー
- 会社員としての作法
- 働く人の気持ち
- 会社の仕組みの理解
みたいなものが理解出来たといった意味では+でしたが、直接的に役立つ技術のようなものは習得出来てません
正直上記のものだけでよければ1年も務めればわかるので、3年半も勤める意味はありませんでした
そんな反省からこの記事では
将来独立や転職を考えているサラリーマンの皆に
会社員という選択をした以上意識するべきこと
を自分の反省も兼ねて共有しようと思います
仕事は仕事だし、ゆるく最低限のお金貰えたらいいや~って感じの方には当てはまらない内容なので、そういう方は特に読まなくて大丈夫です!
入社した以上、最も貰うことを意識しないといけないのは「お金」ではなく「経験」「技術」である
ここを意識出来るかどうかで、会社員生活は180度変わります
はっきり言って1年目の給料が15万であろうが30万であろうが大した問題ではありません
もちろん最低限生活が成り立つレベルという前提です
というのも、技術や経験さえ習得出来れば市場内の自分の価値はどんどん上がります
それは収入(給料)の増加にもそのまま直結しますし、自分が働きやすい環境へ場所を移動する事も出来るようになります。それはそのまま幸せにつながります
そもそも入社一年目の社員は基本的に「戦力」としては数えられていないのが普通で、会社は新人へ「投資」をして、5年後、10年後に回収しようと考えるのが普通です
つまり入社時は技術習得という意味でとってもおいしい状態です
会社は今後最も必要な「経験」「技術」を与え、成長を助けてくれます
多くの人が「新卒を逃すな」というのはこういった「会社が人材に投資しようとしている」時期を逃すなという意味合いが大きいからです
入社一年目で出来た内容を、3年目も5年目も繰り返してる場合は危険
誰でも出来る事や、日々のルーティンに甘んじてしまい、1年目に出来た事を今でも繰り返している場合は危険信号です
何故ならそれは
「成長していない」
もしくは
「その会社でしか意味がない成長をしている」
ということだからです
会社に勤める以上は少しずつ「出来る事」の幅を広げるように考えるべきであり、それが増えるにつれて給料は勝手に上がっていきます
会社の方針で給料が上がらなくても、「自分の価値」さえ上がっていればその得た「経験」「技術」を使って転職が出来るようになります
残業はそういう意味では意外と悪くない
こういった視点になると、残業云々の考え方も少し変わってきます
割増しでお金も払って技術も学べるなんてラッキーである
会社も多く投資する代わりに人材が早く戦力になってラッキーである
本来はこうやってWin-Winになるはずなんだけど
でもね、わかってるよ!!! 現実はそんなに甘くないよね!!
- 会社は「社員の成長」よりも「目の前の仕事」を
- 社員は「自分の成長」よりも「目の前の給料」を
お互いのうちどちらかでも一致しなかったらこれは成り立たない
そしてこれが成り立ってる会社ってちゃんとあるんだろうか……
かくいう僕も今でこそこんな意識高い事を書いているが、大学生、新卒一年目と完全に「会社はお金を貰うために、仕方なく勤めている」というスタンスだった
っていうかぶっちゃけ今でもそう思っている節がある。残業とかクソくらえである。自分の時間が大事じゃ
自分が成長を実感出来ているのであれば多少の残業は許容しても良いが、サビ残とか常軌を逸した残業(労働基準法違反)に付き合う必要は一切無いのはおぼえておいてほしい
上げるのは「社内の評価」では無くて「市場の評価」
ここを間違えてはいけないと強く思っています
全ての仕事に対して
「この仕事で、自分の「市場での価値」を上げるにはどうすれば良いか」
というスタンスで臨むのが最も好ましいです
本当に誰でも出来るルーティンだけで毎日を追えてしまっては危険です
同様に、その会社でしか通用しない人材になってしまうのも危険です
元々大手と言われていた企業でも平気で潰れる時代です
10年20年と「社内の評価」だけをあげ、「市場の評価」をおろそかにしてしまうと、万が一投げ出された場合マジで人生詰みます
逆に、市場の価値さえ上がっていれば
- より良い給料
- より良い環境
の職場に移動することが容易になります
いずれは今の仕事を辞めたい、と考えている人もこの考えは必須
与えられてるルーティンをひたすら行う
そんな風な社会人生活を送っていても、日々をなんとかこなす事は出来ても、何かを変える事が出来ない
結局お金がたくさんほしければ、もしくは給料を減らさずに働く時間を減らしたいのであれば
「自分自身の成長」
が必須である。別に自己啓発セミナーみたいなことを言いたいわけでは無いが、これは紛れも無い事実だと感じている(フリーランスになってからは特に)
そして、会社はそれを実現するのに非常に都合が良い
自分にとっても、今までの職場の基準はとにかく「楽さ」「ゆるさ」だったが、それでは結局じり貧なのかもしれないと思い直した
現状から脱したいのであれば、「成長」するしかないのだ
「自分自信の成長」「市場価値を上げる事」の二つは常に意識しよう!
もちろんどの道を選ぶかは自由だし、そもそも体や心を壊してしまっては完全に意味が無い
そして、このバランスをとるのは凄く難しい事だとも思う
それでも
- 「自分自身の成長」
- 「市場価値を上げる事」
は、特にこれからの終身雇用なんて幻になった時代を生きる僕たちが、最も意識するべきことだと強く感じている
以上。「会社員になるという選択をした以上、意識しておくべき2つの事」でした。
おわりっ
- これが本当に自分に向いている仕事なの?
- 本当はもっと自分が活躍できる場所があるんじゃないの?
- そんな風に考えて今の職場で力を発揮できないのは自分の甘えなの?
- 今の職場で駄目なのは才能云々では無くて、ただ単に自分がポンコツなだけなのかな……
そんな悩みを持っている方向けに
自分の強みを知って、自分に向いている仕事の見つけ方
をお伝えします